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ミュージアム



映画2016/11/12
CD2017/03/16

監督・脚本 大友啓史
原作 巴亮介
脚本 高橋泉、藤井清美
音楽 岩代太郎
主題歌 Taking Off/ONE OK ROCK

出演 小栗旬、妻夫木聡、尾野真千子、松重豊、
野村周平、丸山智己、市川実日子、田畑智子、
伊武雅刀、大森南朋、五十嵐陽向

(感想)

こういう題材の映画って
何年か毎にブームみたいに作られる気がするんだけど、
おおよそ半世紀生きている自分には、
それほど刺激的でも目新しくもなくなってしまった。

ただ、今作は
サイコパスのカエル男(妻夫木)による私刑が

・ドッグフードの刑
-犬を捨てた女が犬に食い殺される
・母の痛みを知りましょうの刑
-ニートが自分の出生時体重分の肉を切り取られる
・均等の愛の刑
-1/2ずつ体を切られて妻と愛人に送られる
・ずっと美しくの刑
-美容整形狂の女が冷凍死させられる
・針千本飲ますの刑
-自称占い師が針を飲まされて窒息死させられる
・お仕事見学の刑
-どうなるか?!

というもので、
実際に執行するシーンはほとんどないが、
かなり残酷さが生々しく感じられて、ゾッとした。
こじつけ方もうまい。

犯人の標的が裁判員制度の裁判員だということも、
捻りのあるサイコパスの真意にも、
昨今だったら実際にありそうだとゾッとさせられる。

だから内容的には悪くないと思う。

が、構成のせいで、
主人公の刑事・沢村(小栗)が
呆れるほどバカにしか見えない。
小栗の演技は熱くて目を奪われるが、
自分からするとまだまだ若い印象なので、
中堅ぽいポジションにはどうにも違和感が拭えなかったが、
熱血バカさには納得出来た(笑)

その刑事の妻・遥(尾野)が標的の一人だったわけだが、
多忙な夫に「あなたは最低の父親だ」と言って家出しちゃう、
ありがちな専業主婦なんだけど、
息子は父を全く恨んでいないので、
大人から見たら不憫さがあるにせよ、
子供をだしにして自分が淋しいんじゃねえか、と同情出来なかった。

カエル男を演じた妻夫木も
サイコパスらしいサイコパスをそつなく演じている。
ああ、サイコパスだなって(笑)

こういう映画は
観賞後の後味が悪いほうがインパクト大だな。
日本映画だとこういう結末になるんだろうけど。

裁判員制度についての問いかけもあるんだけど、
これはもう法律として決まっている以上仕方ないと思った。
そう言われても、どうしろって言うんだ?って言う感じ。

自分的にはあちこちツッコミたくなったけど、
それなりに楽しめるんじゃないかな。

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