『ジャージー・ボーイズ』

2014/09/27

2015/02/04

監督　クリント・イーストウッド
脚本　ジョン・ローガン

出演　ジョン・ロイド・ヤング、エリック・バーゲン、
マイケル・ロメンダ、ヴィンセント・ピアッツア、
クリストファー・ウォーケン、ロブ・マーネル、
レネー・マリーノ、フレイヤ・ティングレイ、
キャサリン・ナルドゥッチ、ジョニー・カニツァロ、
ドニー・カー、ジョーイ・ルッソ、ジェームズ・マディオ

（あらすじ）

♪シェリー（全米１位）はじめ、
いくつのもの曲を大ヒットさせた
６０年代を代表するロック・バンド
「フォー・シーズンズ」の
ブロードウェイ伝記ミュージカルの映画化。

（感想）

実話。
ジョー・ペシの登場に驚き。

この人たちのことは全然知らなかった。
♪シェリー　と
♪君の瞳に恋してる　は知っていたけど。

チェッカーズを思い出した。
フミヤがフランキーで、高杢がトミー(笑)
ミュージカルにしたらいいのに。

ショウビズ界とヤクザのつながりは万国共通なんだね。
ひばりちゃんと山口組など・・・

若い男の子達が夢に向かって突っ走る姿は
傍から見ていて爽快だ。こういう話は大好き。
大体それが破綻する日が来るのがわかる切なさとの
コントラストも含めてね。

想像していたとおりに素敵な映画だった。
自分はデカルロ（ウォーケン）目線でこの映画を観ていた。

正直このジャンル－今、一般的に言う「オールディーズ」ってモノ－は
詞はロマンティックでいいなと思うんだけど、サウンドが好みじゃない。
♪君の瞳に恋してる　も
ボーイズ・タウン・ギャングのカバーのほうが良いと思う。

さらに残念なことに、フランキー役のジョンの歌声が苦手だった。
エリック、ヴィンセント、マイケルはこれから注目したいと思った。

登場人物たちが時折画面からこちらに話しかけてくるんだけど、
これは
「俺らもあんたたちと同じ一般ピープルだったんだぜ」
みたいな気さくさと、
それゆえに諸々の出来事にリアリティと共感を覚えて
自分は不自然に感じなかった。

メンバー４人の好演に加え、
クリストファーが出色だった。
あの、優しいような、危ないような感じは彼にしか出せないね。