プリンス・オブ・ペルシャ　時間の砂

監督　マイク・ニューウェル
脚本　ボアズ・イェーキン、ダグ・ミロ、カルロ・バーナード
音楽　ハリー・グレッグソン＝ウィリアムズ

出演　ジェイク・ギレンホール、ジェマ・アータートン、ベン・キングスレー、
アルフレッド・モリナ、スティーヴ・トゥーサント、リチャード・コイル、
トビー・ケベル、ロナルド・ピックアップ、リース・リッチー

（あらすじ－ほぼネタバレ）

シャラマン王（ロナルド）・ニザム（ベン）兄弟は
ペルシャ帝国を築いた。
王は２人の王子、タスとガーシブに恵まれた。

ある日、町でダスタンという勇気ある男児を見かけた王は、
彼を養子に迎えた。

－時が経ち、タス（リチャード）、ガーシブ（トビー）、ダスタン（ジェイク）は
王の居ぬ間に、敵国へ武器を提供しているというアラムートを征服した。

ダスタンはアラムートで短剣を手に入れた。
アラムートの王女・タミーナ（ジェマ）は評判どおりの美貌の持ち主で、
タスは自分の妃にしようとした。

王は聖なる都のアラムートを襲撃したタスを攻め、
武器を探し出すように言いつけた。

タスは、旅立つ前にダスタンに「父への贈り物にするように」と
法衣を渡した。

宴の席で、王はダスタンにタミーナとの結婚を勧める。

ダスタンは王に法衣を送るが、
それには毒が仕込まれており、
王は死に、ダスタンは暗殺者の汚名を着せられ、
タミーナの先導で逃亡、追われる身になる。

タミーナの狙いは短剣だった。
その短剣は「時間の砂」を使えば、
時間を元に戻せ、過去を変えられる代物だったのだ。

ダスタンとタミーナは、砂漠で
小悪党のシーク・アマール（アルフレッド）一同に捕まりながらも、
王の葬儀に忍び込み、
信頼する叔父のニザムに真実を打ち明けようとするが、
彼こそが今回、裏で手を引いていたことに気付く。

ニザムは幼い日に兄である王の命を救ったことを後悔しており、
その過去を変えて、自分が王になろうとしていたのである。

短剣を時間の砂の入った硝子容器に突き立てれば、
無限に時間を遡ることが出来るが、
そんな使い方をすれば、世界が砂漠化してしまう。
タミーナは短剣を寺院に封印しようと考えた。

寺院にある黄金に釣られたアマールらと共に
向かったダスタンとタミールだったが、
既にそこはニザムが送り出した暗殺部隊によって襲われていた。
短剣は奪われ、ダスタンに理解を示したガーシブも命を落とした。

王となったタスを訪ね、命がけで信頼を取り戻したダスタンだったが、
ニザムがタスを殺してしまった。

ニザムは短剣を突き立て、時間が遡っていくが、ダスタンが何とか引き抜き、
アラムート征服直後までで止まった。

ダスタンはそこでニザムの悪事を暴露、
ニザムは成敗された。

タスはタミールに詫び、
彼女にダスタンとの婚姻を勧めるのだった。

（感想）

自分は

デイ・アフター・トゥモロウ
以来、
ジェイクのファンである。
彼の青く澄んだ瞳からは
いいやつオーラと知的さが出ていて、好感度が高い。

ブロークバック・マウンテン

ジャーヘッド

プルーフ・オブ・マイ・ライフ　など
出演作もハズレが少ない。

なので、この役は
自分の中の彼のイメージにぴったりだった。

映画自体も　なかなか面白かった。
映像も力があったし、
話も適度にドロドロしていたし、
彼の派手なアクションが楽しめる。
三兄弟がいい感じなので、
誰も死なないでいる過去に戻れてめでたし、めでたし（笑）
情よりも血のほうが勝る・・・みたいな結果は　淋しいしね。

シャッター・アイランド　（←リンク）の
ベンはさすがに上手かった。
当初の笑顔が優しかっただけに、鮮やかに裏切られた感じ。

脚本には　

魔法使いの弟子　（←リンク）のダグとカルロが携わっている。

ヒロイン・ジェマは　

タイタンの戦い　（←リンク）　に出演。
アルフレッドは　

ピンク・パンサー２　（←リンク）

魔法使いの弟子　（←リンク）に出演。
トビー　も　

魔法使いの弟子　（←リンク）に出演。
リースは　

ラブリーボーン　（←リンク）に出演している。

目新しさはないものの、
ディズニーだけあって、親子で健全に楽しめる作品。

オフィシャル・サイト
http://disney-studio.jp/disney/