福岡県警久留米署は17日、デリバリーヘルス(無店舗型性風俗店)で呼んだ女性を日本刀で脅したとして、暴力行為法違反容疑で熊本県阿蘇市内の病院に勤務する医師・田代祐士容疑者(45)を逮捕した。田代容疑者は、禁止されている性行為を試みたが、女性に断られたことに激怒。日本刀を抜いて「なめるな」などと脅かした疑い。容疑については「脅すつもりはなかった」と否認している。

 ヤラせてくれないデリヘル嬢に逆ギレした医師が、日本刀を片手に暴走した。

 逮捕容疑は17日午前0時40分ごろ、久留米市内のデリバリーヘルスを通じて自宅に呼んだ女性・専門学校生(25)に、サービス内容が違うとして逆上。酒に酔っていた田代容疑者は、禁止されている“本番行為”に及ぼうとしたが、女性に拒否され「話が違う。最後までやらせてくれるんじゃないのか」と憤慨し、同室に飾ってあった刃渡り72センチの日本刀を振りかざし「オレを誰と思っているのか。なめるなよ」などと脅した疑い。

 女性はあわててその場から立ち去り、連絡を受けた同店スタッフが110番通報。同5時半ごろ、女性とともに捜査員が自宅に駆けつけ、逮捕した。同署によると、田代容疑者は「(日本刀の)さやを抜いたのは観賞するため。脅すつもりはなかった」と容疑を否認しているという。

 同署によると、田代容疑者は日本刀などを集めるのが趣味で、室内に日本刀3本、なぎなた1本を収集していた。刀の所持については、京都府の教育委員会の許可を得ていたため、銃刀法違反には当たらない。
熊本から“出張” 勤務していた病院によると、田代容疑者は総合診療科の医師で、17日も通常通り勤務予定だった。久留米市の自宅から阿蘇市まで車で2時間以上かかり、週末だけ帰宅していたが、16日は平日にもかかわらず自宅へ。病院関係者は「びっくりした。こちら(阿蘇市)にいると思った」と話し、田代容疑者が日本刀を収集していたことも知らなかった。

 事件を受け、同病院のホームページでは「医師紹介」で田代容疑者の名前を削除。病院側は懲戒免職も視野に検討しているという。

 久留米市内の別のデリバリーヘルス店によると、通常はホテルなどに呼ぶケースが多いが、近年の不況を受け、自宅への派遣を行う店舗が急増。現地に送迎後にスタッフが待機はするものの、密室で男女が2人となる状況での安全性の確保については頭を悩ませている。


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