理学療法士の臨床豆知識100

臨床における素朴な疑問点やポイントなど、新人理学療法士や学生さんのためになる記事を心掛けています。


テーマ:
●片手は杖、もう片方は手つなぎ介助。これだけです。


いつもご覧頂きありがとうございます。

ふじやまです。



テーマは小技(こわざ)ですよ。小枝(こえだ)じゃないですからね(-。-;)


我々理学療法士は入院のリハビリの場面で、特に人工膝関節全置換術(TKA)や人工股間節全置換術(THA)または大腿骨骨折後のリハビリなどにおいて、整形疾患患者さんのリハビリを進めていく中で、歩行レベルを定期的に評価し高めていくことを行っていると思います。


そして歩行器からT字杖または4点杖などに歩行レベルを上げる時、僕ら理学療法士は必ず、まずどんなに小さくとも「悩む」瞬間があります。

そう、歩行レベルを上げていく時それは変化点でもありますから、何か必ず根拠があって歩行レベルを上げる、歩行器から杖の使用を許可するというところに繋がっていきますね。


TUGやFRT、10m歩行など評価の仕方は様々かと思いますし、実際臨床では経験の有る先生方は治療と同時進行で評価を行いながら、患者さんが使用する歩行補助具を許可していると思います。


学生さんは実習中においては

「根拠は?」

「何を基準に?」

「教科書に2週でT字杖って書いてあっても、○○さんはほんとにこれできるの?」 ←リアル笑


なんて、バイザーから責められる指導されることが多いですから、何か数字で表せる客観的な評価を行ったうえで、歩行レベルを上げることを検討する作戦が無難ではないかと思います。



治療をしながら評価をする。これ臨床では当たり前のことですが、今回のテーマ:歩行器から杖への変化点で使える小技。
使えるかどうかは微妙ですから「小技」にしておきますww


患者さんは片手で杖を持ち、もう片方の手を介助者と手つなぎで支えてもらう。
この状態で歩いてみる。


もし患者さんが杖1本でも安定して歩けるならば、介助者の手を頼って支えにしてくることはないでしょう。
しかしその逆なら、まだ杖1本では不安ならば介助者の手を支えに押してきます。

患者さんが杖以外のところも頼っていなければ不安で歩けないなら、まだ杖歩行病棟自立は難しいのではないかと思います。


その時はまた少しレベルを戻して、コツコツと練習していくですね。



理想的なことはもちろん、客観的な評価を行えることですが、今回のは治療の中にある小さなポイントでご紹介させて頂きました。




駄文が長くなりました。




ありがとうございました。

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