竹谷とし子です。
豊島区内のNPOが主催する「こより食堂」に参加させていただきました。
こより、というのは、子どもやお年寄り、という意味だそうです。
ボランティアや、地域貢献する飲食店などのご協力によって、優しい参加費で、美味しいお昼ごはんをいただき、みんなで歌い、簡単な体操もしたり、という会でした。
雰囲気が、明るい、温かい、というのが、会場に入った時の第一印象です。
平日昼間の会は、大人の会でした。
ですので、昭和の映画の歌。
私も、一曲参加させていただきました。わからない歌で所々音がずれました・・・スミマセン。
ご参加者の自然な笑顔が、とっても印象的でした。
そして、それを優しい目で見守る、若いボランティアの方々の表情が、感動的でした。
池袋という都会のど真ん中で、地域の老若男女のつながりが再生されていく取り組み。
さらに、ここに、子どもも集うと活気と明るさが倍増して、お年寄りにとっても張り合いができ、楽しい事だと感じます。
常日頃から、昔は当たり前だった、井戸端会議、おすそわけ、助け合いなど、ご近所づきあいの再現が、とても大切だと感じています。
「私たちには、キョウイクとキョウヨウが必要なの」
東日本大震災で家を失い、地域とのつながりも失ってしまった仮設住宅に暮らすお年寄りがおっしゃっていた言葉を思い出します。
キョウイク とは、今日行くところ。
キョウヨウ とは、今日の用事。
今日行くところと、今日の用事があることが、生きるために必要なんだと教わりました。
人のつながりが希薄な都会でも、同じことではないでしょうか。
お茶や食事を共にしながら、気を使わずにいられる、温かい場所。
そういう場所を作ってくださっている、ご関係者の皆さまに心から敬意を表します。
ありがとうございます。
(東京都豊島区の辻かおる区議会議員のFacebookのお写真使わせていただきました)