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2009年5月、我が家に待望の第一子が誕生しました。
2400gと小さく生まれた我が子ですが、とても元気な男の子です。
我が子は生まれつき身体に障害があります。
先天性上肢欠損。
息子には生まれつき両腕がありません。
息子が生まれるその時まで、私たちは何も知らされていませんでした。
何も知らせてくれなかった病院の、私たちに対する説明も非常に不可解、且つなんとも適当で不愉快なものでした。
病院とは現在も話し合いが続いており、いまだこちらが納得できる説明は何一つ無いままです。
息子が生まれてから3ヶ月と12日、数々の苦悩を乗り越えてきました。
息子の将来を案じ、涙もたくさん流しました。
両腕を持たない子供が生まれる確率は日本国内で100万分の1、年間3人~5人程度の割合だそうです。
「なぜうちの子が?」
障害を持つ子の親は皆そう思ったことが必ずあるでしょう。
私たちも例外ではありません。
ですが数々の悲しみ、不安を乗り越え、今は誰よりも幸せを感じています。
この子のおかげできっと今後同じように障害を持つ人々と知り合い、触れ合える。
この子が私たちが知らない世界を教えてくれる。
きっとこのままだと知るはずも無かった世界へ導いてくれる。
そう思うと、これからの生活が楽しみで仕方がありません。
息子に出会えて人生が変わりました。
物事の捉え方、考え方が一気に変わりました。
これから一般の家庭とは少し違った生活が、私たち一家を待ち受けています。
そんな少し違った生活の中で、私たちにしか経験出来ない幸せを掴んでいきたいと思います。
将来息子に「生まれてきて良かった」と、そう思ってもらえるように。
生まれてきてくれて、本当にありがとう。