みっち・ザ・わーるど

棋士高橋道雄のはっぴーだいありー


テーマ:
201601171248000.jpg

先日、「がっこうぐらし」について書いたら、
何と、すぐさま藤田綾さんに会うという奇跡的な偶然。

もちろん、すぐさま、「がっこうぐらし」を
お勧めしてきました。

ちょうど、「ウォーキングデッド」を見終わって、
次に何を見ようかなと思っていたところのようで、
これはまた、絶好のタイミング!

マンガorアニメを見たら、ブログにコメントを
入れておいてね!と言っておいたら、早速マンガを
読んでくれて、コメントを入れてくれました。

これはどうもありがとう!

是非、藤田さんからの口コミで、女流棋士の中で、
「がっこうぐらし」を流行らせて下さい。

昨日のお好み対局。

鹿野さん、序盤の入りは完璧!
特に、上手に玉頭の位を取らせなかったのが
いい指し方で、ここまで組まれると、上手はもう、
大敗気分となる。

そして、まだ駒はぶつかってはいないけど、
鹿野さんがもっとも勝利に近づいたのが、図の局面。

髙野六段、△6四金と出た手の駒音がひときわ
高かったけど、これは自信があるんじゃなくて、
もう、どうにでもなれ!みたいな心境だったんだろうな
と推測する。

ここでは絶好の一手がある。

▲7七桂!

対して△5五歩には、▲6五桂△5六歩▲5三桂成。

自陣の桂がポンポン跳んで、5三に成り込むのを
天使の跳躍とか表する時があるけれど、これはもう、
天使過ぎる跳躍であります。

図での上手の主張点は、6筋の位だけなので、
これをかっさらわれてしまうと、いいところが
ひとっつもなくなってしまう。

プロから見ると、▲7七桂の局面は、もはや
投了級です。

しかし・・・。

実戦はここから、▲6九飛△6三金上▲1五歩
△同歩▲2五歩△同歩▲同桂と進む。

△6三金上となって、上手の6筋が分厚くなった
感じになって、玉頭方面から手を作りに行くも、
これはやられたな、と私の直感が囁く。

下手陣の銀冠は非常に素晴らしい形で、
このままであれば、上手からは、取り付く島もない。

ところが、自分から我が家の屋根をはがすような事を
し出すと、必ずしっぺ返しがきたりするもんなんだ。

実戦も、案の定、その懸念が的中してしまって、
後に1筋や2筋からの逆襲を食らってしまった。

やっぱりね。

そうなる予感がしてた。

これは、藤井システムを指し慣れ過ぎている事の
一種の弊害と見ているんだけど、どうかな?

どうも、振り飛車の右桂を攻めの駒との
イメージを持たれているらしいんだ。

対イビアナ戦においては、それで良し。

でも、本来は右桂は守りの駒であって、
捌くべきは、左桂。

それが、振り飛車の基本の心得となる。

状況によって、駒の役割が変わってくるので、
そこをよく見極めたい。

では、図から▲6九飛△6三金上と進んだ場面では
実際、どう指すべきだったか?

解説時ではうまく語れなかったので、家に帰ってから
考え直してみた。

で、自分なりには、△6三金上に対しても、
やはり▲7七桂と行くべきだったと結論。

以下、△5五歩▲6五桂△5六歩▲5三桂成
△同金▲5六金と進める。

これで上手は桂得だけど、歩切れで6筋がどうにも
収め切れない。

下手は金の攻撃参加で、桂損を補って余りある。

次には▲5五銀と打つのが、プロ好みの
手厚い攻め。

もし△7八銀とかなら、▲4五桂△同歩▲3三角成
△同桂▲6四飛△同金▲5三角と強攻したって、
下手方、楽勝だ。

非常に素晴らしい陣形を組み上げて、
そのまま押し切れるかと見ていただけに、
非常に残念。

捲土重来です、鹿野さん。

左サイドの天使の跳躍も忘れずに!



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