春に着たいシャンブレーシャツを今日も一つご紹介します。 勿論オールシーズンで着れますよ。
ジェラードの新作のフェイドトマトのシャンブレーシャツです。
レッドがくすんだような渋い朱色で、フェイドトマトと名づけられているカラーです。
ガチャポケやメタルボタンを使ったディテールやオリジナルシャンレー生地の風合い等、ジェラードらしい拘りとアレンジが入ったワークシャツになっています。
ジェラード シャンブレーガチャポケ ワークシャツ JP94108 フェイドトマト です。
生地はオリジナルで作られた5オンスのセルビッチシャンブレー生地です。
シャンブレーは、経(タテ)に色糸、緯(ヨコ)に白糸(または経糸と違う色糸)を使用した平織の生地で、布面の独特な霜降りの風合いが特徴的な生地です。
余談ですがシャンブレーが平織なのに対して、デニムは綾織りですよ。
近づいて見ると分かる白場が、離れて見ると柔らかい色調に感じさせます。
生地感もパリッとした質感です。
形はJELADOが毎年リリースする定番のアイテム、ガチャポケ シャンブレーのワークシャツです。
素材を変えて作り続けている完成された良い形です。
やや小ぶりな襟は、着用時に綺麗な形を作ります。
1930年代当時の「BIG YANK」のガチャポケのシャツがベースで、写真右の小さいポケットは、ヴィンテージ独特の袋縫いポケット、写真左はペン差し付きポケットです。
袋縫いの小さなポケットです。
アールを描いたフラップの形も良いですよ。
袋状にポケットを作って縫い付けています。下辺はボディーに縫い付けていません。
ヴィンテージの仕様の一つです。
もう片方はペン差しが付いています。
ステッチは濃さを変えた同色ステッチです。
カンヌキは斜めに入ります。
このシリーズはボタンも特徴的です。
錆びた雰囲気のメタルボタンです。
立体感もあり、凸部分は摩擦で色が落ち下地が出ていますよ。
カフス部分もこのボタンです。
くすんだ真鍮のようなゴールドがフェイドトマトに合う渋いボタンです。
カフス部分の形もベーシックでありながら、丁寧に作られた上質な雰囲気が漂います。
このシャツ特徴の一つに運針があります。
運針とは針使いの事ですが、ステッチ幅が狭くとられています。
運針を細かく縫うことで、生地によりアタリが出て、古いシャツの雰囲気にどんどん経年変化していくよう設定しています。
肩部分や腕部分はトリプルステッチを使用し、強度を保てる仕様となり、ポケットなどは当時と同じダブルステッチを使い分けています。
マチ部分は、セルビッチ付きです。
後ろです。
形はスッキリとしたシルエットです。
腕回りなども適度に細く、着た時のラインが綺麗に出ます。
新入荷のシュガーケーンのデニムワークパンツと合わせてみました。
11オンスのワイド目のワークパンツです。
ジェラードのブラックウォバッシュ Steelbeam Coat を着せてみました。
クラシカルンなブラックウォバッシュの一重のジャケットです。
フェイドトマトの色合いが差し色になり、よりジャケットも引き立ちます。
今度はヘッドライトのハイバックのオーバーオールです。
オールド感が滲みながら、オシャレ感もありますね。
秋にはフェルト系のハットも合いそうです。
この上に先ほどのブラックウォバッシュのジャケットも合いますね。
この形はジェラードが一番初めにワークシャツをリリースした最初のデザインです。
ジェラードの中でも歴史の長い定番アイテムで、質実剛健なしっかりとしたシャツは、作りに徹底的に拘りながらもオシャレにワークシャツを着られたい方にお勧めの逸品です。
是非、実物をご覧ください。
15800円 + TAX です。
http://t-w-wolf.jp/?pid=111455838