皆さん、こんにちは。桜はいつ咲き始めるか気になる頃になりました。

 

さて、今回の院長ブログは、治療終了の患者さんがいらっしゃいますので、そのご報告です。

 

14歳の中学生の女の子です。上の前歯が不揃いなことを気にして来院されました。

口元もややもっこりした感じがあります。

 

上下の真ん中のラインもずれています。

左写真の横のかみ合わせはとても奇麗に咬んでいましたが、右写真の横の歯は上の歯が外にずれたりとまずいかみ合わせでした。

咬み合わせの面からみても、凸凹しているのがわかります。

横顔のレントゲン写真からは、上下の前歯が前方に傾斜していることがわかりました。

 

治療方針は、上下の第一小臼歯(前から4番目の歯)を両側、計4本と、下顎の親知らずも抜歯としました。ブラケットとJフックヘッドギアを用いて治療開始となりました。

 

治療開始からちょうど2年した写真です。

ぱっと見た感じは、まあまあ悪くない状態です。

凸凹もとれ、スペースも閉じ切りました。一般の人が見ればいつ外してもOKと思うでしょう。

しかし、下に示す下から見上げた写真からわかるように、微妙に前歯が接触していません。上顎が当初の予定より、若干前方に位置しているのです。

これでは前でも後ろでも咬めてしまい、咬む位置が不安定なんです。将来、顎関節が痛くなったり、めまい、肩こり、頭痛など引き起こしやすいと思われます。

その事を患者さんにお話しし、治療は長くなるけれども、上顎の歯を一本づつ後方へ送りなおしました。

さらに1年半かかりました。トータル3年半でした。以下に治療前治療後をお示しします。

 

        治療前                治療後

ズレていた真ん中のラインも合わせました。

横の歯のかみ合わせもばっちりです。

 

        治療前                治療後

咬み合わせの面からみても、奇麗に仕上がりました。

下から見上げた写真です。2年経過時とは違い、全ての歯がきちんと接触しました。

これで安心です。

 

        治療前                治療後

口元も、前歯が下がって閉じやすくなり、とてもすっきりした感じです。

笑顔では、口角を上に挙げられるようになりました。

 

   治療前      治療後

斜め、横顔もとても奇麗にバランスがとれました。

 

治療前

治療後

パノラマ写真です。治療後に根吸収なども見られません。

 

        治療前                治療後

横顔のレントゲン写真です。前歯が後退し口元がとても奇麗になりました。

 

感想を書いていただきました。

治療終了おめでとうございます。治療期間が長くなり申し訳ありませんでした。4月から広島の大学へ出て行かれるので、焦りましたが、何とか間に合いました。まだ不安定ですからリテーナーをしっかり使ってくださいね。また徳島に戻られた時にチェックしていきましょう。お疲れ様でした。大学での新生活、エンジョイしてくださいね。

 

私は、抜歯症例はだいたい2年半から3年で終了予定と説明しています。しかし、生き物は反応が様々で、思ったように全てがいきません。患者さんによっては、治療が長くなると、未完成でももうこれでいい、という方もいます。辞めるのは簡単ですが、矯正治療は美容ではなく医療です。未完成では将来健康に害を及ぼすものだと思っていただきたいのです。

世間一般では、矯正は美容、と勘違いされている方が多くいます。決してそうではありません。生きるために食べ物を摂取する最初のとても重要な器官なのです。ここに不具合があると、様々な問題が将来発生します。高齢社会で元気な人とそうでない人の咬み合わせは、明らかに違います。私達矯正医は、正しく咬んだ人を、一人でも多く増やしていくことが使命だと思っています。これからも精一杯頑張る所存です。

それでは、今回の院長ブログはこれまでです。皆さん春を楽しんでくださいね。

 

徳島の歯列矯正治療専門医院 藤崎矯正歯科クリニック

当院のホームページ http://fujisaki-kyousei.com もご覧ください。

 

AD

皆さん、こんにちは。温かい日も出てきましたね。梅も咲き始めて、次は桜か、という気分になりますね。

 

さて、今回の院長ブログも治療終了の患者さんがいらっしゃいますので、そのご報告です。

26歳の女性で、上顎前突と凸凹を気にされて来院されました。

初診時のお顔の写真です。笑顔での上顎の前歯の前突は確かに気になります。口元も閉じにくそうな感じです。

お口の写真です。真ん中のずれもありました。

横の歯は奇麗に咬んでいましたが、前歯の前方への傾斜は強い感じです。

凸凹も認められますが、中程度でしょうか。

レントゲン分析でも、上顎だけではなく、下顎の前歯も前方へ傾斜していることがわかりました。治療方針は上下左右の第一小臼歯を計4本抜歯して、ミニスクリューを使用して、ブラケットを用いて行うこととしました。

 

治療期間は2年3ヵ月、以下に治療前治療後を供覧します。

         治療前                治療後

治療後はズレていた真ん中も一致しました。横の歯のかみ合わせも狂わせることなく、前歯も奇麗に下がっています。

 

        治療前                治療後

もちろん凸凹も解消し、隙間も残っていません。

 

こては治療後のみです。内外側的にも適切に配置できました。

 

        治療前                治療後

口元も閉じやすくなり、笑顔での上顎の前歯の見え方は格段に良くなりました。

 

        治療前              治療後

斜めも横顔もとても奇麗なバランスのとれた、より上品な雰囲気になったと思います。

 

治療前

 

治療後

治療後には根の吸収なども認められませんでした。

 

         治療前                治療後

横顔のレントゲンでも、前歯が後方に移動したのがわかります。

 

感想を書いていただきました。

治療終了おめでとうございます。ご出産で2か月ほど来れなかったですが、それでも予定よりも早く終了しましたね。速く動いて良かったです。途中スクリューの緩みなどもありましたが、奇麗に仕上がりました。育児も大変ですが、リテーナーの装着も忘れないで頑張ってください。お疲れ様でした。

 

それでは、今回の院長ブログはこれまでです。皆さん、季節の変わり目は風邪などひきやすいですからご注意ください。

 

徳島の歯列矯正治療専門医院 藤崎矯正歯科クリニック

当院のホームページ http://fujisaki-kyousei.com もご覧ください。

 

 

AD
皆さん、こんにちは。2月も中旬を過ぎて寒さに大分慣れてきた感じがします。少し暖かい日は、春が遠くないことを意識するようになりますね。
 
さて、今回の院長ブログは、右上犬歯が生えてこずに、骨内に留まっている方の矯正治療が終了したので、そのご報告です。
 
初診時年齢は16歳の男性、実は13歳の中学生の時にも一度来られたんですが、矯正の方針などをお話ししたら、本人が嫌がってそのままだったんですが、16歳になってやっぱりしたいと来られたという経緯です。
これがレントゲン写真です。左上の方にある青い矢印が眠っている歯を指しています。かなり高い位置で、根っこの先は副鼻腔内に突き出ていました。かかりつけの歯医者さんに、このままではまずいから矯正に行ってくださいと言われたわけです。
 
初診時の口の中です。眠っている犬歯の部分は大きく隙間が空いていますが、後方の歯は奇麗に咬んでいました。正面から見ると上顎の前歯は右へ傾き、いわゆるすきっ歯の状態です。これを本人は気にしているわけです。
左側は奇麗に咬んでいました。
咬み合わせの面です。概ね奇麗に並んでいました。
顔写真です。大きな問題は感じられませんでした。
 
治療方針ですが、眠っている歯を、外科的に穴を開けていき、ボタンを貼り付けて、徐々に引っ張り出す方針が正論だと思います。しかし、あまりにも深いので、相当大きく空けないと接着するためのスペース確保や、乾燥状態の維持が困難で、失敗のリスクが高い気がしました。また引っ張っても歯と骨が癒着していれば、失敗です。途中で接着剤がはがれる危険もありました。なんと言っても患者さんの痛みや不快感は程度も期間も相当なものだと予想されました。かかりつけ歯科医は、それでもトライしてほしいとの意見でしたが、患者さんおよび保護者の方も、眠っている歯はそのままにして、それ以外の歯の移動を希望されました。
 
最終的には、患者さんのご希望を優先いたしました。マルチブラケットを用いて1年11カ月で治療終了となりました。以下に治療前治療後を供覧します。
 
         治療前               治療後
治療後は隙間もなくなり、上下の正中線は一致しました。
犬歯のスペースには、歯があるように見えますが、実はプラスティックの歯を前後の歯に貼り付けただけです。治療中はずっと隙間がありましたが、装置撤去と同時に貼り付けたわけです。
咬み合わせも狂うことなく奇麗に仕上がりました。
 
         治療前               治療後
微妙にずれていたところも、奇麗に仕上がりました。
 
これは治療後のみです。内外側的な接触も適切に付与できました。
 
         治療前               治療後
骨格に変化は全くないので、笑顔での前歯の見え方は格段に良くなりました。
斜めや横顔は、歯の見え方以外は変化はありません。
 
         治療前               治療後
横顔のレントゲンです。特に変化はありませんでした。
 
治療前
治療後
パノラマ写真です。犬歯は全く動いていません。親知らずはこれから抜歯の予定です。
 
感想を書いていただきました。
治療終了おめでとうございます。中学生の頃は、先の事よりも今が全てですから、装置をつけたがらない子が多いです。でも高校生になると、将来のことを考え始めますので、これはやっておくべきと決心がつく人も出てきます。治療やっておいて良かったと思いますよ。ただ眠った犬歯を出してあげられなかったのは心残りです。あれはさすがに深く、リスクが高いと思います。あそこまで深い症例は私も経験が無く、自信もありませんでした。お許しくださいね。貼り付けたダミーの歯の部分では、硬いものは咬めません。成人になってから、かかりつけの先生の所で、ちゃんとした歯を入れてもらってください。お疲れ様でした。
 
それでは、今回の院長ブログはこれまでです。早く春が来てほしいですね。
 

徳島の歯列矯正治療専門医院 藤崎矯正歯科クリニック

当院のホームページ http://fujisaki-kyousei.com もご覧ください。

 
 
 
AD

皆さん、こんにちは。1月も半分を過ぎて、お正月気分も抜けてきました。

さて、今回の院長ブログは、治療終了の方がいらっしゃいますので、そのご報告です。

 

タイトルのように、上顎の犬歯が1本骨内に眠っている状態で、他には虫歯で第一大臼歯が3本根っこのみで、その他にも第二大臼歯が1本、第二小臼歯が1本根っこのみでした。

上のレントゲンで、横向きの犬歯と、歯がない部分がわかりますでしょうか。

口の中の写真はこんな感じです。

 

とりあえず、第一大臼歯3本の残根と第二小臼歯の残根は抜歯してもらい、精密検査となりました。

 

大臼歯が無くなってぽっかりスペースができています。上下の真ん中もずれています。

左側ですが、上の大臼歯が伸びきて下の歯ぐきを咬みそうです。これがやっかいでした。

上顎は凸凹は気になりませんが、実は右側の犬歯が歯ぐき内に隠れていました。

下顎は中程度の凸凹でした。左の第二大臼歯は残根でしたが、何とか残して前に移動することとしました。

 

治療方針は、まず犬歯はあきらめて抜歯としました。またミニスクリューを左の上の内側と外側の両方に打ち込み、垂れ下っている大臼歯を持ち上げることとしました。

その他は、残根で抜歯したスペースを閉じることになりました。

 

まずはスクリューをセットです。

5ヶ月後です。少し大臼歯が持ち上がり始まっています。

さらに3カ月経過時のレントゲンですが、左上の親知らずを抜歯しておけばよかったとこの写真をみて思いました。

大分大臼歯も持ち上がってきました。

 

治療開始から10カ月して、下顎の横にブラケットを装着しました。

 

いよいよ第二大臼歯の前方移動の開始です。左側は無事持ち上がったので前に持ってくることができました。

 

治療開始から1年半です。大分スペースが詰まってきました。

 

さらに1年、治療開始から2年半で治療終了となりました。

治療前と治療後並べて供覧します。

 

         治療前              治療後

ずれていた真ん中も一致しました。

横の歯も山と谷が奇麗に咬みました。左側の落ち込んだ大臼歯も持ち上がり、下顎の第二大臼歯と咬合しました。まだ下顎は仮歯ですので、この後に、きちんとしたものを被せて、上とさらに緊密に咬合の予定です。

 

         治療前              治療後

咬み合わせの面です。隙間も完全に閉鎖して奇麗なアーチとなりました。

 

これは治療後のみですが、適切な接触関係が構築できました。

 

         治療前              治療後

顔の写真です。もともと悪くはありませんでしたが、よりバランスが良い感じとなっています。

 

  治療前      治療後

斜め、横顔でも良い感じです。

 

治療前

     

治療後

     

斜めの犬歯は無くなり、スペースもなくなりました。ただ親知らずが傾いたままです。

当初はこれが利用できればと期待していましたが、現状では厳しい状態です。

 

         治療前              治療後

横顔のレントゲンです。前歯が少し後方に入り、口元のシルエットは奇麗になっています。

 

感想を書いていただきました。

治療終了おめでとうございます。初めは犬歯は横向いているわ、大臼歯が根っこしかないし、残った大臼歯も下の歯ぐきを咬むぐらい下がってしまい、これは長くかかると覚悟しましたが、凄く早く終わりました。親知らずをコントロールするつもりでいたので、その分早くなったこともあります。インプラントなど人工物を埋め込むことなく、天然の歯の根っこだけの歯列となり、とても良く咬めると思いますよ。お口の中の年齢はかなり若返りましたよ。外す日に下の前歯に少し乱れが出ていて心配ですが、リテーナーで調整します。これからも頑張って通院してください。お疲れ様でした。

 

歯は、咬む相手がいなくなると伸び出してくるというおもしろい性質があります。今回の左の大臼歯が典型例です。こうなると入れ歯も作れないのです。矯正で歯を動かすという手段が最も効果的ですが、難しい動かし方であるため矯正医には相当のプレッシャーがかかります。今回はうまく行ってほっとしています。

それでは、今回の院長ブログはこれまでです。皆さん、お元気にお過ごしください。

 

 

徳島の歯列矯正治療専門医院 藤崎矯正歯科クリニック

当院のホームページ http://fujisaki-kyousei.com もご覧ください。

 

 

皆さん、こんにちは。12月になり一段と寒くなりましたね。私は少し風邪気味でしたが、ようやく治ってきました。皆さんはいかがですか?

 

さて、今回の院長ブログは、治療終了のご報告です。

22歳の男性、前歯部の凸凹を気にされ、一般歯科からご紹介していただいた方です。

咬んだ時に正面から見ると、あまり問題あるようには見えませんが、実は右の上顎の2番目の前歯が完全に内側にブロックアウトされていました。

横の歯のかみ合わせは、両側とも非常に緊密に咬んでいます。できればいじりたくないという位です。

咬み合わせの面をみると、上顎はもちろんですが、下顎も前歯部は激しい凸凹状態です。

このままでは磨きにくく、将来虫歯の多発、引き続いて歯周病になり、早期に歯を失うことになります。

顔つきは正面・横顔ともにバランスのとれた良好な状態です。

しかし、笑顔の時の上顎の正中線が明らかに右にずれています。右の2番目の前歯が後ろにずれている分、1番目の歯は右へ寄っている状態でした。

 

レントゲン的にも大きな問題は見られませんでした。

 

実はこの患者さんは大学の3年生で、あと1年4カ月で卒業して徳島を離れる予定でした。

治療が長引いた場合は、徳島へ通院するつもりとはおっしゃっていましたが、こちらにご実家があるわけでもなく、あまり長い治療は避けたい状況でした。

そこで、治療方針は、上下右側の2番目の前歯を1本ずつ抜歯をしてブラケットを装着して治療することとしました。この方針は治療期間は早いですが、気になる上顎の真ん中のラインは、顔の真ん中からずれたままになることは承諾していただきました。

 

治療期間はちょうど2年でした。ただ4月以降は、毎月通えなかったので、実質1年半あまりでした。以下に治療前治療後を供覧します。

 

        治療前                 治療後

治療後は上下の正中線同士は一致しました。横のかみ合わせも崩さずに完成しました。小さいですが虫歯が所々に出来てしまっています。残念ですが、こういうデメリットもあります。

 

        治療前                 治療後

咬み合わせの面です。凸凹も取れ奇麗な歯列になりました。

 

これは治療後のみです。内外側的にも適切に配列できました。

 

        治療前                 治療後

大きな変化はありませんが、顔面と歯の正中線のずれは残っています。

 

      治療前           治療後

斜めも横顔もバランスは良い状態がキープされています。

 

治療前

治療後

パノラマレントゲン写真でも、根っこの吸収なども見られませんでした。

 

        治療前                 治療後

横顔のレントゲンも大きな変化はありません。良い状態をキープしています。

 

感想を書いてい頂きました。

 

治療終了おめでとうございます。最後ぎりぎり卒業に間に合わなかったのが残念でしたが、よく遠路通院ありがとうございました。通常は左右対称的に抜歯をするのが原則ですが、今回は歯のブロックアウトの程度も強く、横の歯は両側ともめちゃめちゃ良く咬んでいること、1年半程度の治療期間で終わらせたい、などの理由で総合的な判断となりました。真ん中のずれは見た目ありますが、機能的にはまったく心配いりません。今後はリテーナーをしっかり使って守っていきましょう。お疲れ様でした。

 

それでは、今回の院長ブログはこれまでです。皆さま、手洗い、うがいをまめにして、風邪やインフルエンザにはご注意ください。

 

徳島の歯列矯正治療専門医院 藤崎矯正歯科クリニック

当院のホームページ http://fujisaki-kyousei.com もご覧ください。

皆さん、こんにちは。今年の台風は強力です。18号の久米島の電柱が折れている写真は、見た瞬間に恐怖を感じました。自然の猛威と供に生きていかなければならない覚悟が必要ですね。各自ができる範囲の防衛準備をして、被災時には協力しあう精神が求められますね。

 

さて、今回の院長ブログは、治療終了の患者さんがいらっしゃいますので、そのご報告です。

16歳と若い高校生でした。右側の横の歯が2本(小臼歯)、それと見えにくいですが、両側の一番奥の歯(第二大臼歯)も内外側的にずれていました。

こんな感じです。

 

初診時の1年前から痛みや雑音が出始めていたとのことです。普通この若さで関節の痛みが出ることはまれです。初診相談に来られて、治療の概略を説明しましたが、まだ決断がつかなということで、しばらく考えていました。しかし4ヶ月後にさらに痛みが強くなり、つらさも増したので、矯正治療を決断されました。ただし、関節症状が必ず治る保証はできないことはお話ししました。

 

初診時の写真です。

真ん中も下顎は少し左に偏位していました。

横から見た歯の前後的位置関係はばっちりOKでした。

でも下から見ると内外側的にはズレガあります。よく見ないとわかりません。

咬み合わせの面です。一見歯並びはよさそうです。でも奥歯は微妙にずれています。上顎は最後方の歯が外へ開いています。逆に下顎では内側に傾斜気味です。

顔つきには問題は感じません。

 

レントゲン写真では親知らずが4本あることがわかります。

前歯の位置は悪くない状態でした。治療方針は第二大臼歯を移動しやすくするために、親知らずは抜いていただきました。あとはブラケットを付けて並べる方針としました。

 

治療期間は1年10カ月でした。以下に治療前と治療後を掲載します。

治療後は顎関節の痛みや雑音も消失して、今のところは上出来です。

 

        治療前                治療後

真ん中も奇麗にあいました。

横の歯の咬み合わせも崩れることもなく仕上がりました。

        治療前                治療後

奥歯の乱れも奇麗に直りました。

 

        治療前                治療後

下から見た角度からも、内外側的な配置も完璧です。

 

        治療前                治療後

顔つきはもともと悪くありませんでした。ほとんど変化は見られません。

 

治療前

 

治療後

親知らずが無くなりました。根吸収なども見られませんでした。

 

        治療前                治療後

横顔のレントゲンです。大きな変化はみられません。

 

感想を書いてい頂きました。

治療終了おめでとうございます。最初は矯正なんかやりたくないモードが、強く感じられましたが、結局痛みが強くてそうは言っていられなくなりましたね。まだ若いので、顎関節も大きな障害は残っていないと思います。途中では顎に痛みが強くなったりと、大変でしたが、後半は症状も消えてきて、楽になっていった気がします。これからはリテーナーで守っていきましょう。お疲れ様でした。

 

ここで、ちょっと振り返って、この症例における私の推測をお話しします。

下の写真を見ていただくと、青いラインが初診時は左上がりで、治療後は水平になっています。

 

        治療前                治療後

        治療前                治療後

これは正面からのレントゲン写真です。いつもはお見せしませんが、精密検査時には必ず撮影しています。この写真でも下顎の傾斜が同様に変化しているのがわかります。

 

患者さんは右の小臼歯2本が内外にずれて咬めていませんでした。さらに第二大臼歯も同様にずれていて、臼歯は第一大臼歯のみが咬んでいました。左に比べ咬めていないわけです。それにより右の歯がどんどん沈んでいく、咬み合わせの高さがどんどん小さくなっていったといえます。その結果があの傾斜だと思います。咬む力を右の歯では支えきれないので、顎の関節にも右側には大きな負荷がかかります。この患者さんは右の顎だけが痛かったのです。歯のずれが咬む力の左右のバランスを崩し、ついには顎関節の痛みにまで発展していったと思われます。

そうなると、左右対称の咬合が付与された今後は、症状は消失したままでいてくれる可能性が高いとも言えます。しかしこれは後付けの推測です。初診時にはわかりません。今後ストレスや歯ぎしりで過剰負荷がかかってまた発症するかもしれません。ここが生き物の難しいところです。個人差に関しては読めません。

色んな経験を積み上げて、より質の高い治療結果を残せるように頑張ります。

それでは、今回の院長ブログはこれまでです。皆様お元気にお過ごしください。

 

徳島の歯列矯正治療専門医院  藤崎矯正歯科クリニック

当院のホームページ http://fujisaki-kyousei.com もご覧ください。

 

 

 

皆さん、こんにちは。先日の台風は凄かったですが、皆様の回りは大丈夫でしたか? 携帯が鳴る避難勧告や指示が出過ぎているようにも感じますね。本当に必要な時に必要な人にだけというのは難しいんでしょうね。

 

さて、今回の院長ブログは、少し前になりますが、治療終了の患者さんがいらっしゃいますので、そのご報告です。

正面や左右からは問題は感じません。実はこの患者さん小学校の時から矯正治療を行っていたので、奇麗に咬んでいるのです。

しかし、咬み合わせの面をみると、右写真のように前歯がかなりの重なりが出てきてしまっています。これが患者さんの主訴でした。治療の後、保定装置など使用していなかったんです。

顔の写真です。やや口元が盛り上がり気味でした。

親知らずは存在していましたが、その他に問題はありません。

横顔のレントゲン写真分析では、上下の前歯が前方に傾斜が強いこともわかりました。

 

総合的に考えて、咬み合わせは良いですが、前方傾斜を改善し、口元もすっきりさせるために上下左右第一小臼歯を計4本抜歯して、ミニスクリューとブラケットを用いて治療を行うこととしました。

 

治療期間は、2年9カ月でした。以下に治療前後の写真を並べて供覧します。

 

         治療前              治療後

治療後も緊密な噛み合わせは維持できております。

 

        治療前              治療後

下顎の凸凹も綺麗に並びました。

 

これは治療後のみですが、内外側で的にも適切な位置に配置できました。

 

        治療前              治療後

正面からの顔の写真です。唇が薄くなり、楽に唇の閉鎖ができています。笑顔も口角を上げるスマイルとなりました。

   治療前     治療後

 

斜め、横顔でも口元が引き締まったような感じになりました。

 

治療前

治療後

パノラマ写真でも根吸収なども見られませんでした。

 

        治療前              治療後

前歯が大きく後方移動したことがわかります。

 

感想を書いていただきました。

 

治療終了おめでとうございます。小学校から矯正をして、また3年近く矯正をしてと、本当にお疲れ様でした。治療の途中で上の横の歯が先に後方に下がって、前歯が取り残されて、出っ歯のようになった時に、これって本当に下がるんですか?って心配していたのをよく覚えております。安心してください、大丈夫ですよ、とお話ししたように、きちんと下がりましたよ。これからはリテーナーをきちんと使って安定させていきましょう。

 

小学校から中学校にかけて行った治療は、凸凹を改善するために、側方拡大と前方傾斜をしています。治療後5年間で親知らずが後方から押して来たり、歯自体が元の場所に戻ろうとする後戻り、などで前歯に凸凹が再発しました。拡大する治療は下顎の前歯部には後戻りが出やすいのです。今小さなお子さんの矯正治療は、拡大が主流となっていますが、明らかに限界を超える無理な拡大も見られます。ただしここまでが限界という数値は無いのです。成長期はいくらでも拡大できるように思われるかもしれませんが、残念ながら限界はあるのです。ここは矯正医の診断力、判断力にゆだねられます。私も日々悩みます。これはいつの時代も、世界中どこでも見られる問題です。安定する歯の位置を求めて今後も治療を頑張ります。

 

それでは、今回の院長ブログはこれまでです。朝晩と日中の温度差が大きくなってきました。皆さん体調管理にはご注意ください。

 

徳島の歯列矯正治療専門医院  藤崎矯正歯科クリニック

当院のホームページ http://fujisaki-kyousei.com もご覧ください。

 

  皆さん、こんにちは。 夏も終わり残暑厳しいとはいえ、秋の気配が感じられる季節になりました。怒涛の夏休みが終わり、やっとふつうの平日の診療となり、ちょっとほっとしております。

 

さて、今回の院長ブログは、治療終了の方がいらっしゃいますので、そのご報告です。

開咬、上下の前歯が垂直的にあいていて、前歯でものが咬めない状態でした。

 

顔つきには問題はありませんでした。笑顔での歯の見え方が問題でした。

 

初診時の口腔内写真です。両側とも大臼歯しかあたっていません。歯並びには問題はありませんが、下顎はスペースが見られました。それと過去に歯ぎしりなどが強かったと思われる歯のすり減りが著しく、犬歯や臼歯の山の部分がスパッと切り取られたような形になっています。

 

実はこの患者さんは実はもっと後ろで咬む位置もあります。それがこの写真です。

上の写真との違いがわかりますでしょうか。3~4ミリほど後方へ下がります。上顎前突が凄い状態となってきます。

下から見上げると臼歯部の内外側的な問題はさらに厳しいことがわかります。ここでは咬めませんから、患者さんは習慣的に下顎を前に出して咬んでいる状態です。

 

横顔のレントゲン写真です。これは習慣的に前で咬んでいるものです。上下の歯と歯の間に黒いラインが見えます。咬んでいないことを示しています。

親知らずもありました。それ以外には特に問題は見られませんでした。

 

この患者さんは、さらに問題がありました。写真ではよくわからないのですが、天然の歯だと上下の真ん中部分の隙間が大きかったので、プラスティックで実は詰めていました。この際その人工物を外して、天然歯の状態にして矯正で詰めることとしました。下の写真がその違いを示したものです。

治療方針は、親知らずを3本と上顎の小臼歯を2本抜歯、上顎に幅を狭めるためにパラタルバーという固定式装置を用いて、ミニスクリューも植立してすすめました。写真は上顎に装置をセットした状態です。

 

治療期間2年10カ月で治療が終了しました。以下に治療前治療後を供覧します。

 

        治療前                治療後

正面、左右側面の写真です。離れていた歯は奇麗に並び咬みあいました。

 

        治療前                治療後

咬み合わせの面です。隙間も閉鎖され、きれいなアーチは保たれています。

 

        治療前                治療後

下から見上げた写真です。治療後はもう後方に下がる位置はありません。内外側的にも適切に咬合が出来上がりました。

 

        治療前                治療後

正面のお顔です。笑顔のときの歯の見え方はぜんぜん違います。

 

      治療前            治療後

斜めと横顔の比較です。より奇麗にバランスの良い口元になりました。

治療前

治療後

パノラマ写真ですが、根吸収などもなく、奇麗に配列されています。

 

        治療前                治療後

上下の間の黒い線も消えました。前歯も後方へ下がり、口元のシルエットもより奇麗に仕上がりました。

 

感想を書いていただきました。

治療終了おめでとうございます。かなり発音はしずらかったと思います。食事もほとんど咬めない状態ではなかったんでしょうか。後方で咬む位置を知った時は正直難症例だと思いました。歯の隙間の問題もあり、前途多難を予想しましたが、どんどん良くなっていった感じでした。最後の最後の詰めで、なかなか完璧な接触関係をすべての歯にとまでは行き切らない部分もありましたが、十分奇麗で正しい咬み合わせが獲得できておりますので、ご心配には及びません。もう前後で咬むこともなく、一致しています。今後はリテーナーで安定させましょう。お疲れ様でした。

 

それでは院長ブログはこれまでです。

まだ残暑きびしいですが、皆様お大事にお過ごしください。

 

 

徳島の歯列矯正歯科治療専門医院 藤崎矯正歯科クリニック

当院のホームページ http://www.fujisaki-kyousei.com もご覧ください。

 

皆さん、こんにちは。いよいよお盆期間に入りました。ここ徳島も暑さに負けない、熱い踊りが4日間繰り広げられます。徳島人としては、また今年もこの季節が来たかと、ワクワクします。


さて、今回の院長ブログは、治療終了の患者さんがいらっしゃいましたので、そのご報告です。


33歳、女性で左上の2番目、3番目の歯の前方傾斜を気にして来院されました。右下の黄色い部分です。




横の歯は、綺麗に噛み合っていました。

下顎の前歯部には、中程度の凸凹がありました。

お顔の写真です。口元は軽く盛り上がり感があり、笑ったときは上顎前歯の見え方が大きい状態でした。

また、患者さんは顔面の真ん中に対して、歯の真ん中が右側にずれているのも気にされていました。


パノラマレントゲン写真です。下顎に親知らずがありました。



横顔のレントゲン写真です。分析からは大きな問題はありませんでした。


凸凹を改善するように歯を並べると、どうしても前歯部は今よりも前に位置づけられます。現段階では問題がなくても、治療後に唇が閉じないなどの障害が出ると思われましたので、小臼歯を4本抜歯させていただき、ブラケットを付けて治療することとなりました。


治療期間は3年7ヶ月でした。以下に治療前治療後を供覧します。

            治療前                       治療後

より緊密に咬合が仕上がりました。気になっていた2番目の前歯も綺麗に歯列に収まっています。


            治療前                       治療後

臼歯部も崩すことなく綺麗にかみ合いました。


            治療前                       治療後

抜歯スペースも完全に閉鎖し、凸凹も綺麗に並びました。

   

これは治療後のみですが、内外側的にも適切な位置、接触関係となっています。


            治療前                       治療後

微妙な変化ですが、唇も閉じやすくなり、厚みが薄く変化しました。


気にされていた真ん中のズレも、できる限り左へずらしながら抜歯空隙を閉鎖していきましたが、若干ズレは残るものの、大分目立たなくなったように思います。


       治療前                治療後


斜め、横顔でも微妙に口元が下がって、良好なバランスとなり綺麗になりました。


治療前
     

治療後
     

パノラマ写真です。治療後に根吸収などは見られませんでした。


            治療前                       治療後

横顔のレントゲン写真です。前歯が後方移動して、シルエットがより綺麗になりました。


感想を書いていただきました。

「私は小さい頃から、歯にコンプレックスがありました。矯正をする前も、かなり悩みました。インターネットで歯医者さんを探していた所、藤崎先生のブログが 患者さんを思った内容だった事、先生ご自身もよく勉強されている方だなぁと思い、ここにしよう!!と決めました。治療中1番大変だった事は、抜歯でした。でもきれいな歯並びを手に入れる為なら頑張れました。歯が動く痛みは、耐えられないものではなく、慣れてきます。歯科衛生士さんにしてもらう歯のクリーニングも気持ちよくて、眠ってしまったこともありました。腕の良い先生やスタッフの皆さん、優しい奥様、本当にありがとうございました。これからは、いっぱい笑った写真を撮りたいです。今日という日を迎えられて、とっても嬉しい気持ちでいっぱいです。リテーナーも頑張りますので、今後ともよろしくお願い致します。」


治療終了おめでとうございます。最後に下顎前歯の凸凹が取りきれなくて、治療期間がのびてしまいまして申し訳ありませんでした。でもほぼ完璧な接触状態が作れています。おもいっきり笑顔になれますね。初診相談の時に、ブログを見て、「この先生の腕は確かだと思いました。」とおっしゃってくれたのが、とても嬉しく、よく覚えております。そんなことは言われたことがなかったので、有頂天になりそうでしたが、実際治療にはその分「変には終われない」というプレッシャーがかかったのも事実でした。綺麗に仕上がってホッとしております。これからも管理をしていきましょう。お疲れ様でした。


最近はブログを見て来ました、という患者さんが増えてきています。お子さんの治療の場合は、親御さんも、完璧じゃなくて、そこそこの咬合でいいです、という方が結構います。思春期で反抗期になり、協力も得られないケースもあり、なかなか100点満点に届かない場合もあります。しかし、大人は違います。ずっと悩んでいて、遂にやると自分で決心して、高額の治療費を自分で払うわけで、そうなると完璧を目指してくるケースがほとんどです。質の高い治療結果を全部の患者さんに提供できるよう、天皇陛下には及びませんが日々全身全霊で務めてまいります。


それでは、今回の院長ブログはこれまでです。皆さんいいお盆休みを過ごしてください。



徳島の矯正歯科治療専門医院  藤崎矯正歯科クリニック

当院のホームページ http://fujisaki-kyousei.com もご覧ください。

皆さん、こんにちは。梅雨入りました。診療所周りの田んぼのカエルの合唱が凄いです。これから1ヶ月程は、雨のシーズンを楽しく乗り切りましょう。

さて、今回の院長ブログも、治療終了した患者さんがいらっしゃいますので、そのご報告です。

28歳の女性です。前歯の凸凹を気にされて来院されました。



正面から見ると、上顎前歯部の捻りがとても気になります。またお口を開けると、下顎の前歯部の内側にもう1本隠れている状態でした。これでは磨きにくいし、舌が当たって痛かったり、しゃべりづらかったり大変です。


口元も盛り上がり感があり、非常に閉じづらい感じです。


分析の結果、歯のサイズが非常に大きい事が分かりました。また横顔のレントゲンの分析でも、前歯は上下とも前方への傾斜が強いことが分かりました。


上下とも前から数えて4番目の第一小臼歯を両側で計4本抜歯、親知らずも抜歯してブラケットを装着して治療を開始しました。またミニスクリューを上下左右、小臼歯部に各1本、計4本植立して進めました。

治療期間は2年0ヶ月、来院回数は34回で治療終了となりました。


以下に治療前と治療後を供覧します。


           治療前                       治療後

治療前の前歯の捻りは綺麗に改善しました。




横の咬み合せは、治療前も綺麗でしたが、崩すことなく仕上がりました。

           治療前                       治療後


咬み合せの面です。凸凹も綺麗になり、抜歯スペースも完全に閉鎖しています。

これは治療後のみですが、内外側的にも適切な接触関係になりました。


           治療前                       治療後

口元も、盛り上がり感は消失して、綺麗な口元になりました。


笑顔でも歯の見え方がとてもバランスよくなったのがわかります。

      治療前          治療後


斜め、横顔でもとてもバランスの良い口元、スマイル、プロファイルになりました。

治療前
    


治療後
    

パノラマ写真です。歯根吸収なども見られませんでした。

           治療前                       治療後

横顔のレントゲン写真です。前歯が後方に移動して、プロファイルが綺麗になったのがわかります。


感想を書いていただきました。

「子供の頃から歯並びにコンプレックスを感じていましたが 治療をしないまま大人になり、笑顔に自信が持てなくなりました。それがきっかけで治療を始めましたが、先生やスタッフの皆様がとても親切で 治療を苦痛に感じた事はありませんでした。 約2年間 本当にありがとうございました。今日からはリテーナーを使用して きれいな歯並びを持続出来るように頑張ります☺」


治療終了おめでとうございます。転勤族ということで、途中島根県に引越しをされても、徳島まで通院していただき本当にお疲れ様でした。後半また徳島勤務となり、ラッキーでしたね。でも私も後でカルテで確認して驚いたのですが、ほとんど3週間ごとに来院されていたんですね。気づきませんでした。治療回数が34回でしたから、一ヶ月に一度のペースで通院していたなら2年8ヶ月のはずです。2年0ヶ月と知った時に、そんなに短かったっけ?って感じたんです。こんなに詰めて来院された患者さんは始めてです。カルテ確認しましたが、1ヶ月以上空いた時はありませんでした。素晴らしいです。でも早く終わって本当に良かったです。ほぼ完璧に仕上がりました。これで自信をもって笑えますよ。他の人から羨まれるほど素敵になりました。頑張った人には、ちゃんとご褒美が待っていますね。これからもこのベストの状態をキープしていきましょう。お疲れ様でした。


それでは、今回の院長ブログはこれまでです。皆様、体調管理はお気を付けください。



徳島の矯正歯科治療専門医院  藤崎矯正歯科クリニック

当院のホームページ http://fujisaki-kyousei.com もご覧ください。