皆さん、こんにちは。だんだん年の瀬が迫ってきました。院内もクリスマスの飾りつけが始まりました。今年も最後までしっかり頑張りましょう。

 

さて、今回の院長ブログは、10月末から11月の初めにかけて行われた、第12回日本ツイード矯正歯科研究会大会と、プレツーソンコースへインストラクターとして参加したので、そのご報告です。

 

私は日本ツイード矯正歯科研究会の庶務を担当しています。このプログラムも私がデザイン考えて、作成しました。大変ですが、今年はどんな感じにしようか~と楽しみながらやっています。今年は紺を基調に、シックでクールな雰囲気で作成しました。

写真でもわかるように、アメリカ本部からナンバー1&2を招待しての特別講演がメインです。

 

会場は千代田区神田駿河台の総評会館でした。ここは自分たちで机を移動したり、セッティングを行わなければいけません。会員や日本大学の矯正科の先生方と協力して会場設営を行いました。前方は講演を聞く部分で、後方は自分たちの症例を展示して、腕の見せあいをしながらディスカッションを行ったりします。

 

私は当日は司会進行も担当しました。

 

特別講演には両先生ともに熱が入ります。とても刺激的で、勉強になります。

 

お勉強の後は、懇親会で楽しみながら親睦を深めます。今年も山の上ホテルのレストランを貸し切って行いました。

パーティーの余興で、今年は高円寺阿波踊り連の菊水連にきていただき、踊りを見せて頂きました。これも私が企画して、連長さんと個別にお会いして、着替え場所や進行など打ち合わせなども担当しました。

華麗な演技で、会場もお祭りムードとなりました。

 

踊りの披露が終わると、皆で踊りのミニレッスンを受けて、総踊りとなりました。

招待のお二人にも特注の法被を着て頂き、踊ってもらいました。これも私がデザインして、オーダーメイド法被作成業者に発注しました。

ツイード理論を理解していないとできないものですから、世界に二つとない名前入りの法被です。お二人にはとても喜んでいただけました。

頑張ったかいがありました。自分がデザインして発注したと言うと、もう力強く満面の笑みで握手してもらいました。記念写真も一生の思い出です。

 

次の日は、予定が日中空いていたので、先生たちと東京観光に行きました。

まずは皇居です。恥ずかしながら私は初めて二重橋を真近でみました。車から遠くからは見たことは何度もありましたが、歩いてすぐ目の前までは初でした。天気も最高で楽しい雰囲気でした。

 

次は浅草浅草寺です。多くの人がいました。

 

人形焼きが次々出来上がるのを面白そうに見ていました。

 

最後は、スカイツリーに登って東京を一望しました。富士山もうっすら見えておりました。

レストランでの昼食、日頃話さない内容も聞くことができました。

 

その後先生たちは、東京医科歯科大学での講演に行かれました。

実はこの大会には当院のスタッフも参加しており、医院旅行も兼ねていました。夜はスタッフと合流して、銀座のイタリア料理のお店で食事をしました。東京タワーが見える夜景も素敵で、料理もとても美味しくてスタッフも満足してくれて良かったです。

 

次の日からは、若い矯正の先生方にワイヤーベンディングを教えるプレツーソンコースが始まりました。

お二人が日本人インストラクターにデモンストレーションをして、インストラクターは受け持ちの各テーブルに戻って、生徒さん達へデモを行い、進めていくわけです。私も出来るだけ丁寧に心がけて行いました。

 

3日間のコースでしたが、今年も全国から集まった42名の参加者で盛況に終えることができました。

最近はワイヤーを曲げないで済む、簡単な装置で治そうとするドクターが増えてきており、ちゃんと治らないことで問題になるケースが増加しています。患者さんの負担の少ない、ドクターが手間のかからない装置でほとんどの症例が治るなら、この講習会は必要ありません。残念ながらそんな魔法のような装置はないんです。患者さんも大変だし、ドクターも凄く頑張らないと、ちゃんとは治らないケースがほとんどなんです。咬み合わせがちゃんと治らないと、将来健康で生きることが難しいことが、最近の研究で明らかになってきています。技術を身につけることは確かに楽ではありませんが、これがないと患者さんの咬み合わせはきちんと治せないことを、矯正医として一人前になろうとする若い先生たちにも、是非肝に銘じてもらいたいと思います。

 

今回は、両先生とかなり親密になれた気がしました。もっと英語が喋れれば良かったんですが、まだまだなので、英会話の勉強も励もうと思います。それでは、皆さん、お元気にお過ごしください。

 

徳島の歯列矯正治療専門医院 藤崎矯正歯科クリニック

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皆さん、こんにちは。秋も深まり暖房が欠かせなくなってきましたね。

今回の院長ブログは、徳島大学が主催の、糖尿病フォーラムに参加したので、そのご報告です。

場所は、徳島県医師会館で開催されました。徳島県は糖尿病罹患率ワースト1位を長く守っていた糖尿病県です。

そこで、医療関係者は改善に向けたフォーラムなどの各種活動を行っているのです。

歯の病気である歯周病が、糖尿病と悪のコラボをして、どんどん状況を悪化することが最近の研究で明らかとなりました。そこで、県歯科医師会もブースを出して、歯周病検診などを行ったわけです。

 

会場の写真です。歯科衛生士会の協力も得て、開催しました。

 

まず、20項目の問診票を記入します。

 

私も患者としてやってみました。ガムを噛んで、唾液をとります。唾液を分析して判定を行います。

化学分析業者に送って結果が郵送されるものと、試験紙みたいなもので出血の有無をみて、歯周病かどうかの判定を行います。

問診結果の入力を行います。ここが時間がかかって、改善が必要な感じでした。

問診結果や、唾液検査の結果を見ながら、衛生士さんが食生活や口腔衛生指導を行ってくれます。

 

これが歯科の部門の流れです。今回は私は歯科部門のスタッフではなく、見学者みたいな立場でしたので、医科の検査各種を受けてみましたので、そのご報告も。

 

 

 

無料で色んな検査が受けられました。県民も多くの方がいらして、私も椅子に並んで順番を待ちながら進めました。

 

指から血を取って血糖値を測定したり、 

体重計に乗って、体脂肪率や握力、足の力など計測しました。

その他にも、頚動脈のエコー検査で、血管の厚みなどを計測し流れやすいかどうかなどもわかります。

 

各種検査データを最後は医師にみてもらい、解説してもらいました。私は血糖値は正常で、血管の壁の厚さも大丈夫でした。

筋力も平均でしたが、内臓脂肪がやや過剰(でも過剰に近い)で、肥満型に分類されました。ショックですが、運動をして、糖分摂取を控えるなど心がけようと思います。

 

各種の啓発本ももらえ、健康食品のサンプルもいっぱいもらえました。

健康を考える楽しい一日となりました。

 

それでは今回の院長ブログはこれまでです。皆さん、風邪などにご注意ください。

 

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皆さん、こんにちは。ちょうどこのブログを書いている時は、巨大台風が接近中で、徳島市も雨風が凄い状態です。大きな被害をもたらさずに、離れてほしいです。

 

さて、今回の院長ブログは、秋の北海道へ学会で4日間行ってきたので、そのご報告です。

まず朝、徳島から羽田に飛び、そこから新千歳空港へと向かいました。

ちょうどお昼に着いたので、いきなり空港で

ウニいくら2色丼をいただきました。新鮮でプリプリでとろける甘さ、まずは北の大地へ来た実感をかみしめました。

 

その後ホテルへ入り、休憩して札幌駅周辺のショッピングをして、紳士物の手袋を札幌記念に購入しました。この日は夜に所属する専門医委員会の先生方との食事会でした。

うに、えび、たらば、かき等、海の幸を堪能しました。北海道発祥のラーメンサラダも出てきました。ホストの先生がわざわざ余市まで行かないと購入できない、貴重なウィスキーもでてきました。別々の樽で熟成して香りや味が違います。

 

次の日、いよいよ学会場へ入ります。

今年は隣接する3つの建物に分かれての開催でした。本州は雨が続いていましたが、札幌は奇麗に晴れて、実に気持ち良い気候でした。最高気温も13度ほどで、徳島より少し寒い程度でした。しかし、夜は5度まで下がるので、真冬のコートが必要でした。

 

会場で講演を聞いたり、

 

商社展示場では、新製品の説明を聞いたり、注文したりします。ハイテク製品の説明はいつも驚かされます。歯科用CTも欲しいのですが、価格が・・・。機能が向上するほど欲しくなりますが、価格は下がってこないのが悔しいです。

 

二日目の夜は、友人とすすきののおすし屋さんへ行きました。

これもとても満足でした。久しぶりに会う人達と、おいしい食べ物で、幸せな時間を過ごしました。

 

三日目の夜は、ツイード研究会の先生たちとフレンチに行きました。

味はもちろん、盛り付けも奇麗で、お店の人のもてなしも最高でした。北海道の食材によるフレンチ最高ですね。また来たいと思いました。

 

勉強もちゃんとしたつもりですが、やはり北海道は食べが軸足となりました。北海道を離れる千歳空港でも、立ち食い寿司で、最後を締めました。これ以上ない満足なグルメ学会となりました。

徳島では、慎ましい食事にして、体重を減らします。

今回の院長ブログはこれまでです。皆さん、お元気にお過ごしください。

 

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皆さん、こんにちは。秋の気分満載の日が続きますね。お元気でお過ごしでしょうか。

今回の院長ブログは、徳島県の祖谷渓谷で開催されているラフティングの世界選手権を見に行ったので、そのご報告です。

まず池田町の総合体育館に車を止めます。

会場に行くシャトルバスにのる前に、体育館での展示を見てました。

ちょっとボケてますが、これが実際のボートです。 

ちょっとしたアトラクションがあり、このゴーグルをつけて覗き込むと、実際に乗っているかのような映像が360度見えるというものでした。おもしろそうなので、付けてボートに乗ってみました。体や顔をぐるっと見渡すと、船からのダイナミックな映像が見えておもしろかったですね。でもちょっと船酔いも感じます。すごいものですね。

さて、シャトルバスに30分ほど揺られて、峡谷の会場へ到着。急峻な山合いを縫うように吉野川の源流が流れています。上の国道からの観戦です。

川の写真の緑の濃い部分はスタート地点で、白く泡だっているところが、コースです。

この日は300メートルのスラロームの試合でしたから、スタート地点からゴールまで一望できました。世界大会らしく外人も多く来ていました。駐車場も県外からの車でいっぱいでした。

こんな感じで各国の選手が6人パドルを合わせて、激流と必死に闘う姿には感動しますね。ポールを上手く通過できなかったり、上流に向かって漕いでターンしてと、力が入ります。やはり日本チームには、声援が凄かったですね。

岩の上にいる審判らしい人が、手旗みたいなもので通過のOKサインなどもしていました。

ボートはコースの上空をリフトで釣って上流へ移動させていました。

右写真はドローンです。これも空からの映像を取るために飛んでいました。

 

秋とはいえ、昨日は暑くて疲れましたが、楽しい一日、貴重なものを見てきました。

それでは、皆さん、お元気にお過ごしください。

 

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皆さん、こんにちは。9月に入り、夜は涼しく虫の鳴き声が響いてきました。昼間はまだ暑い日もありますが、気分はすっかり秋になってきました。

 

さて、今回の院長ブログも、治療終了された患者さんがいらっしゃいますので、そのご報告です。

25歳女性、上顎の前歯の隙間が主訴でした。

確かに結構隙間がありました。息も漏れやすかったり、見栄えも良くない状態でした。

隠れて見えませんが、上下の真ん中も4ミリほどずれている状態でした。

右写真の横のかみ合わせは山と谷が咬み合いGoodですが、左写真の横のかみ合わせは、山と山がぶつかる状態でした。

かみ合わせの面は、隙間は上顎のみならず、下顎にも散見している状態でした。

 

お顔の写真です。口を閉じた状態は悪くはありませんが、笑顔で歯が見えると、隙間が気になります。

 

歯を抜かずに、ブラケットをつけて、スクリューを上顎の右側に植立させて頂き治療を行いました。治療期間は2年9カ月でした。以下に治療前治療後をお見せします。

 

         治療前                治療後

治療後は、スペースは閉じ、上下の真ん中も合わせました。

 

         治療前                治療後

横の写真でも、治療後は両側ともに山と谷が咬み合うように仕上がりました。

 

         治療前                治療後

かみ合わせの面です。散見していた隙間は全て閉鎖しました。奇麗なアーチが保たれています。

 

これは治療後のみです。内外側的にも適切な位置関係となっています。

 

         治療前                治療後

正面のお顔の写真です。口を閉じた写真もより唇が薄くなり、奇麗な形になりました。

笑顔での歯の見え方は、抜群に改善されました。歯茎も見えなくなっています。

 

      治療前         治療後

斜めと横の写真です。笑顔はもちろん、唇を閉じた状態もより美しくなっています。

 

治療前

     

治療後

     

パノラマ写真です。根の吸収なども見られませんでした。

 

         治療前                治療後

横顔のレントゲン写真です。上顎の前歯が微妙に後上方へ移動しています。

口元のシルエットも微妙に変化して奇麗なプロファイルとなりました。

 

感想を書いて頂きました。

治療終了おめでとうございます。気になっていた隙間は奇麗に閉じ、笑顔もとても素敵に変化しましたね。真ん中のズレが大きくて、治療期間が予定よりも長くかかってしまい、申し訳ありませんでした。しかし、バッチリに仕上がりました。12月にご結婚とは知りませんでしたが、間に合ってよかったです。花嫁さんとしてアップで口元の写真撮ってもらってください。その時はリテーナー外していいですよ。終わったらすぐに装着してください。今後も管理していきましょう。お疲れ様でした。

 

前歯の位置関係を適切にすると、口元も奇麗になります。現代矯正の生みの親であるツイード先生も、ほぼ90年前に、矯正家は口元を美しくすることができると言っています。それが矯正家の仕事だ、とさえ言っています。口元の美は顔の美に大きく影響するとも言っています。つまりお顔が美しくあるためには、口元が美しくなければだめだと言っているわけです。この症例もそれを裏付ける例だと思います。私は決して唇やほっぺたの軟組織に、メスや注射をして変化させたわけではありません。歯を正しい位置にもっていったら結果的にこうなっただけです。しかし逆もありえます。悪い位置にもっていけば、崩してしまうでしょう。常に正しい診断で成功症例を積み重ねたいと思っています。

それでは、今回の院長ブログはこれまでです。皆さん、美味しい果物楽しんでください。

 

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皆さん、こんにちは。8月も終わろうとしています。何か寂しい気がしますが、秋もいい季節ですから、楽しみましょう。

 

さて、今回の院長ブログは、治療終了の患者さんがいらっしゃいますので、そのご報告です。

31歳の女性で、前歯の凸凹が強く、一部反対咬合になっていました。

 

お顔の写真です。大きな問題は認めませんが、笑顔での歯の見え方は、凸凹のせいで奇麗ではありませんでした。

 

パノラマレントゲン写真です。すでに神経の無い歯も多く、金属が被っていたり人工物が多い状態でした。左上の第二小臼歯(前から5番目の歯)は欠損でした。

 

すでに1本小臼歯が欠損しており、凸凹を改善するために他の3本の小臼歯を抜歯して、ブラケットによる治療を行いました。

治療期間は2年3カ月でした。治療前治療後を供覧します。

 

          治療前               治療後

凸凹は改善し、歯ぐきの高さも整いました。

 

治療後の右上の第一大臼歯は、歯が割れて抜歯にならざるを得ませんでした。それ以外の歯は適切に並んで咬んでいます。

上顎の左の2番目の内側に入っていた歯も、奇麗に並べました。

 

        治療前                治療後

凸凹も改善し、奇麗なアーチとなりました。抜歯スペースも完全に閉鎖しました。

 

これは治療後の写真です。下から見ても適切な接触関係が獲得されました。

 

        治療前                治療後

正面からのお写真です。閉じた状態では、治療前も悪くはありませんが、治療後がより自然に閉鎖した感じがあります。笑顔での歯の見え方の差は歴然です。口角が上がるようになり、スマイルでの唇の形も良くなったと思います。

 

   治療前       治療後

斜めと横顔です。よりバランスが良いというか、より上品な雰囲気がでてきたように思います。

 

治療前

 

治療後

根の吸収なども見られませんでした。

 

        治療前                治療後

前歯の位置は大きな変化はありませんでした。

 

感想を書いて頂きました。

治療終了おめでとうございます。初診相談の時から、矯正治療に対する期待が大きい患者さんだと感じておりました。心強いご友人が一緒だったのも印象深いです。まじめに3週間ごとに来院されて、予定よりも早く終われましたね。頑張ったご褒美です。最後の最後で右上の大臼歯が抜歯となったのは残念でしたが、それ以外の歯はバッチリです。そこはこころ歯科さんで、きちんとやってもらいましょう。これからは、リテーナーで守っていきましょう。お疲れ様でした。

それでは、今回の院長ブログはこれまでです。9月も元気にいきましょう。

 

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皆さん、こんにちは。もうすぐお盆休みですね。帰省など、いろんな思い出ができそうですね。暑さは厳しいですが、負けずに頑張って楽しい休みにしたいですね。

 

さて、今回の院長ブログは、私が徳島大学歯学部を卒業し、東京医科歯科大学へ入り、矯正を学び始めたころからご指導頂いている、横浜市のいなげ矯正歯科医院の院長、稲毛滋自先生が私に送ってくれた論文をご紹介させていただきます。ここは私が開業前13年にわたり勤務したところでもあります。

 

タイトルは、「矯正歯科はリスクが高い診療科目」でした。率直に言いまして、ネガティブな題名だなとの第一印象を受けました。私達矯正専門医は、矯正治療は素晴らしい結果を患者さんにもたらすものであって、悩んでいなくて積極的に治療を受けましょう、と宣伝しなければいけない立場にいると思うからです。

 

しかし、今ネットで矯正歯科と検索すると、それはもお洒落な、素敵なデザインで、凄く簡単な装置で、とても速く、痛みもほとんど無く、歯も抜かずに治ります、今ならキャンペーン価格です、それはもう何の苦労も心配もありませんよ、という勧誘文句がちりばめられたホームページが溢れています。

 

それを見ている素人さんは、今は技術が進んで、こんなに簡単に奇麗に、ちゃんと治るんだ、凄い、と思っても仕方ありません。歯医者さんが人をだますようなことはするはずが無い、嘘をホームページで言うはずがないと思われるでしょう。 

 

私から言わせれば、確かに、不正の程度が非常に軽い人はOKだと思います。でもそんな人は、矯正をやろうとはほとんど思いません。やろうと思う人は、中程度以上の問題がある人ばかりと言えます。確かに新しい色んな装置は出てきましたが、中程度以上の人は、やはり相当専門的知識、経験がない術者でなければ、ちゃんとは治せないと思います。つまり、簡単な装置では治らないということです。患者さんも術者も大変だということです。強敵と戦うなら、こちらも相当な傷を負う覚悟で戦うしかないんです。魔法の薬も道具も残念ながら無いと腹をくくるしかありません。

 

簡単で、抜かなくて、とても速く短期間で治すやり方は、完璧じゃなくても、そこそこでいいです、という患者さんの気持ちにつけ込んで、治療期間が長くなってお金がかかるよりも、そこそこでいいですよね、という安易なフィニッシュにもっていきやすいんです。頑張ったけど、これが限界ですね、というフィニッシュになるわけです。それで納得する人もいるでしょうが、だまされたと思う人もいるかもしれません。これで治ったとは思えないと納得できないかもしれないんです。

 

今、日本矯正歯科学会や各地の歯科医師会には、矯正歯科治療によるクレームが増えています。凄い人は厚生労働省や消費者庁に訴えたりしています。つまり、安易な治療により問題が起き始めているというわけです。

 

初めに言いましたように、矯正治療は全身の健康に凄く貢献する医療だと私は信じて疑いません。しかし、これは術者のスキルアップのための地道な努力の上に成り立つものであって、患者さんが厭なことも我慢して頑張って協力してくれた結果での話です。決して楽に達成するわけではないんです。安易な治療で裏切られたと思う患者さんが、一人でも減ってほしい思っています。患者さんも、ドクターを選ぶ気持ちを持ってほしいと思います。

 

最後に恩師の論文を掲載させていただきます。ご本人の了承もいただいております。歯科医師向けの会報に報告されたものですので、一般の方には難解ですが、興味のある方は読んでください。

 

それでは、皆さん、良いお盆をお過ごしください。

 

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皆さん、こんにちは。もうすぐお盆で阿波踊りですね。待ち遠しいです。

 

さて、今回の院長ブログは、47歳の女性です。凸凹や開咬といって、上下の歯が咬まない部位があり、矯正治療を行いました。

1年11カ月の治療でしたが、ご本人が、家族に内緒にしていることもあったりするので、歯やお顔の写真が出るのは困ると言う事で、感想だけ書いて頂きました。

治療終了おめでとうございました。初診で来院された時点で、かなり人工物が入っていて、もし学生時代に矯正をしていれば、ここまで人工物が入った状態は回避できたかもしれないですねと、お話ししたことが記憶に残っています。でも出来る限りのことはしましたので、かなりよく咬める状態になりました。全体がバランスよく咬めているので、歯の寿命を延ばせると思います。今後はかかりつけの先生と一緒に、リテーナーを使用しながら、頑張って管理を続けましょう。お疲れ様でした。

 

それでは、今回の院長ブログはこれまでです。皆様、楽しいお盆をお迎えください。

 

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皆さん、こんにちは。予想していた通りの厳しい暑さが続いていますが、夏バテしていませんか? 私は今のところ大丈夫のようですが、熱中症にならないように気をつけたいと思っています。

 

さて、今回の院長ブログは、日本矯正歯科学会の地方支部会にあたる、中四国矯正歯科学会の大会が徳島で行われ、それに参加したのでそのご報告です。 

会場は徳島駅から歩いて10分かからない場所にある、あわぎんホールです。今回は第60回記念大会でした。

 

 

会場の4階の窓から外を見ると、徳島駅や阿波踊りが行われる藍場浜公園、新町川や眉山が見えて、徳島の中心地にいることが感じられます。

 

 

今回は、私はなんとシンポジウムの座長という名誉な役を仰せつかりました。

4名のシンポジストの先生と会場の先生方を含めたディスカッションを取り仕切るわけです。

もう一人の座長、広島大学矯正科の谷本幸太郎教授と一緒に座長を務めました。

 

こんな大きな大会での座長は初めてでしたが、自分なりには、落ち着いて的確に務められたかなと思っています。時間が短かったので、もっと突っ込んだ議論にしたかったなという気持ちもありますが、まあ無難にこなせた感じでした。

 

 

今回は特別講演として、東京医科歯科大学に私が専攻生として入った時に、2学年上の大学院3年生としていらした森山先生が演者として来てくれました。今は東京医科歯科大学の矯正科の教授をしています。立派な先生との記念のツーショット写真です。

また、宇宙へ挑むという挑戦的なタイトルの教育講演も、宇宙ステーションのお話と医学的な事を絡めた内容で、とてもおもしろい内容でした。

 

懇親会は、やはり阿波踊りで、最後は皆で輪踊りして楽しみました。

座長も経験して、思い出深い学会となりました。

 

それでは、皆様、暑さに負けずにお盆の阿波踊りを楽しみに待ちましょう。

 

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皆さん、こんにちは。7月も中旬ですね。もうすぐ夏休み。診療所のアポ帳もそこから潮目が変わったように、真っ黒に埋まっています。患者さんは予約を取りにくくて申し訳ありませんが、診療一生懸命頑張ります。

 

さて、今回の院長ブログは、上顎前突を主訴で、上顎小臼歯を2本抜歯して治療を一度終了したのですが、口元をさらに下げたいとのご希望で、追加に親知らずや下顎も小臼歯を抜歯して再治療を行った症例が終了したので、そのご報告です。

 

今回は同時に初診時、上顎抜歯治療終了時、下顎抜歯治療終了時を並べます。

スマホではわかりにくいですが、ご容赦ください。

大臼歯の上下の位置関係が分かりやすいように、青ラインを引いてみました。一見同じように見えますが、上顎抜歯下顎抜歯では違います。下顎抜歯の位置関係が本来の正しい位置関係と言えます。ただ上顎抜歯の位置関係でも咬む事には問題はありません。

 

       初診時           上顎抜歯           下顎抜歯

もともと凸凹の無い患者さんですので、変化が非常にわかりにくいですが、左右の第一小臼歯を抜歯して、その空隙は閉鎖しています。

 

        初診時           上顎抜歯           下顎抜歯

                  

                  

                  

前歯の前方傾斜が、下顎抜歯の最終形のほうが、より後方へ傾斜している感じはわかります。これにより唇は後方へ下がって閉じやすくなっています。

 

 

       初診時          上顎抜歯           下顎抜歯

 

  初診時    上顎抜歯      下顎抜歯

         

         

少しづつより良くなっているのが分かります。

 

初診時

 

上顎抜歯

 

下顎抜歯

治療は長くかかりましたが、根吸収等は幸い見られませんでした。

 

      初診時        上顎抜歯        下顎抜歯

上顎抜歯終了時では、上顎の前歯が後方移動して、下顎前歯はそのままなのが分かります。でも口元はかなり改善しています。終了時点ではこれで満足で、下顎まで抜いて下げるのは必要ないとおっしゃっていました。初診時の段階から、上下を抜く案も提示していたので、下顎を抜いてさらに下げられることは患者さんは知っていました。でも、それは希望せずに装置を外したというわけです。2年ほどして、まだ唇が閉じにくいので、やっぱりもっと下げたいという希望で、今回の再治療となりました。いくらかの費用もご負担いただくこととなりました。

下顎抜歯終了時は下顎前歯が後方へ移動したのがわかります。もちろん、上顎前歯も後方へ移動しているので、口元のシルエットが一段と良くなりました。

 

感想を書いて頂きました。

 

治療終了おめでとうございます。本当に長い間お疲れさまでした。お友達からいつまで矯正やっているのと、ずっと言われているのを聞くたびに、申し訳ないとは思いましたが、でもとことんやると決めた以上、頑張ってもらいたいとも思っていました。無事奇麗に仕上がりホッとしています。これからは、唇も閉じやすいと思います。頑張って管理をしていきましょう。

 

それでは、夏バテしないで頑張りましょう。

 

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