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富士山へ登ってきたで! ~2011~ その3

2011-08-19 16:14:51 Theme: 富士山

8月16日 0時30分 下江戸屋。


仮眠から起床。

まだ、かすかに頭痛は残っているが酸素ボンベを買ったときよりかは遥かにましになった。


1時 下江戸屋出発。いきなり勾配のきつい砂利道ではじまる。

当然あたりは真っ暗。登っているのは自分一人しかいない・・・。


そして登り始めてすぐに感じた。殆ど体力が回復していない!!!!

夜行バス・下江戸屋での仮眠。ろくに睡眠がとれていない。そして昨晩の体調、こりゃ仕方がないわ・・・。

10分歩いただけで休憩を入れる。

電池を節約するためヘッドライトを消す。月明かりがあるが回りは真っ暗。

己一人。少し心細くなる。

本八合目を越えたあたりから、それまで自分ひとりだけか、もしくは2~3人だけだったのが

急に大阪の繁華街並みの人の込み具合になってきた。

見知らぬツアーの列に紛れそれと同じペースで登ることにした。


2時20分 九合目到着。
SMILE CUBE-2011富士山
このあたり人口密度はさらに高くなって、なかなか前に進まないようになってきた。


九合目を過ぎてしばらくすると「山頂まで200m」の看板があった。

体力はあまり残されていなかった。その200mの間に何回休憩を入れたか・・・。


そしてその体力をさらに削らんとすべく岩登りがはじまった・・・。

そしてその先・・・


3時 山頂到着
SMILE CUBE-2011富士山

で、この時午前3時、日の出まで2時間近くある。


お鉢巡りをするか・・・。今回の目的の一つはお鉢巡りだった。そして真の富士山の頂上、剣ヶ峰踏破。

残りの体力、まだかすかに残る頭痛。正直回りきれる自信がなかった。

しかし、このままくそ寒い中2時間日の出までずっと待っているのか。

じっとしているとどんどん体温が下がっていく。間違いなく風邪をひくだろう・・・。


どうする・・・。


で、結局そのまま留まることにした。剣ヶ峰踏破はあきらめることにした。


ここまで登ってきた。とりあえず山頂と呼ばれるところに来たじゃん。


ここ山頂には芋を洗うがごとく人がいる。寒くなってどうしても駄目なときは助けを請うたらいい。

剣ヶ峰に行くまでに体力が無くなってそのとき一人だったらどうしようもない・・・。


引くのも勇気。


3時30分、山頂の山小屋の前がざわついてきた。そして山小屋が開店した。

山頂の山小屋はこんなに早い時間から営業を開始するのか・・・、知らなかった・・・。

SMILE CUBE-2011富士山
豚汁で身体を温め1時間ほどその山小屋で暖をとった。

そして・・・東の空の色が変わってきた頃山小屋を出た。
SMILE CUBE-2011富士山

空が紅くなりはじめてからしばらく経つが、なかなか太陽はその姿を見せない。

その瞬間を見逃さんとみんな同じ方向を見つめている。

SMILE CUBE-2011富士山
そして・・・雲の隙間から赤い灯火が見えた。
SMILE CUBE-2011富士山
SMILE CUBE-2011富士山
写真ではその綺麗さは伝わらない・・・。

あの空気、頂上までの過程と苦労、達成感、

それらが混ざってひとつの景色を作るんだろうと思う。


どこからか男性の大声が響きわたった

「平成23年8月16日、富士山頂にて無事にご来光・・・云々(何言ったのかよく覚えていない)

・・・万歳三唱いたします!せ~の」

そして皆の声が加わった。

「万歳!万歳!ばんざ~~~~い!」


SMILE CUBE-2011富士山
再び山頂の石碑をとった後、下山する。

今回のツアー、行きは須走ルートだが帰りは吉田ルート

去年・一昨年も通った九十九折の下山道を延々と下っていった。

結局雨が全く降らなかったので砂埃がかなりひどかったです。
SMILE CUBE-2011富士山

昨年・一昨年は早歩きで降りていったのですが、今年は今までよりかはゆっくり目に下山。

そのためか、「こんなに距離長かったっけ?」と思いました。

また、下山の疲れも今まで以上だったような気がします。

疲れを感じるまえに降りきったほうがいいもかも???


8時30分富士スバルライン5合目到着。

無事富士登山を終えました。


-------------------------------------------------------


と・・・、延々と書きました。

雨は登り降りとも全く振らず。

登りは5合目こそ晴れたものの後は曇りの中での登山で暑さに悩まされることは無かった。

降りは雨がなかった分砂埃が辛かったですが、

天候的にはこの3回目の登頂がベストコンディションだったと思います。

だから余計に8合目での体調不良が悔やまれます・・・。


下山したときは「もう暫くは富士山はいいや」と思いましたが

お鉢巡り・剣ヶ峰踏破とやり残していることはあるんですよね・・・。


SMILE CUBE-2011富士山
▲今回獲得した焼印


富士山へ登ってきたで! ~2011~ その2

2011-08-19 15:28:40 Theme: 富士山

SMILE CUBE-2011富士山

天気もすっかり晴れ徐々に辺りがオレンジに変わっていく。
SMILE CUBE-2011富士山

明日の天気が晴れとなるよう祈りながら、再び仮眠をとるべく寝袋にもぐりこんだ。


そして、それはやってきた。


最初は目頭だった。妙に熱い。

疲れ目なのかな~と思っていたのだが、そのうちに目の奥がじんわりと痛くなってきた。

そしてその痛みはだんだん頭痛へと変わってきた。


がんがんがんがんがんがんがんがん・・・。


うげ・・・、気持ち悪い・・・、頭が痛い・・・、身体が熱い・・・。


高山病・・・。


これが高山病か・・・。


頭によぎったのは登りのオーバーペース。

自分ではゆっくり登っていたつもりだったが、夕食の3時間前には宿に到着していた。

もっとゆっくりでも良かったのか・・・。


そうは思っても、後の祭り。


とりあえず、寝て身体を休めよう、そう思い寝転がるが、頭痛がひどすぎて寝れない・・・。


頭痛薬なんか持ってきていない。痛みは治まる気配が全く無い。


どうする?


酸素、そうだ酸素・・・。そう思い至り酸素ボンベを宿の山小屋で購入した。

外に出て酸素をむさぼる。

実際に効いたのか、プラシーボなのか、少し楽になったような気がする。

時刻は20時頃、あたりは真っ暗だった。

街明かりがとても綺麗だった。その街明かりの中打ち上げ花火の丸い輪が時折見えた。


再び寝袋へもぐりこむ。すでに両隣は寝ていた。

隣の人の体温、いびきの音、頭痛の残滓、よどんだ空気。

それらが俺が寝るのを邪魔した・・・。


浅く寝ては目が覚め、また浅く寝ては目が覚め・・・。それの繰り返し・・・。

数字とキーワードを消していく・・・そんな奇妙な夢を何度も見ながら、

浅く寝ては目が覚め、浅く寝ては目が覚め・・・。


やがて、出発の時間がやってきた・・・。



-----------------------------------

いや~、この時はほんとに辛かったです。

富士山へ登ってきたで! ~2011~ その1

2011-08-19 13:04:55 Theme: 富士山

SMILE CUBE-2011富士山

今年も行ってまいりました、富士登山。
ツアーで行ってきたんですが、添乗員・ガイドなしのフリープラン、
今まで登ったことのない須走ルート、連れ合い無しの完全単独登頂ということで
行く前は不安が大きかったのですが、さてどうなることやら・・・。


8月14日 20時30分 大阪・難波発

20年ぶりの夜行バス。あまり寝れませんでした。


8月15日 7時30分 須走口五合目に到着。天気快晴

SMILE CUBE-2011富士山

須走口五合目には山小屋は2軒あります。
富士スバルライン(吉田口)五合目は観光地化しててにぎやかですが、

こちらは人も少なくこじんまりしてました。
山小屋のおじさんが行く人々に「行ってらっしゃい」「おかえりなさい」と声をかけてて、
のんびりした雰囲気が漂っていました。


高地に体を慣らすため1時間ほど山小屋の前でぼんやりして、
8時30分、山小屋のおじさんの「行ってらっしゃい」の声を背に五合目出発。

SMILE CUBE-2011富士山

最初はコンクリートで固められた登山道ですが・・・
SMILE CUBE-2011富士山

すぐにうっそうと茂った森林の中に入っていきます。

去年・一昨年と行った吉田ルートは階段や落石防止の鉄のネット、広い道などがあって

整備されていた記憶がありますが、

須走ルートは森の中をさ迷い歩くって感じです。


須走ルートは人が少なく、10分20分誰ともすれ違わないこともあります。
一人でただひたすら黙々と歩くことになるので、

オーバーペースになってばてないよう深く呼吸をしながら、25分歩いては5分休憩をし、

ゆっくり登ることを心がけていました。


しばらくすると空が曇ってきて遠くから雷の音が・・・。
また雨が降るのか?いや~な感じがするなか、ただひたすら山道を登っていく。


10時 新六合目・長田山荘到着。
SMILE CUBE-2011富士山
吉田ルートの山小屋はにぎやかな印象がありますが、

須走ルートの山小屋はひっそりこじんまりのんびりまったりしてます。


新六合目の途中から徐々に木々の高さが低くなってきます。

11時 本六合目・瀬戸館到着
SMILE CUBE-2011富士山
珍しく己の写真。兵庫から来たと言われてた家族連れの方に撮っていただきました。


本六合目を出たあたりから霧が濃くなってきました。

5m先が真っ白で見えないぐらい。登山道が全く見えなくなる・・・ってことは無かったのですが、

雨の予感がしていや~な感じになる。

そしてまた時折遠くから雷の音・・・。


12時 七合目・大陽館到着
SMILE CUBE-2011富士山
ここで昼食。

富士山の真ん中なのにメニューには「焼き魚定食」の文字があって、惹かれたんですが

寒かったのでラーメンにしました。

一杯、1,050円也。都会だと法外な値段ですが、ここは富士山。
ここまで材料を持ってくることを考えると、当然の値段だと思います。

疲れた体に、冷えてきた空気、そこに暖かいラーメン。当然美味い!


七合目出発時、こんな感じであたりは真っ白・・・。
SMILE CUBE-2011富士山


このあたりから疲れてきたのか、それまでの25分歩いて5分休憩のペースが、

20分歩いて5分休み、15分歩いて3分休みと休憩の頻度が多くなってきました。

それぞれの山小屋の200m手前に「○号目まで200m」と看板が立てられているんですが、

その200mがほんまに長く感じて半泣き状態でした・・・。


13時 本七合目・見晴館到着。
SMILE CUBE-2011富士山
霧で見晴らしが全然良くない・・・(泣)


SMILE CUBE-2011富士山
緑はほぼ無くなり、砂利道を延々と登って、ようやく・・・・


14時 八合目・本日の宿、下江戸屋到着。かつて皇太子殿下も泊まられたこともある山小屋らしいです。
SMILE CUBE-2011富士山


チェックインを済ませると、山小屋の兄さんから夕食は17時以降、20時に消灯と言われました。


う~ん、まだまだ時間はある。

このまま一気に山頂まで行こうかという考えが頭をよぎり、時間を聞いてみると、

山頂まで2時間、お鉢巡りはそれプラス1時間半と言われました。


ご来光はやっぱり山頂で見たい。

もし、今日お鉢巡りをするとなると山頂まで2往復することになる。

それはさすがにしんどいか・・・。


で、結局このまま休憩・仮眠をすることにした。
SMILE CUBE-2011富士山
このように隙間無く寝袋が敷き詰められている中、1時間程度仮眠をして、17時。


今日の夕食はカレーライス。

空腹は最高の調味料とはよく言ったもんだよな~、そんなことをのんびり想いながらカレーライスを平らげた。


この後に地獄がやってくることを当然その時の俺は知らない・・・。


ようやくよやく

2011-07-28 19:48:50 Theme: 富士山

8月の仕事の段取りも大方ついてきたので、ようやく富士山のツアーを申し込みました。


今年は須走口ルートでガイド無しのツアーです。


連れ合い無しの単独登頂、しかもガイドも添乗も無しなんで若干の不安はあるが、

まあ、何とかなるでしょう。


お鉢巡りもできる、なんてことをツアー申し込みのサイトには書いていたが、


時間さえ守れば全て自由行動のツアーだからそりゃできるだろう。


問題はその時間なんだよな~。お鉢巡りをして帰りのバスの出発時間に間に合わなかったら洒落にならん。


噴火口を1週するのではなく剣が峰までにするか・・・、

悩みどころやな~。

Paradise Lost

2011-07-03 23:06:34 Theme: 独り言

SMILE CUBE-paradose lost

ダンスのレッスンを一緒に受けている方が出演されるということで、
ミュージカルカンパニー  シアター オブ ドリームス第2回公演

「Paradise Lost」の千秋楽を観にいってきました。


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遠い未来、ドールと呼ばれる人間そっくりの機械が作られ、人間と共存していた。

しかし、ドールの可能性を恐れた人間はドールを地下1万メートルに追いやった。

それから300年、地上では人間達が完璧な統率の下、感情も無く暮らしている。

一方ドール達は地下で、ひっそりと、しかし、自由に暮らしていた。

そんなドール達の町に人間達がやってくる。彼等の目的は…。  (公演プログラムより)

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実は演劇やダンス、パレエの舞台は見たことはあるけれどミュージカルと銘打っているものは初観劇。

会場の一心寺シアター倶楽は舞台と客席が非常に近く、

出演者の方々の息遣いや表情、そして力が伝わってきてとっても良かったです。


自分が踊りをする人間なのでどうしてもそっちに目が行ってしまうんですが、

ドール達の最初のシーンでセンターで踊っていた方がとてもしなやかで目を奪われました。

その方は演技もすごく、気づけばその方に視線が行っていることが多かったです。


知人は役柄もあってか存在感が強く、

一緒にレッスンを受けているって言う程度であまり話とかもしたことが無いんですが、

普段受けている印象とは舞台では全く違っていて、ちょっと驚きました。


話も面白くもし続編が作られるのなら見てみたいと思わせる、

いい舞台でした。

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