【シリーズ】目標額の決め方④>収入を把握する | 【実録】積み立てFX貯蓄術

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さてさて、目標額の決め方ももう4回目。

順番に少しづつ投稿していこうと思ったら、なかなかゴールにたどり着かないことに気が付き始めてしまいました・・・


でも今から変えることもなかなか難しくこのまま突っ走ろうと思います!!!


目標設定シリーズを読んだことがない読者さんは、読んでないとこから順番に読んでいただけると嬉しいです。
目標額の決め方①>平均ではない

目標額の決め方②>将来設計で

目標額の決め方③>年齢確認



で、今日は収入の把握について。


FXでの目標額を設定しようと考えた場合、自分の給与所得や事業所得がどのくらいあって、今後どのくらい稼げるのかを把握します。



“無謀な目標設定は良い取引結果を生み出さない”



無謀な目標設定は良い取引結果を生み出すことはありません。

『1ヶ月で○倍にする方法』とか『○年で○万円を○○万円にした私の方法』とかって謳い文句を見かけることもあるけど、そんなにカンタンなもんではない。


そんなカンタンに稼げたら、世の中みんな億万長者ですわ!!


それとね。

無謀な目標設定はトレード中のメンタルバランスも崩しやすくする。

FXトレードは、ある意味自分のメンタルとの戦いという部分もある。

メンタルコントロールが勝敗のカギになるってこと。

メンタルバランスが崩れているのに、良い取引結果が出るわけありません。


だから、メンタルバランスを崩さずトレードできるようにならなければいけない。

そう思うのです。


そのための方法として、まずは自分のメイン収入を把握する。

そこからFXでどのくらい収入をアップさせれば自分の思い描く未来が創れるのかを考えてみることが大切だと思うのであります。



で、前回の・・・あ、書くの忘れてた。

前回、年齢確認したときの表、『キャッシュフロー表』って言います。



コレね。


このキャッシュフロー表とやらを利用するとね。

時系列的に収入や貯蓄残高の推移、いつ大きな支出があるのかなど、さまざまな情報を見える化することができます。


前回、夫29歳・妻27歳・子供1人1歳の3人家族をモデルケースにしました。


今日は、ここに収入面を入れてみたいと思います。


夫の年齢は29歳。

平成25年の国税庁『民間給与実態調査』によると、20代後半の平均年収は371万円だったそうです。

ここから、税金や社会保険料などの非消費支出を差し引きます。

非消費支出については、この前配信しました。

『貯めれる人』『蓄える人』になるカギは?


そのときの記事を参考にします。


371万円×18%=66万7800円(非消費支出)

371万円-66万7800円=304万2200円(手取り収入)


約304万円が手取り収入になりました。

この手取り収入をキャッシュフロー表に入力します。


赤太字の数字が今回入力した収入です。




収入が年間1%ずつ上昇すると仮定
(表をクリックすると大きく見やすくなります)



現在の手取り年収が年間1%ずつ上昇すると仮定すると定年までに約1億3000万円の収入になることがわかりました。



次は、現在の手取り収入が上昇することなく現状維持だったと仮定。



収入が上昇することなく、現状維持で推移すると仮定
(表をクリックすると大きく見やすくなります)



手取り収入が上昇することなく現状維持で推移したと仮定すると、定年までに約1億900万円の収入になることがわかりました。


グラフで比較してみました。


収入上昇率1%と0%の比較
緑色:1%上昇
紫色:現状維持
(表をクリックすると大きく見やすくなります)


その差は、2100万円。


どちらの収入にせよ、この収入が多いか少ないかは、その後の支出面等を合わせてみてみないとわからない部分がありますが、まずはメイン収入がどれくらいなのかを把握する。


FXだけが生涯の収入源ではありません。


特にFXを始めて間もないトレーダーさんは無謀な目標設定をしてしまいがちです。

僕もそうだった。

僕の場合、無謀な目標設定というより、『とにかく稼ぎたい』っていう無謀な欲望でトレードしてたけどね。


・・・で、勝てなかった。


でもこういうトレーダーさんは多いと思う。


FXでメンタルバランスを崩さないようにするため、FXで無謀な目標を設定しないようにするためにも、自分の今とこれからの収入を把握することは大事なことだと考えます。


はいっ!今回はここまで。




つづく