渋谷で働くスマホ社長のブログ

日本代表する経営者になるために日々邁進します


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U-NOTEにて、コラム連載を更新しました。

今回は「強みは、“a.k.a”で磨け。」というタイトルで、「強みの伸ばし方」とその際に陥りがちなある罠について書きました。 

 

 

ビジネスにおいても、“戦闘能力”は存在する

 

 新卒社員も入社して一か月が経ち、社内にもフレッシュな雰囲気が漂って活性化している組織が多いのではないでしょうか。新しく入社した方々も、ビジネスに初めて足を踏み入れて上手くいくこともあれば、上手くいかないことも多いことと思います。

 

 まず、ビジネスで成果を出すためには、戦闘能力が高くなくてはなりません。戦闘能力と聞くと物々しい感じがしますし、ビジネスの世界ではあまり聞かない言葉かもしれませんが、ビジネスにおいても戦闘能力というものは存在すると思います。それぞれの局面と強みの相性で発揮される戦闘能力は変わりますが、強みを持たないと話になりません。

 

 野球に例えるなら、点差が大きい一打逆転のチャンスでは、長距離打者が必要かもしれませんし、次に強打者が控えているのであれば、バントや繋ぎのバッティングが上手い選手を据えて局面の対応に当たる必要があります。間違った経営判断をすれば、それが勝敗を決める決定打になってしまうからです。局面と強みの相性が成果に大きく跳ね返ってくるのは、ビジネスも一緒です。自分の戦闘能力を考えるときは、まず自分の強みは何なのか、自分の胸に手を当てて考えてみましょう。

 

“a.k.a”で強みを伸ばす

 

自身の強みについて相談いただくこともありますが、強みを伸ばすコツはあんまりないんです(笑)。ただ、強いて挙げるなら自身の強みを知ることが大事です。信頼できる上司や周りにいる優秀な人に聞いてみると色々出してくれるでしょう。そこを自覚しながら、目の前の仕事に一生懸命取り組めば、自ずと強みは伸びていくと思います。ただ、自己満足にならないように、上司などから他者評価を定期的にもらうことを忘れないようにしたほうがいいでしょう。 

 

 また、強みが一定水準まで伸びたら、「a.k.a」を考えてみるといいかもしれません。a.k.aとは、HIP HOPでよく使われる「also known as」を略した言葉であり、「~で知られている」・「別称」という意味があります。人によって、a.k.aは複数あったり、変化していくものですが、野球のイチロー選手のある時のa.k.aは「安打製造機」であったり、かつて総合格闘技・PRIDEで絶対王者として君臨したヴァンダレイ・シウバはその目にも留まらぬ猛打から、デビュー当時のa.k.aは「戦慄の膝小僧」でした。

 

 “何故、a.k.aが強みを伸ばすのに必要なのか?”と思う方も多いと思いますが、冷静に考えてみれば単純明解です。前提として強みは、修羅場や責任の大きい仕事を成功させることで磨かれます。つまり、強みを伸ばすには責任のある仕事を獲得する必要があるのですが、組織でその責任のある仕事を任せられるにはどうすればいいでしょうか?

 

 組織が機能していれば、大きい仕事は上司が持っています。上司は、“仕事の埋蔵地帯”と言っても過言ではありません。それでは上司の立場で考えれば、どういう人に仕事を任したいと思うのでしょうか。何の強みを持っているかわからない人よりも、強みがはっきり見えている人のほうが選ばれやすいと思います。任せて一度成功させれば、また次のさらに大きい仕事が任されます。それを連続して成功させることによって、社内外でもそのa.k.aは流通するようになり、さらに市場にインパクトを残す成果をあげれば、“箔”がついてきます。一度a.k.aがつくと後で変えるのが難しいのですが、その話は長くなるのでまた次回にでも……。

 

踏み外しやすい、よくある2つの間違い

 

 前段で話したことを実践する上で、実はよく陥る罠があります。その原因は、焦燥感に他なりません。他人と比べて強みを伸ばそうとするあまり、罠にはまって競争から脱落していく人を山ほど見てきました。

 

 まず1つ目の罠。例えば、将来の相談を受ける際に、“いついつまでに起業したい”と言われることが多いです。これ自体は、気合が入っていて、相談してくれたことに嬉しさを感じる反面、正直に言うと内心では危うさを覚えます。事業は、市場があって初めて成立するものです。無論、競合もいるわけですから、その動きをつぶさに観察して参入するかどうか決める必要があります。マーケットや競合を見ていない自分本位のチャレンジがうまくいく確

 

 続いて2つ目の罠について。たまに、急に昨日とは人が変わったように“海外の職に就きたい”、“今とは違う何かをしたい”という相談を受けることもあります。何かの強みを持っている場合、その強みが生きる仕事の領域やフェーズが確実に存在します。将来のキャリアを思うがあまり、焦って自分の強みとは全く違う何かをやろうとすることに勿体無さを感じるには私だけでしょうか。

 

 また、英語が喋れると“折角だったら英語を仕事で使いたい”という気持ちになって、海外赴任を希望しがちです。これも罠にはまりがちな例。前述の通り、マーケットがあれば素晴らしいことですが、そうでなければ行っても討ち死にです。

 

 

 つまり、罠にはまらないために、険しい道を進むという「覚悟」とマーケットや競合を見る「冷静さ」を共存させていく必要があります。最初からできることではないので、意識していくことが大事でしょう。

 

(上記U-NOTEより引用)

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