耐震補強の状況と視察

テーマ:

現在進行中の耐震補強工事の現場


この状況から始まって


現在はこんな感じになっております


モルタル+タイル張りからサイディング張の外装に変わりました

ただ一番変わっているのが中身の軸組みの部分です


既存のタイル張りの外装をはがして見ると

2階床を支える重要な梁、柱も、筋交いも、

この面に関してはほぼ全ての軸組みが腐朽していました。


漏水とシロアリの影響です


もしこの状態のまま、熊本のような大きな揺れが来たならば、

少なくとも、タイル面はガバッと剥落して道路に落ちてきた!

そんな被害の状況が容易に想像できます


この状態を

2階の床を仮に上から吊り上げ下からも支えながら、既存の柱梁を全て撤去して


このように新しい軸組みに変更しました

そして構造用合板を張ってから、等々の工程を経て・・・

先ほどのサイディングの外装に変わっています


これほど軸組みが腐朽しているとは想定外


それゆえに、この工事をさせてもらって本当に良かったと思います。


耐震補強をすれば確実に地震で倒壊しないか?

と言われるとそうは言い切れません。

それは新築の住宅でも同じ事です


地震の揺れの周期や、地盤の状況、建築基準法の想定を上回る地震

我々がまだ経験していない事態も起きるかもしれません。

2回目が本震だなんてまさに経験外のことでした


なのでそうは言い切れないのですが

確実に言えるのは、


今までの状況に比べたら絶対建物が強くなっている!


という事。

こんな大掛かりではなくても、何かのリフォームの時でも、表面だけではなく軸組みの安全性に目を向けて、


ちょっとでも今の状況より建物が強くなっている!


となれば、避難所や救援物資よりも前の、何よりの防災対策になるかと思います。


熊本の実際に被災した状況はどんな感じなのでしょうか?

それを肌で感じるためにも、この週末、日月と

同じく耐震補強に取り組んでいる仲間と視察に行き、

今後の活動に役立てさせていただきたいと思います


とりあえず今週もお疲れ様



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