民主党は17日、国会近くの憲政記念館で政治改革推進本部の全体会議を開き、政府参考人制度の廃止などを盛り込んだ国会改革関連法案を了承した。与党単独での提出も検討しているが成立の見通しは立っていない。国会改革は小沢一郎幹事長が自由党党首時代からこだわってきたテーマだが、内閣支持率が低下するなかで参院選に向け「子ども手当」など直接給付型法案の早期成立を優先し、理念型の法案は後回しになっている。

 会合で小沢氏は「政府案(政治主導確立法案)とこの議員立法をぜひ実現させてもらいたい」と強調した。政府参考人制度の廃止は官僚政治脱却が目的で、小沢氏が99年の自民党、自由党との連立時の合意の柱にした政府委員制度廃止と同じ趣旨だ。小沢氏の10年越しの理想だが、参院選での過半数確保が危ぶまれるなかでは「有権者に分かりやすい」(党幹部)子ども手当や高校無償化法案の早期成立を優先せざるを得なかった。

 会合後、推進本部の海江田万里事務局長は与野党協議がまとまらない場合は、与党単独で国会に提出する考えも示した。【念佛明奈】

【関連ニュース】
子ども手当法案:参院で審議入り 国内居住要件は今後検討
子ども手当:6月支給開始へ 高校無償化は4月
高校無償化:法案可決 子ども手当法案も 衆院本会議
社民・国民新党:野党協議の前に説明を 民主党に要請へ
衆院委:子ども手当法案可決 自民、みんなの党は反対

<掘り出しニュース>食べてもおいしい「キャベコン」登場(毎日新聞)
「審査ずさん」と銀行批判=コシ社社長に実刑-三井住友融資詐欺・東京地裁(時事通信)
基礎から臨床への「橋渡し研究」強化を―文科省作業部会(医療介護CBニュース)
銭湯 三重・答志島で140年 「元湯」が廃業(毎日新聞)
<札幌ホーム火災>居間のストーブから洗濯物に引火か(毎日新聞)
AD