福島に〝死の灰〟を降らせ、東芝を窮地追い込んだ 疫病神・原発を、どうあっても守りたい?

労働者の代表?連合は今や、現実逃避の安倍・原子力ムラの代弁者に成り下がってしまったのか?

連合は今、弱小野党・蓮舫民進党から、政権与党・安倍自民党へ乗り換えを画策している。

民進党は健全野党として、悪党・安倍自民から国民を守る防波堤として、
原発応援団?安倍自民応援団と化した連合に迎合してはならない。

「『原発ゼロ』と言って原発はなくならない。問題の本質から目を背けることになる」と、連合会長は言うが、
「問題の本質から目を背けている」のは寧ろ、安倍・原子力ムラと、その代弁者・連合ではないのか?

しかし、連合は民進党の最大支持組織、連合なしでは選挙を闘えない。

だからといって、電力総連、電機連合のような御用組合に屈し、悪魔に魂を売って欲しくない。

連合を、電力総連、電機連合のような原発応援団と、その他に二分することが出来れば良いのだが・・ 

 時事ドットコムより
「政権担当力に逆行」=神津連合会長、民進の脱原発前倒し批判
【連合の神津里季生会長は21日、時事通信のインタビューに応じ、民進党の蓮舫代表が脱原発の目標時期を現行の「2030年代」から「30年」に前倒しを検討していることに対し、「政権担当能力がある政党と見てもらえることが望ましいが、逆行するものだ。本当に政権を取るつもりがあるのか」と厳しく批判した。次期衆院選での共産党との共闘に関しては「国家像、基本政策が違う。政策協定や相互推薦はあり得ない」と反対した。
 脱原発の時期について、神津氏は「30年代という目標の達成も容易ではない」と指摘。「『原発ゼロ』と言って原発はなくならない。問題の本質から目を背けることになる」として、東京電力福島第1原発の廃炉などの課題に着実に対応していくべきだとの考えを示した。
 神津氏は衆院選に関し、「野党がばらばらだったら1強の自民党に対抗できない」として、一定の協力の必要性を認めた。ただ、「戦術と戦略は別物だ。戦略が失われたら、目先の選挙で多少議席が増えても、そこで終わりだ」と語り、共産党と連携を強化しても政権獲得にはつながらないとの認識を示した。】

 Infoseekニュース・時事通信より
党内混乱、収束めど立たず=蓮舫氏、脱原発めぐり正念場―民進
【 民進党が次期衆院選のエネルギー政策で、「2030年代」としてきた脱原発の目標を「30年」に前倒しする是非をめぐり、党内の混乱が収まりそうにない。蓮舫代表は「30年原発ゼロ」を3月の党大会で打ち出したい考えだが、労組系議員らを中心とする勢力が抵抗。蓮舫氏は指導力が問われかねない状態に陥っている。

 「自分の意志は貫きたい」。蓮舫氏は自由党の小沢一郎代表と17日に会談した際、原発ゼロの目標を「30年」と設定することへのこだわりを見せた。小沢氏は歓迎したという。

 党内では蓮舫氏の意向を受け、党エネルギー環境調査会(会長・玄葉光一郎前外相)で、議論を開始した。原発ゼロに向けた工程表に「30年」と明記することを模索。玄葉氏は1日、「これまでより一歩踏み込んだものにしたい」と意欲を見せていた。執行部内でも評価する声はある。

 しかし、これにかみついたのが、党最大の支持団体である連合傘下の労組系議員。原発を抱える電力会社などの組合員で構成する電力総連や電機連合の支援を受けている。

 実際、16日の調査会会合では、蓮舫氏の方針に労組系から異論が噴出。旧民社党系幹部の高木義明元文部科学相が「前倒しの必要はない」と言い切るなど徹底抗戦の構えを見せた。

 労組も動いている。電力総連、基幹労連、電機連合の幹部は17日、野田佳彦幹事長と会い、「30年原発ゼロ」方針を再考するよう要請した。

 労組や関係議員らが慎重姿勢を崩さないのは、原発ゼロが急速に進めば、原発事業に携わる組合員らの雇用が不安定になりかねないとの懸念がある。

 党内の亀裂が深まることを懸念してか、当初は前向きだった玄葉氏も16日、党大会までに方向性が出るかについて、記者団に「詳細にわたる結論は絶対に無理だ」とトーンダウンした。

 調査会は22日に議論を続行するが、蓮舫氏の期待する方向で意見集約が進む見通しは立っていない。「決め打ちして議論しているわけではない。難しい課題なので丁寧に慎重に議論したい」。大串博志政調会長は21日の記者会見でこう語るにとどめた。】