使用済み核燃料が発する高濃度の放射線で、作業員が100マイクロシーベルト超の被ばく。
しかし、作業現場で計測された放射線量は、81マイクロシーベルト、90マイクロシーベルト??

 例によって、意図的に低線量になるよう計測しているのだろうか?

 空気中で、作業員を放射線から守る筈のキャスクは、水の代役として放射線を遮る役目を充分に果たせたのか? キャスクの遮蔽機能は信頼に足るものなのか?

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 テレ朝ニュースより
福島第一原発、作業現場で高放射線量を計測
【福島第一原発の4号機では、使用済み核燃料を貯蔵しているプールから燃料棒を運び出す作業が続いている。今回、高い放射線量が計測されたのは、プールの上に設置された作業台と燃料棒を移動させるためのクレーン付近だ。実際の映像では、緑色の構造物付近にあたる。

 放射性物質の「コバルト60」が発する人体に影響の大きいガンマ線が出ていることが分かった。その量は、核燃料をつり上げる装置の上で1時間あたり81マイクロシーベルト、プール内のがれきを取る作業台の上で90マイクロシーベルトだった。被ばく量が1時間で100マイクロシーベルトを超えた作業員もいたという。原子力規制委員会は、東京電力に早急に対策を取るよう求めている。】