住んでも安全な放射能レベルになったから??というより、賠償金を減らすこと?が主眼の警戒区域解除。

 警戒区域はすべて解消され、賠償金を節約できる東電は万々歳。国も県も東電も、住民の命・健康のことなど眼中にない。

 人が健康に暮らせない場所に住まわせることがどれほど罪深いことか・・
原子力ムラの代理人が牛耳る福島県、県民の幸せを守らない佐藤知事がリコールされないのは何故だろう?

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 日本経済新聞より
福島・双葉町、原発事故の警戒区域がすべて解消
【東京電力福島第1原子力発電所の事故で全域が警戒区域とされた福島県双葉町が28日午前0時、「帰還困難区域」と「避難指示解除準備区域」の2区域に再編された。昨年4月以降、順次行われている自治体の区域再編は10例目。同町の再編で、同原発から半径20キロメートル圏内の9市町村に設定された警戒区域がすべて解消されることになった。

 27日深夜には、福島県警の警察官らが町の防犯・防火パトロールに出発した。28日未明には、双葉町の伊沢史朗町長が2区域の境に新たに設置したバリケードの施錠を確認。町は除染の状況などを踏まえ、2017年をメドに全域で帰町するか判断するとしている。

 政府の原子力災害現地対策本部によると、双葉町の人口約6520人のうち、長期にわたり、戻ることができない「帰還困難区域」の人口は96%の約6270人。日中に立ち入りができる「避難指示解除準備区域」は町の北東部に設定され、4%の約250人が対象。

 同町は6月17日、埼玉県加須市に置く町役場機能を福島県いわき市に移転する計画。】