11月8日は福岡国税局管内(福岡・佐賀・長崎)酒類鑑評会の表彰式でしたが、杜氏組合は一日中多忙でした。
午前中は、福岡県酒造組合の通常総会が開催されたようです。昼食をはさみ、福岡国税局においてで鑑評会の表彰式、公開利き酒会。
次に場所を福岡県醸造試験所に移し、九州陶磁組合 平成22年度・第47回通常総会が開催されました。
議案審議が終了し、来賓の祝辞では、鑑評会のことや新米の出来具合のあと、清酒の消費量についてお話を伺いました。それによると、清酒の消費量が昨年下げ止まりとなり、今年は現在のところ僅かながら上昇しているということです。
昭和50年、1,675千klをピークに35年間右肩下がりを続けてきた清酒の消費量が、現在、わずかに上昇していることで復活の兆しが見えてきているようです。これまでも特定名称酒は頑張っていたのですが、比率の高い上撰酒の落ち込みが大きく全体として下落傾向が続いてきたようです。
上撰酒にも美味しいものはありますし、何もアルコール添加が悪いということは全くありませんが、消費者の志向が純米酒に傾き、全体として純米酒を中心とした特定名称酒の割合が増えてきたことが挙げられます。その純米酒を中心に海外へ輸出も伸びています。
私が勤めている二つの蔵元でも昨年はドバイに輸出しましたし、今年は中国や韓国からの製造の依頼があります。こうした動きを捉え、良い原料を使い手間隙かけて良いものを造っていくことで、少しは良くなって行くのではと思っています。
この話は、蔵人が喜ぶでしょう。皆が喜びます。せひ、それを現実のものにしたいものです。