世紀の再戦二ヶ月前!・・グラスジョーと機能しないピーカブースタイル 01 | ☆電脳格闘技界☆

世紀の再戦二ヶ月前!・・グラスジョーと機能しないピーカブースタイル 01

世紀の再戦まで二ヶ月を切ったね。

今回は新機軸として(技術論の視点)から

この日本列島を論争に巻き込んだ

世紀の再戦を切って行こうと思う。

週刊現代で亀田のグラスジョーに関して書いてあるけど、

確かにあのシャクれたアゴにパンチをまともに

もらったら延髄を起点としたテコがかなり効きそうだね。

一般誌にしては、かなり専門的な事まで書いてあって

一度、脳震盪を起こしたら・・次からも起こしやすく

なるって事にまで触れているね。

これは佐竹の本にも書いてあったけど、俗に言う

「スイッチが落ちる」ってやつだね。脳震盪を起こした

脳は自己防御の為に、同じような衝撃をもらった場合、

早々に自らのスイッチを落とすという事らしい。

-1に出ている某選手が最近はすぐにKOとか

されるのは、そういう状態になってるんじゃないか?

って話だけどね。 ・・どうだろうか・・・

専門筋からグラスジョーと言われている亀田だが・・・

現状、その弱点を克服できるだけの技量があるのか?

というとまず・・・一番問題なのは・・・

たぶんタイソンの真似してピーカブースタイルを

やってんだろうけどタイソンと決定的に違うのは、

出入りのスピードが全然違うって事だろうね。

とにかく出入りが遅い!致命的なぐらいにね。

しかもジャブも打たずにガードを固めたまま

頭から前に出てくるだけで、フットワークが

全く無いんだから・・・相手からするとヨロヨロと

サンドバックが前に出てきているようなもんだ。

で・・・ピーカブースタイルなのに上体を全く

振らないし、一発狙いの見え透いた大振りフックの

ワンパターン。

で・・・そのパターンを繰り返すからランダエタに

見切られたあげくジャブをもらいまくる始末だったよね。

ピーカブースタイルのガードが全く機能していないので

ジャブをまともにもらって、顔が反り返る場面が

何度も見られた。

タイソンなんてのはピーカブースタイルを

キープするため、練習時にはグローブの親指部分を

噛んで、必ずアゴをガードしてたし・・・

とにかくジャブも強烈だし、打った後の戻しも

速い・・ピーカブースタイルで上体を振って

相手に的を絞らせない。

そして、あの超人的な出入りの速さと

相手の懐に潜り込んでの強烈無比なパンチの連打

(ダイナマイトパンチ!!!)

何から何まで・・比較にならない程、違いすぎる。

この二ヶ月でどれだけ、この問題点を克服できるか?

が鍵になるとは思うんだけど・・・

もし、今のままのスタイルを押し通して勝てると

思っているのなら・・・ランダエタとの再戦は

言うにおよばず・・・・・今後はいつ爆発するか

わからないグラスジョーを抱えてのボクサー生活と

なりそうだ。・・・そうなればいずれは・・・・

「スイッチが落ちる」状態になってしまうと思うので

そこからの亀田のボクサー人生はかなり過酷なものに

なりそうだね。