欧州野球狂の詩

日本生まれイギリス育ちの野球マニアが、第2の故郷ヨーロッパの野球や自分の好きな音楽などについて、ざっくばらんな口調で熱く語ります♪


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(1)ロブ・コルデマンスのユーロ参加に暗雲

 最大のライバル・イタリアを破っての覇権奪回を狙うオランダが、大エースを欠いてヨーロッパ選手権を戦う羽目になる危険性が出てきました。昨年のWBCでは日本戦にも登板した大ベテランのロブ・コルデマンス投手(39)が、自宅の台所?(ソースもとではFire placeとしか書かれていないため、詳細は不明)で火を点けようとして右腕に火傷を負ったのです。


 現地の報道によると、コルデマンスがこの事故で負った火傷はレベル2に該当するとのこと(火傷による損傷の分類については、こちらのリンクを参照されるとよいかと思います→http://yakedocare.client.jp/basic_01.html )。当然ながら、コルデマンスは治療の為にすぐさま戦線を離脱することになりました。来月12日に開幕するユーロに間に合うかどうかは微妙な情勢で、39歳という年齢を考慮すると来季以降の現役続行にも影響が出てくる可能性もあります。オランダ球界ではもはや伝説的とも言える存在だけに、何とか間に合ってくれることを祈りたいところです。


ソース:http://www.mister-baseball.com/european-championship-danger-rob-cordemans-accident-home/


(2)フィンランド国内リーグの試合をサッカー場で開催へ

 フィンランド国内リーグ・SMサージャのセミファイナル第2戦2試合が、現地時間の今日首都ヘルシンキのソネラ・スタジアムで開催される運びとなっています。


 2000年にフィンエアースタジアムとして開場した同施設は、収容人員が10770人。サッカーフィンランド代表およびサッカークラブであるHJKヘルシンキの本拠地として、開場当初から使われてきました。2003年のFIFA U-17世界選手権、2009年の女子サッカーヨーロッパ選手権でも会場として使用。2010年に命名権契約満了に伴い名称を変更し、現在に至っています。


 今回行われるのは、いずれもヘルシンキに本拠地を置くクラブが絡む試合。第1試合のヘルシンキ・ピューマ-マルミ・ブレッツは現地時間12時から、第2試合のヘルシンキ・メッツ-エスポー・エクスポズは同16時からプレーボールの予定です。サッカー場での野球の試合開催は、グラウンドの形状や照明の位置などが全く異なるために、かなり歪な中でのプレーを強いられることになりそうですが(もちろん、逆に野球場でサッカーの試合を開催するケースも同様)、そうした制限がある中で派生競技「ペサパッロ」を生み出したフィンランドだけに、どのように設営を工夫するのかが見ものですね。なお、入場は無料となっているそうです。


ソース一覧

http://www.mister-baseball.com/baseball-sonera-stadium-helsinki-saturday-august-30/

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%8D%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%A0


(3)イタリア人外野手がドジャースと契約

 MLBのドジャースはこのたび、イタリア人外野手のフェデリコ・ジョルダーニ外野手(16)とマイナー契約を結んだことを発表しました。


 アンジオ出身のジョルダーニは、現在はネットゥーノBCでプレーする若手有望株。契約にあたっては、イタリアシニア代表のマルコ・マジェッリ監督や、欧州担当スカウトのボブ・エンゲル氏が彼を推薦したとのことです。ジョルダーニのアメリカでのプロとしてのキャリアスタートは、来年春の予定となっています。ドジャースは今年、先日イタリア代表候補に選ばれたばかりのフェデリコ・チェッリ外野手と既に契約しているほか、シーズン途中にはアレックス・リッディ内野手も傘下のロースターに加えています。


ソース:http://www.mister-baseball.com/federico-giordani-signs-los-angeles-dodgers/


(4)第1回MLB秋季アカデミートーナメントを実施へ

 オランダ・ホーフドループのパーク21で、MLBが主催する新たな親善大会である「MLB秋季アカデミートーナメント」が行われることになりました。


 今回参加するのは地元オランダの他、イタリア、ドイツ、そしてオランダのカリブ圏選抜の計4チーム。いずれも18歳以下の選手たちを揃え、9月29日から10月5日まで計12試合が行われる予定となっています。同様のトーナメントは今年春にも開催された他、夏にはMLBヨーロッパエリートキャンプに参加する選手たちを対象に、ピッチングと打撃に特化したミニキャンプも同球場で行われました。


 そのトーナメントに参加するドイツジュニア代表に、強力な援軍が付くことになりました。先日、地元企業のダイヤモンドプライド社がバッグを提供するとお伝えしましたが、今後はそれに続いてバットメーカーのディンガーバット社が、計12本の木製バットなどをチームに提供することになったのです。また、同社がスポンサーする選手の1人であるレッズのドナルド・ルッツ内野手も、さらに追加で6本のバットを提供する意向を示しています。


 ドイツジュニア代表のクリス・ドレッセル監督は、両者の協力に深く感謝。「ディンガーバット社とその欧州責任者であるライオネル・チャッテル氏による協力を、心から嬉しく思っているよ」というコメントを発表しています。ちなみにこのディンガーバット社、当ブログでもおなじみの池永大輔さんも販促に協力されているメーカーで、ルッツがスポンサー契約したきっかけにも彼の存在があったそうですよ。


ソース一覧

http://www.mister-baseball.com/mlb-academies-fall-tournament-takes-place-sept-29-oct-5-hoofddorp/

http://www.mister-baseball.com/dinger-bats-donald-lutz-support-german-juniors-mlb-fall-tournament/


(5)ドレッセル監督、ハー・ディシプルズとの契約は解除

 さて、代表の指導者としてはポジティブなニュースがこのところ多いドレッセル監督ですが、一方でクラブの指導者としては転機を迎えています。今季まで率いたハー・ディシプルズとのコーチとしての契約を解除し、チームを離れることになったのです。


 パイレーツの欧州担当スカウトでもある同氏は、今季ディシプルズを南地区で4位に導きプレーオフ進出を果たしました。プレーオフでは新王者ゾーリンゲン・アリゲーターズに敗れ、クォーターファイナルで敗退を喫しています。ジョシュ・ピーターセン監督は、ドレッセル氏の手腕に非常に感謝しているとコメント。「クリスは今年、本当にファンタスティックな仕事をしてくれた」と彼を称えています。一方で、今回の契約解除がやむを得ないものであったことも事実のよう。セドリック・バッセル競技ディレクターは、「我々にはクラブとしての明確なコンセプトがあり、限られた予算の範囲でそれを具現化するためには必要なプロセスだった」と語っています。


ソース:http://www.mister-baseball.com/chris-dresel-haar-disciples-part-ways/

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 真夏の祭典である今年の夏の高校野球も、大阪桐蔭の優勝で幕を閉じた。今、日本の高校野球ファンの多くが注目しているのはタイでのU-18アジア選手権に臨むU-18日本代表の動向じゃないだろうか。同チームには、今年の甲子園を沸かせた多くの選手、そしてチームとしては都道府県予選で敗れ去ったものの、個人としては世代トップクラスの実力を誇る選手たちが顔を揃えている。彼らが日の丸を背負ってどこまで戦えるのか、楽しみにしている人も多いんじゃないかな。


 そんなU-18代表が戦いを控える今、一足先にアジアでの戦いに飛び込んだ「弟」の勝ち方がネット上で話題を呼んでいる。フィリピンで現在開催中のU-12アジア選手権に、巨人や横浜(現DeNA)で活躍した仁志敏久監督率いるU-12日本代表が参戦しているんだけど、その勝ちっぷりがあまりにも圧倒的なんだ。初戦でインドネシア代表を20-0で下すと、2戦目では開催国フィリピンに44-0で4回コールド勝ち。3戦目でもシンガポールに41-0で勝っていて、ここまで得失点差は+105という前代未聞の数字になっている。


 スコア情報を見ると、フィリピン戦などは相手が失策や暴投や四死球で勝手に自滅し、ほとんど野球にならないような内容になっていたらしい。あまりにも一方的すぎる展開に、ネットでは日本を称賛する声よりもむしろ、相手のフィリピンに同情したり日本の容赦ない試合運び(今年の甲子園で「機動破壊」を掲げて走りまくった群馬・健大高崎に対しても、同じような声が上がっていた気がする)に困惑する声の方が目立っているようだ。中には「こんな一方的な試合をしたら、東南アジアの選手たちは皆野球を辞めてしまう」「日本はアジアでの普及活動に貢献する気はないのか」等という意見もみられた。


 確かにこの3試合のスコアは、対戦した各国野球関係者を顔面蒼白にさせるには十分すぎるものだっただろう。フィリピン先発のメンドーサ投手は、聞いたところによればたった1人で21失点を喫したそうだ(ただし、半分くらいは失策絡みで自責点はその半分ほど)。これだけ大差がつけば、最年長でもまだ12歳という若い選手たちにとっては、トラウマになってもおかしくないような出来事だと言われても理解できなくはない。ただ一方で問いたいのは、じゃあ果たして日本がそこで「武士の情け」を見せた時、お互いにとって何かしら得るものはあったのかということだ。


 この大会には上述の4か国の他に韓国や台湾も出場しているけれど、その中でも我らが日本がトップレベルの実力を持つチームであるということに、疑いを持つ人間はまずいないだろう。いくら少年野球の世代とはいえ、そんな集団がシニアレベルでも戦力格差の大きいインドネシアやフィリピンやシンガポールと正面からぶつかれば、大差がつく展開になるであろうことは戦前からある程度予想ができたはずだ。だとすれば、この大会で日本がすべきなのはただ優勝するというだけでなく、アジアBグループないしはCグループに属する彼らに対して「アジア最強国の現在地」を明確に示すことなんじゃないだろうか。


 少なくとも、これら3か国との間に明確なクオリティの差があるという事実は試合を通してはっきりと提示された。それは、あくまでも日本が最後まで手を抜いたりすることなく戦い抜いたからだ。そしてそれをきっかけとして、この3か国の関係者たちには改めて自らの国の野球の在り方を見つめ直し、問い直すいい機会が与えられたと俺は思う。これほどまでに完膚なきまでに叩きのめされた理由はなんなのか。絶望的なほどに失策や暴投や四死球を重ねた理由はどこにあるのか。それを改善するためにはどんな指導をしていくことが必要なのか。それを今一度考えることは、巡り巡って彼らの成長に間違いなくつながるはずだ。


 もし日本が試合の後半で明らかに手を抜いたプレーを見せていたとしたら、それは自分たち同様に国旗を背負って戦っている相手チームを侮辱する行為であるというだけではなく、「アジアトップレベルがどれだけ自分たちと離れているのか」という目標地点をもぼやけさせてしまっていたと思う。誤解のないように言っておくけれど、俺はインドネシアやフィリピンやシンガポールの野球関係者が、これまで本気で野球に取り組んできていなかったなどとは全く思っていない。彼らだって彼らなりに、それぞれずっと野球を強くしようと頑張ってきていたのは間違いないはずなんだ。でも、「アジア最強国を倒すためにはそれでも足りないんだ」ということを心の底から感じてもらえないと、いつまでたっても彼らが自らの殻を破ることはできないし、アジア球界全体の勢力図だって変えられるわけがないじゃないか。


 日本にとっても、変に手を抜いたようなプレーはマイナス要因にしかならなかっただろう。先日の日経新聞のスポーツ欄で、「サッカーブラジルW杯でドイツがブラジルを7-1で破った根底にあったのは、どんな展開になっても自分たちのゲームプランを最後まで貫き通すという精神だった」というコラムを読んだ。たとえどんな試合であろうとも、勝負の舞台に必要なのはこの精神のはず。スポーツの基本はあくまでも最後まで全力で戦い抜くことにあるのだから、この世代にとってはまずそこを叩きこむことの方が優先されて然るべきだ。そもそも日本代表とはいえ、戦っているのは大人と比べれば技術的には成熟しきっていない小学生世代なわけで、うまく力を加減して勝てるほど器用だとも思えない。その点、仁志監督は正しい選択をしたと俺は思う。


 この3試合は見る側にとっても、プレーする側にとっても残酷なものとなってしまったのは確かだ。負けた側にとっては人目をはばからずに泣きたくなるほど、辛く悲しい出来事だというのもうなずける。でもそこで、「信じられないようなスコアで日本に負けた、頭にきたからもうやーめた」で終わってしまっていたら、何のためにこんな思いをしたのか全く分からないじゃないか。その程度の結論しか導き出せないのであれば、それこそ戦ってた選手が本気で野球に向き合ってない証左だし、(少なくとも野球という側面に関しては)この試合を戦った意味そのものが無くなってしまう。どんな試合でも、勝ったことにも負けたことにも必ず意味がある。ましてやこういう世代別の大会であればなおさらだ。そこから目を背けてはいけない。


 各国関係者にとって幸いだったと思うのは、この大会がU-12世代の試合だったということ。言い換えれば、この大会に参加した選手がシニアレベルに顔を出すようになるまでに、少なくとも後10年はかかることになる。それぞれの国で抜本的な強化策を打ち出し、それを実行に移すための時間は十分にあるということだ。もちろん、10年間というタイムスパンでは日本にすぐ肩を並べることは難しいかもしれない。しかし、ここで見せつけられた実力差を10年かけて少しでも縮めることはできるはずだ。それとて簡単な作業ではないかもしれないけど、それでも彼らにはまた這い上がってきてもらいたい。上から目線な言い方になってしまうけど、それこそがアジア球界全体を活性化させる唯一の道なんだからね。

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 フランス野球・ソフトボール連盟(FFBS)は、来月4日から地元セナートで開幕する国際大会「吉田チャレンジ」と、同12日からドイツとチェコで行われる第33回ヨーロッパ選手権に参加する、フランス代表のメンバーを発表しました。


 今回選ばれたのは代表候補26名と、予備メンバー4名を合わせた計30名。エリック・ガニエ監督率いるチームからは、これまでの主力ではマルク=アンドレ・ハベック投手、カルロス・ヘラルド内野手、フレデリック・アンヴィ外野手の3名が落選しました。北米の海外組ではダン・カミュー投手(USA)、アンディ・パズ捕手(アスレチックス)、レネ・レベレット内野手(ケベック・キャピタルズ)の3名が選ばれています。また、予備メンバー4名のうちの1人には、アレクサンドル・ロイ(マリナーズ)も選出されています。


 野手陣で軸となりそうなのは、揃って内野を任されることになると思われるマクシーム・レフェブレ(ルーアン・ハスキーズ'76)、オマー・ウィリアムス(DOORネプチューンズ)、フェリックス・ブラウン(トロワ・リヴィエレ・アイゲルス)の3名。いずれも身体能力の高さには定評があり、非常にアスレチックなディフェンスが見られそうです。投手陣ではエースのオーウェン・オザニック(ルーアン・ハスキーズ'76)を筆頭に、マシュー・ブレル(セナート・テンプライアーズ)、ピエリック・レメストレ(同)、パトリス・ブリオネス(アングレ・ガンバス)らが軸となる見込みです。


 今回のメンバーは吉田チャレンジに参加した後、ユーロ(出場枠24名)を前に2人がカットされる予定。フランスの他オランダとベルギー、そして日本の都市対抗で優勝を果たした西濃運輸が参加する吉田チャレンジは、欧州勢にとってはユーロ前の貴重な調整の場となるだけではなく、WBSCの公認大会として世界ランキングにも影響を及ぼすことになります。この2つの戦いでフランス代表がどんな戦いぶりを見せるのか、注目したいところです。選出メンバーの顔ぶれは以下の通り。


投手

・マシュー・ブレル(セナート・テンプライアーズ)

・パトリス・ブリオネス(アングレ・ガンバス)

・ダン・カミュー(USA)

・レオネル・セスペデス(トゥールーズ・タイガース)

・グレゴリー・クロス(モンペリエ・バラクーダーズ)

・ニコラス・デュバウト(パリ大学クラブ)

・エンリケ・トリニダード(パリ大学・クラブ)

・トーマス・ラングロワ(モンペリエ・バラクーダーズ)

・ピエリック・レメストレ(セナート・テンプライアーズ)

・トーマス・メレー(モンペリエ・バラクーダーズ)

・ジョナサン・モッタイ(セナート・テンプライアーズ)

・オーウェン・オザニック(ルーアン・ハスキーズ'76)

・ルーカス・セラフィン(サヴィニー・ライオンズ)

・ヨアン・ヴォーゲラーデ(ルーアン・ハスキーズ'76)


捕手

・アラム・クシギャン(パリ大学クラブ)

・ボリス・マルシェ(ルーアン・ハスキーズ'76)

・アンディ・パズ(オークランド・アスレチックス)


内野手

・フェリックス・ブラウン(トロワ・リヴィエレ・アイゲルス)

・ホルヘ・ヘラルド(トゥールーズ・タイガース)

・マクシーム・レフェブレ(ルーアン・ハスキーズ'76)

・レネ・レベレット(ケベック・キャピタルズ)

・オマー・ウィリアムス(DOORネプチューンズ)


外野手

・ジャックス・ブーチェロン(セナート・テンプライアーズ)

・アルサー・パトゥレル(ルーアン・ハスキーズ'76)

・アンディ・ピッチャー(モンペリエ・バラクーダーズ)

・ピエーレ・トゥレッテス(パリ大学クラブ)


予備メンバー

・オスカー・コンブス(ルーアン・ハスキーズ'76、外野手)

・バスティアン・ダグノー(ルーアン・ハスキーズ'76、外野手)

・ディラン・メイユー(セナート・テンプライアーズ、内野手)

・アレクサンドル・ロイ(シアトル・マリナーズ、投手)


ソース:http://www.mister-baseball.com/26man-roster-french-national-team-yoshida-challenge-euros-released/

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