欧州野球狂の詩

日本生まれイギリス育ちの野球マニアが、第2の故郷ヨーロッパの野球や自分の好きな音楽などについて、ざっくばらんな口調で熱く語ります♪


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 クリスマスから一週間。早くも再び、このようなご挨拶の記事を書く時が来てしまいました。今度は、年末に寄せてのエントリになります。


 以前の記事でも書きましたが、この2011年ほど、色々な意味で人とのつながりを実感した年はありません。もちろん、いいことも悪いこともたくさんありました。今この瞬間も、寒さの中で非常にきつい生活を送っている、東北の被災者の方々が数多くいらっしゃることと思います。彼らが早く、元通りの生活を取り戻すことはもちろん、2度と彼らのような人々が生まれることのないよう、2012年はどうか平穏な年になってもらいたいと思います。


 あと4時間ほどでやってくる、2012年。新しいシーズンには、また色々と新しいことが始まります。それはもちろん、野球界とて同じこと。特に、WBC予選が開催される来年は、国際球界にとって1つのエポックメイキングな年になります。来年も引き続き、ヨーロッパをはじめとする国際球界の情報をお届けしていきますので、これからもどうかよろしくお願いいたします。


 来年は、今年の年初にも掲げた「1日3000アクセス」の達成はもちろん、国際野球関係者や読者の皆様との、リアルにおける繋がりをもさらに増やしていくことを目標としたいと思います。その一環として、いつかこのブログの読者や国際野球ファン同士で、オフ会なんかできたらいいなぁとも考えているところです。もちろん、実際にやれるかどうかも、やれるとしていつになるかも全くの未定ですが、その時はぜひご協力いただければ幸いです。


 最後に、今年1年間読者の皆様にこのブログを支えていただけたこと、心から感謝いたします。この1年間自分を支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。このブログはこれからも変わらず、全ての野球ファンの皆様とともにあり続けたいと思います。それではよいお年を。2012年も張り切っていくぜ!!

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(1)ライアン・マーフィーがUVVに新加入

 国際野球ファンにはおなじみ(?)のあのカナダ人右腕が、オランダ球界に帰ってきます。オランダ・フーフトクラッセに所属するUVVは、新たにライアン・マーフィー投手を獲得したことを明らかにしました。


 マーフィーは母国カナダでプロとしてのキャリアを開始し、アメリカ、オランダ、台湾、チェコ、オーストラリアと、世界6か国を渡り歩くいわば「野球素浪人」。オランダではRCHメディアモンクス、L&Dアムステルダム・パイレーツ、コニカミノルタ・パイオニアーズ(現ヴァッセン・パイオニアーズ)という3クラブでプレーした経験を持ち、2008年にオランダシリーズMVP、2009年にはシーズンMVPと最優秀投手賞を受賞した、同国の球史における屈指の投手とされています。


 2010年は台湾球界へのチャレンジに失敗した後、チェコのテクニカ・ブルノでプレー。今季は肩の故障のため全休となったようですが、自分自身の投球さえ取り戻すことができれば、実績十分のオランダでも再び活躍できる可能性は高いと見ます。4月の頭には、チームに合流するというマーフィー。昨季、あと一歩の所で「Aクラス」進出を逃したUVVにとって、頼れる戦力となりそうです。


ソース:http://www.mister-baseball.com/ryan-murphy-joins-uvv-2012-season/


(2)イギリス代表が、イギリスと北米2か国で代表チームのトライアウトを開催

 イギリス野球連盟(BBF)は、来年のイギリス代表チームでプレーする選手を選抜するトライアウトを、1月8日にアメリカ・カリフォルニア州サンディエゴにある、サンディエゴ大学カニングハム・スタジアムで実施すると発表しました。


 今回のトライアウトは、来年秋のヨーロッパ選手権と、WBC予選に参戦する選手を見定めるためのもの。現段階のイギリスにおいては、国内リーグの整備こそ少しずつ進んでいるものの、まだ国家代表選手の大半を輩出できるレベルには至っていません。そのため、日本やアメリカのように自国リーグから選手を選抜するのではなく、全世界でプレーするイギリス代表資格を持つ選手(その多くは、イギリス系のアメリカ人やカナダ人)を、こうしたトライアウトによって集めているわけです。


 トライアウトに参加できるのは、高校・大学・プロのいずれかのカテゴリーでプレー経験があり、かつイギリス代表資格を定義する、以下の諸条件のうち1つ以上に該当する選手たちです。


WBC・ヨーロッパ選手権共通

・イギリスの市民権と、有効なパスポートを保持している


WBCのみ

・イギリス国内に合法に居住している

・イギリス又はその海外領土において生まれた

・両親のいずれかがイギリス人である(祖父母以上は不可)

・イギリス又はその海外領土において生まれた親を持つ(国籍は問わない)

・現段階でイギリスの国籍もパスポートも持っていないが、どちらも保持できる資格を持っている


 また、来年4月から5月にかけては、ロンドン・ニューヨーク・トロントの各都市でもトライアウトを実施。も異論、各都市によって国籍別の制限があるわけではありませんが、ロンドンにおいてはイギリス人を、サンディエゴとニューヨークにおいてはイギリス系アメリカ人を、トロントにおいてはイギリス系カナダ人を、主に選抜するものとみられています。今回のトライアウトは、マイク・ニッケアス(メッツ)、ブラント・アスト(元マリナーズ傘下)といった、現役代表や元代表選手も開催に協力しているとのこと。


ソース:http://www.britishbaseball.org/news_article/show/113903?referrer_id=271910

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 去る12月9日、BCリーグの群馬ダイヤモンドペガサスから指名を受けた、フェリックス・ブラウンとフレデリック・アンヴィのフランス代表2選手。彼らの独立リーグ挑戦に関しては、たまたま同じ時期に、独立リーグの今後の在り方を考えるコラムを連載していた、産経新聞が大きく取り上げていたこともあって、彼らの代理人を務めた池永大輔さんの元には「ニュース観たよ」という声が数多く届いたそうだ。

 このような「1つの歴史的な出来事でありながら、なかなか世間一般に知らしめるすべが見当たらない」類のニュースを扱う上で、メディアの影響力というのは計り知れない。このブログも(最近こそ小休止状態ではあるが)、つい最近までは日に2000アクセス程度を頂いていたとはいえ、日本中あらゆる人々に存在を知られているかといったら、まだまだそんなことはないと思っている。フェリックスやアンヴィの成した快挙だって、もし産経新聞が報じてくれていなかったら、これほどのビッグニュースにはなっていなかったはずだ。だからこそ、こうした大手メディアの力をどう利用していくかが、ある意味でこれからの国際野球関係者には求められるのかもしれない。

 メディア関係者の中には、心から尊敬できるような、素晴らしい仕事をしている方々も少なからずいる。近しいところで言えば、今月4日に我孫子でお会いした、石原豊一さん、中川路里香さん、竹村裕児さんといった野球関係者。身を呈して、戦場の今を伝えようとする戦場カメラマンや、決死の覚悟で高峰に挑む山岳取材班の面々なども、そうした類の人々に数えられる。海の向こうで言えば、先日のケニア野球支援の記事でも書いた、ロッキーズ専属キャスターのジェリー・シェメル氏なんかもそう。どんな分野であれ、自分のできる仕事で常に最善を尽くそうとする人々は、リスペクトに値することは言うまでもない。

 しかし残念ながら、メディアの世界に身を置く人々の中には、自分たちが持つ「力」の使い方を、はき違えてしまっている者がいることも、また事実だ。最近の例で言えば、28日の「笑っていいとも!年忘れ特大号2011」において、先日来日したブータン国王夫妻を、笑いものにするようなものまねのシーン(俺は、放送をリアルタイムで見たわけではないけど、演じたのは劇団ひとりと、AKB48の秋元才加とのこと)を放映したフジテレビが、その典型として挙げられるかもしれない。



 もともとフジテレビに関しては、極端に韓国におもねるようなステルスマーケティングを、自局の番組内で何度も繰り返し、視聴者からは不興を買っていた。それが、俳優の高岡蒼甫(現・蒼佑)が「韓流よりも、もっと日本の番組を放送してくれよ」とTwitterでつぶやいたのをきっかけに、事務所を解雇されたことをきっかけに、視聴者の怒りが大爆発。フジの番組に対する不視聴運動は、大口スポンサーの花王に対する不買運動ともども、社会的な一大ムーブメントとなった。そんなフジテレビに対しては、元々俺自身も強い反感を感じていたけれど、今回の一件について詳しく調べるうちに、心から怒りを感じるようになった。

 今回物笑いの種にされたブータン国王夫妻は、国賓として来日した際、日本や日本人に対する深い敬意を、何度となく表してくれていたと思う。日本は3月11日の原発事故以降、放射線量の高さが諸外国から警戒され、外国人観光客の数が激減していた。そんな中で、彼らは新婚旅行の目的地に日本を選んでくれた上に、福島市内の小学校を直接訪れて児童たちを激励し、さらには日本人を勇気づけるような内容の演説まで、国会においてしてくれたんだ。



 元々、ブータンは民族的にも日本に近いだけでなく、台湾やトルコなどと並ぶ熱心な親日国として知られる。3月の地震の際にも、国王は地震が起きた翌日には、被災者たちのための式典を開いたうえ、義捐金8000万円を寄付してくれた(ここで、金額の多寡についてあれこれ言うのは野暮というもの。300億円もプレゼントしてくれた台湾がチートすぎるだけで、経済的にはそこまで大きな国でないブータンにとっては、8000万円という金額は決して小さくはないはずだ)。国連決議の場においても、ブータンは常に日本と同じ立場に立ってくれていて、小国ではあれど日本にとってはかけがえのない友人なんだ。

 もちろん、悪徳政治家の所業を風刺する文化は、世界中どこにでもある。しかし、ブータン国王夫妻が日本に散々迷惑をかけ、それを皮肉る意味でこういうパフォーマンスをするならともかく、これほどまでに日本のことを思ってくれて、仲良くしようとしてくれている国の国家元首を、何で笑いものにしたりするんだ。そんなこと、絶対に許されるわけないじゃないか。まともな神経の持ち主なら、悪気があろうがなかろうがこんなことはできるわけがないし、本当にふざけるなと言いたい。

 今や、この世界では情報は瞬時に国境を渡る。もちろん、ブータンにも遅かれ早かれ、このニュースは届くことになるだろう。国王はブータン国民の間では大変人気があり、非常に慕われていると聞く。その国王が、よりによって日本のテレビ局にディスられたとブータン人が知ったらどうなる?国王夫妻本人たちはもちろん、彼らを敬愛するブータン国民も「日本に裏切られた」と思うだろう。たとえ仕事とはいえ、この物まねを演じた劇団ひとりや秋元、それと番組を放映したフジテレビは、そんなことも考えなかったのか。高いパブリシティを持つ立場にいるものとして、あまりに無責任すぎるよ。

 俺自身は、残念ながら身近にブータン人の知り合いがいるわけじゃない。ただ、それでもそんなこととは関係なく、今回フジテレビがやらかした所業に関しては、本当に恥ずかしく思う。メディアが持つ影響力は、既に書いたとおり非常に強大だ。しかしだからこそ、その力を使う上では、レールを踏み外したりしないような慎重さが、何より大切だと思うんだよね。今のフジテレビには、そんな自制心があるだろうか?いや、無いからこんな真似ができるんだろうけど。

 最後に、この一報を知ったであろうブータンの人々には、日本人の1人としてこの場を借りて謝罪したい。フジの一件に関しては、単にガン細胞がやらかしただけで、国民の大半は断じて支持してませんから、どうかご心配なさらないでください。それと、今回の「実行犯」である劇団ひとりと秋元、それとそれを報じたフジテレビ。お前ら、そろそろいい加減色々と覚悟しとけよ。何をとは敢えて言わないけどな。
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