欧州野球狂の詩

日本生まれイギリス育ちの野球マニアが、第2の故郷ヨーロッパの野球や自分の好きな音楽などについて、ざっくばらんな口調で熱く語ります♪


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 昨年、イタリアがライバル・オランダを決勝で下して制した、ヨーロッパ選手権。あれから約1年ほどが経過した7月4日、スペインのギジョンで「第3回AAAヨーロッパ選手権」が開幕します(トリプルエーではないことに注意)。


 別名U-18ヨーロッパ選手権とも呼ばれるこの大会では、文字通り18歳以下の選手で構成された10の代表チームが、ユース世代のヨーロッパ最強チームを決めるべく戦います。この大会でベスト4に入ると、世界ジュニア選手権への切符が得られるという重要なゲーム。今回出場する国々は以下の通りです。


グループA

・ベルギー

・ドイツ

・イタリア

・ロシア

・ウクライナ


グループB

・チェコ

・フランス

・リトアニア

・オランダ

・スペイン


 この中で「ん?」と感じる国がもしあるとすれば、それはおそらくリトアニアではないでしょうか。実は、以前のこの記事()でも書いたとおり、ジュニアまでの年代では、中東欧勢でも結構強い国が多い(今はU-12の国際大会も行われていますが、そこにはロシアやベラルーシといった国も出ています。ベラルーシは開催国枠)。そのため、シニアではよく聞く国々の中にも、こうして顔をのぞかせることができるわけです。


 大会では、まず1回戦総当たりの1次リーグを実施。両グループの上位2チームまでが決勝トーナメントに進出し、「グループAの1位×グループBの2位」「グループBの1位×グループAの2位」という組み合わせで準決勝で激突。その勝者同士が決勝で、敗者同士が3位決定戦で雌雄を決します。また、5位以下の順位決定戦もそれぞれ行われます(5位と6位は一騎討ち、7位以下は下位リーグで決定)。


 過去2回しか行われておらず、今回がまだ3回目と歴史の浅いこの大会。過去2回は、いずれもイタリア代表が制しています。今回も(まだメンバーは発表されていないようですが)、優勝候補の筆頭とみていいかもしれません。今回もイタリアが制するのか、それとも3連覇を阻止する国が現れるのか?「もう1つのヨーロッパ選手権」の戦いの行方にも注目必須です。

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(11)台湾19‐1キュラソー(7回コールド)


キ 000 000 1 1 4 3

台 756 100 X 19 14 2


(勝)リン・ポウユ

(敗)クレメンシア

(本)リン・ウェイチン、リン・ハン(以上台)、マルティナ(キ)


 台湾の勢いが、全く止まりません。6日目の第1試合、前日7‐1で下したキュラソー相手にさらなる猛打を見せ、今大会最多となる19得点で圧勝しました。初回に一挙7点を入れ、相手先発のオルセンド・クレメンシアをKOすると、その後も攻勢を一切緩めることなく、2回に5点、3回に6点を追加。14安打に相手の3失策も絡め、ぐうの音も言わせないほどの大勝を収めています。


 先発のリン・ポウユは、5回を3安打無失点に抑え白星。リン・ウェイチンとリン・ハンがそれぞれ一発を放ったほか、ファン・チーペイとファン・ユキンがともに4打点をマークしています。一方、キュラソー先発のクレメンシアは、初回に2安打と2四球で5点を奪われ、一死も取れずにマウンドを引きずり降ろされることとなってしまいました。


(12)オランダ6‐1ドイツ(6回降雨コールド)


蘭 104 010 6 8 0

独 000 01X 1 3 3


(勝)ボイド

(敗)フランケ


 6日目の第2試合は、ふたたびオランダとドイツによる欧州勢対決に。しかし、初回オランダの1番打者が打席を終えた後、2時間以上にわたって、激しい雷雨による中断があったため、9イニングをこなすことができず。結局6回表終了時点でコールドゲームとなり、オランダが6‐1で制することになりました。試合は初回に先制点を挙げたオランダが、3回に一挙4点を追加。5回にもダメ押しの点を入れています。


 オランダの先発レオン・ボイドは、雷雨による中断にもめげずに5回を投げ切り、被安打3の1失点と好投。打線では、ドゥウェイン・ケンプが2安打2打点、ダニー・ロンブリーとシドニー・デヨングが2安打を記録しています。一方のドイツは、先発レネ・フランケが長時間の中断を嫌い、わずか打者1人で降板する羽目になったのが誤算に。もしかしたら、この降板劇が自軍のリズムを狂わせたかもしれません。


(13)キューバ1‐0キュラソー


キ 000 000 000 0 2 0

玖 000 000 10X 1 8 1


(勝)ヒノホサ

(敗)イサベラ


 日付が変わって、区切りとなる7日目の第1試合。同じキュラソー相手に、初戦を落としたキューバにとっては、リベンジマッチとなったゲーム。非常に僅差の投手戦となりましたが、1‐0でキュラソーを破り、何とか雪辱を果たしました。試合を決めたのは、7回のヨルダニス・サーモンの決勝犠飛。初戦に続く先発となったダリエル・ヒノホサは、今度は7回1/3をわずか1安打に抑える完ぺきな投球で、キュラソー打線を抑え込みました。


 一方のキュラソーは、なかなか調子の上がってこないキューバ相手に、今回も互角の試合を展開。ただ、ヒノホサにわずか2安打に抑えられては、攻撃陣はほとんど何もできず。7回にライでル・イサベラが許した犠飛は、ついに根負けして浴びたという意味で、ある意味スカーンと一発持っていかれるよりも、精神的ダメージは大きかったかもしれません。


(14)オランダ4-2台湾


台 000 001 001 2 11 1

蘭 001 300 00X 4 7 2


(勝)マークウェル

(敗)ワン・ウェイチュン


 台「よーし、開催国オランダに勝って、6連勝決めてやんよ」

 蘭「だが断る」


 こんな会話があったかどうかは知りませんが、結果的にはこの通りになりました。今大会、ただ1人無敗のまま勝ち続けていた台湾が、6試合目にしてついに黒星。オランダが相手の失策にも乗じて、4-2で制しました。オランダは3回、ローランド・エンリケJr.の放った打球が野選となる間に先制。続く4回には、シャルディマー・ダンテとマイケル・デュールスマの適時打、さらに相手のエラーもあって一挙3点を奪い、試合を決定づけました。


 オランダ先発のディエゴマー・マークウェルは、6回で被安打6ながら1失点と好投。一方、台湾先発のワン・ウェイチュンは3回1/3で4安打4失点(自責点3)と不調、好調なチームの流れを維持することはできませんでした。ファン・チーペイが6回に犠飛を、リン・ハンが9回に適時打を放ち、台湾の得点としています。


 30日の大会8日目には、現地14時からキュラソー対ドイツ、19時から台湾対キューバがそれぞれ行われます。ここまで首位に立つ台湾は、キューバ相手に2度目の白星を挙げられるのか?そしてドイツの初勝利はいつ?どちらも大いに注目です。

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(8)台湾3-1キューバ


台 000 010 101 3 9 0

玖 100 000 000 1 2 0


(勝)チェン・クァンユ

(敗)トーレス


 大会5日目の初戦では、今大会で3度目のサプライズゲームが。アマ主体の台湾が、優勝候補のキューバを3-1で下しました。台湾は初回に先制を許しながらも、先発のチェン・クァンユが相手打線をわずか2安打に抑える好投。すると打線がそれに応え、5回には同点に。そして7回についに勝ち越し点を奪うと、9回にもダメ押しの1点を奪い、キューバを突き放しました。


 チェン・クァンユは結局9回を投げきり、被安打2の1失点と見事な投球。リン・ハンが4打数3安打1打点と活躍しました。一方、キューバは先発のヨスバニ・トーレスが7回途中まで2失点ながらも、打線が沈黙し今大会2敗目。主力級は確かに出てないのですが、こんな調子で大丈夫か?


(9)キューバ4x-3ドイツ(延長10回)


独 000 101 010 0 3 6 1

玖 000 000 111 1 4 13 0


(勝)イバーラ

(敗)シュケーア


 おそらく、今大会でのベストゲームに挙げられる一戦だと思います。初戦で台湾に敗れたキューバと、この大会まだ勝利のないドイツとの一戦は、ドイツが8回の表までイニシアチブを握る展開に。しかし、終盤にキューバが意地を見せ、9回にヨイラン・セレスの適時打で追いつくと、延長10回に相手遊撃手のニルス・ハートコフのエラーに乗じて決勝点を奪い、4-3でサヨナラ勝ちを収めました。


 この試合の両先発でよかったのは、むしろドイツのユーゲン・ハイルマンの方で、8回途中まで投げて被安打8ながら2失点と好投(キューバのミサエル・シベリオは5回2/3を投げて3安打2失点)。攻守に互角以上にわたり合っていただけに、終盤に火がついたキューバ打線の勢いを止めきれなかったこと、そして決勝点を与えたこの試合唯一の失策が、やはり悔いが残ります。


(10)台湾7-1キュラソー


台 000 000 133 7 14 2

キ 000 010 000 1 10 2


(勝)リン・チェンファ

(敗)セルバニア


 第3試合は、第1試合を制した台湾が、終盤の猛打でキュラソーを突き放し、7-1と大勝しました。5回にアードリー・シモンズの適時二塁打で先制したキュラソーでしたが、台湾は7回にチェン・ウェイチーの適時打で同点に。さらに8回と9回に3点ずつを挙げ、終盤の猛打で一気に試合にけりをつけました。


 台湾の先発クォ・チュンリンは6回を投げ、被安打8ながら1失点の粘投。リン・ハンとファン・チーペイの2人が、ともに5打数3安打1打点と打のヒーローになっています。この日の勝利で、台湾は戦前に目されていたオランダとキューバ相手にサプライズを起こす役回りから、一気に優勝候補にまで浮上してきました。

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