欧州野球狂の詩

日本生まれイギリス育ちの野球マニアが、第2の故郷ヨーロッパの野球や自分の好きな音楽などについて、ざっくばらんな口調で熱く語ります♪


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(1)ロジャー・バーナディーナがMLB復帰

 キュラソー出身で、オランダ代表としての経験も持つロジャー・バーナディーナ外野手(26、ナショナルズ)が、一軍昇格を決めていたことが明らかになりました。俊足堅守が売りのバーナディーナは、すでに2試合に守備固めとして出場。水曜の試合で7回に守備固めとして登場し、二塁打を含む2安打を放つなど、ここまで3打数2安打の成績となっています。


 なお、今回のバーナディーナの昇格は、イアン・デスモンド内野手が夫人の出産に立ち会うことに伴うものですが、ナショナルズのリグルマン監督が、地元紙のワシントン・ポストに語ったところによれば、バーナディーナはデスモンドの復帰後も一軍には残留する見込みだとのこと。40人ロースターには入っていたものの、春季キャンプでランス・ニックス外野手とのポジション争いに敗れ、マイナースタートとなっていたバーナディーナ。このチャンスをものにして、今後も大暴れしてほしいですね。


(2)FCバルセロナの若手選手が事故死

 一方、ヨーロッパ球界からは悲報が届きました。FCバルセロナに所属するセルジオ・ロマン選手が、月曜日に事故に巻き込まれ、この世を去っていたことが明らかになったのです。享年21歳。彼の葬儀には遺族や友人に加え、バルサの現役選手とOB、球団フロント、さらにスペイン野球・ソフトボール連盟の代表者も訪れたそうです。


 まだ21歳と若く、非常に期待をされていたであろう選手だっただけに、今回彼が亡くなったことは非常に残念ですね。数年前、当時エンジェルスの有望株だった故ニック・エイデンハート投手が、飲酒運転の車に轢かれて亡くなったことを思い出します。セルジオ・ロマン選手のご冥福をお祈りします。

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 2009年のWBC以降、日米の野球だけでは飽き足らなくて、国際野球に手を出すようになった俺。色々な国の野球事情を追いかけていく中で、これまで自分が知らなかった世界が広がっていることを知ることができるというのは、本当に楽しいことだと思っている。特に、自分がかつて実際に住んだり、旅行したりしたヨーロッパの野球事情に、物凄く惹かれるものを感じていることについては、常連の皆さんにはもう今更説明する必要もないだろう。


 ただ、ヨーロッパ野球のファンだからと言って、ヨーロッパばかり追いかけていていいのかというと、実はそういうわけでもないんだ。日本プロ野球に毎年助っ人がやってくるのと同じように、ヨーロッパ球界にも、さまざまな形での人の行き来がある。グローバル化した現在、そうした往来が大陸を超えたレベルで行われることも、至極当然のことだ。クラブレベルにせよ、代表レベルにせよ、ヨーロッパ球界を語るためには、ある程度他の大陸の野球事情も知っておかないといけないんだよね。


 中でも、ヨーロッパ球界と決して浅くない関係性を保っているのが、中南米球界だ。今回は3つのテーマをもとに、野球におけるヨーロッパと中南米の関係について語ってみたいと思う。


 ヨーロッパと中南米と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、やはりオランダとキュラソーの関係じゃないだろうか。先日のワールドポートトーナメントについての記事でも、散々「兄弟対決」を煽ったけれど、統一オランダ代表があのWBCでの奇跡を起こしたように、この両者はもはや互いに、切っても切り離せない関係にある。


 WBCでのオランダ代表には、鬼の強肩で鳴らした捕手(現投手)のケンリー・ヤンセンや、華やかなディフェンスで三塁や二塁を守ったユレンデル・デキャスター、そしてチームリーダーとして、代表の精神的支柱となったランドール・サイモンなど、多くのキュラソー出身選手たちがいた。本土組とカリブ組どちらが欠けても、優勝候補筆頭と言われたドミニカを2度破るという、あの世紀の番狂わせは決して起こせなかっただろう。


 また、肌の色や出身地域は違えど、同じオランダ人ということもあって、キュラソー出身者はフーフトクラッセでも重要な戦力ないしは補強の対象とみなされている。下手をすれば、100年近い歴史を持つ本土以上に、野球が盛んかもしれないキュラソー。元MLB二冠王のアンドリュー・ジョーンズを生んだ自治領は、MLBや日本プロ野球にも決して低くない評価をされている。これからも、オランダにとってのキュラソーは、色々な意味でなくてはならない存在になるだろうね。


 一方、オランダにとっての最大のライバル・イタリアに目を向けると、南米大陸最南端の大国・アルゼンチンとの関係性が非常に深い。もともとアルゼンチンは、歴史的にイタリアからの移民を数多く受け入れてきた国であり、それゆえ南米の中では唯一と言ってもいい白人国家だ(サッカー界のスーパースター、リオネル・メッシもイタリア系アルゼンチン人)。


 かの地の公用語はもちろんスペイン語だが、イタリア語のナポリ方言に強い影響を受けているということも影響しているのか、アルゼンチンはこれまで、イタリア代表におけるスタープレーヤーの輩出国としても機能してきた。現代表正捕手のファン・パブロ・アングリサーノや、かつての代表チームの主軸で、現在もIBLでプレーするマクシミリアーノ・ディビアーゼが、その代表格と言えるだろう。特に、ディビアーゼは現在アルゼンチン代表の4番を打っているそうで(!)、両国のつながりが浅くないことを実感させる。もしアルゼンチン代表が、次回以降のWBC予選に出場することになったら、アルゼンチンの血筋を引くイタリア人プレーヤーも、代表に招集されるなんてこともあるかもしれないね。


 そしてそのIBLに参加しているT&Aサンマリノには、中米のエルサルバドル人のエースがいる。ヘンリー・ボニーヤ投手だ。エルサルバドル人とはいっても、彼自身はアメリカ育ちということなので、厳密には「同国産」の選手というわけじゃない。もっとも、ベネズエラやキューバ、ドミニカなどと比べると、一般的にはあまり「野球をやっている国」としては知られていないエルサルバドルとしては、彼のような存在がいるのはかなり大きなことだと思う。


 ちなみに、セニキこと世界の野球さんが調べたところによれば、エルサルバドルにも規模は小さいながら、プロ野球リーグが存在するとのこと。残念ながら自国リーグの試合を観戦する文化はないものの、MLBの試合を観たり、あるいは自分で実際にプレーしたりという点では、エルサルバドルにも立派な野球文化がある。同国での人気スポーツはバレーとサッカーだそうだけど、そうしたスポーツの選択肢の中に、野球も含まれていることを証明する、複数のソースもあるということだ。マイナーリーガーも複数存在し、レベルも決して低くはない。今後、中南米勢では注目に値する国と言えるだろう。


 他にも、ドイツ代表のエース、エノルベル・マルケス=ラミレスがキューバ系だったり、スペイン代表の主力に多くのベネズエラ人がいたりと、まぁこのあたりはおなじみの話題が尽きないわけだけど、やはり大事なのは、これだけつながりの深い両大陸が、それぞれ相乗効果を発揮しながら発展していくことじゃないかと思う。どちらも、同じようにこれからさらに伸びる余地を残している、ヨーロッパと中南米。今はまだ、必ずしもトップレベルとは言えない(もちろん、すでに強豪として認知されている国々は除く)地域だけど、これから彼らが、国際野球をさらに盛り上げていけるような存在になればいいな、と思う。

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http://ameblo.jp/systemr1851/entry-10706071529.html

http://ameblo.jp/systemr1851/entry-10707314320.html


 このシリーズ記事で、スウェーデン代表エースのヨアキム・クレッソン投手が語っていた夢が、正夢になったようです。スウェーデン野球・ソフトボール連盟(SBSF)が今季の代表監督・コーチ陣の人事を発表し、昨年チームを率いた元メジャーリーガーのデニス・クック氏(48)が、引き続き代表監督として指揮を執ることが正式に決定しました。来年スウェーデンがシード国として参加する、ヨーロッパ選手権でもチームを率いることになります。


 スウェーデン系アメリカ人のクック氏は、1988年にサンフランシスコ・ジャイアンツの一員としてデビュー。以後2002年まで15年間MLBでプレーし、1997年のフロリダ・マーリンズ時代と、最後にメジャーでプレーした2002年のアナハイム・エンジェルス時代の2度、ワールドチャンピオンにも輝いた、華々しい実績の持ち主です。実に9つもの球団を渡り歩いた元ジャーニーマンは、15年間で通算665試合に登板(先発は71試合)し、防御率3.91という成績を残しています。


 昨年のヨーロッパ選手権では、スペインやイギリスといった強豪を押しのけ、総合5位に入賞。今秋のワールドカップ@パナマの出場権(4位以内)獲得には惜しくも届きませんでしたが、下馬評の低さを覆す大躍進を演じる立役者と言っていいでしょう。代表GMのウルフ・スタインボール氏も、「とても厳しい顔合わせを強いられたにもかかわらず、昨年の代表チームはこの上ない成果を上げることができた。過去最強ともいえる代表チームを作り上げた現スタッフには、非常に大きな信頼を寄せている」と語っています。


 なおクック氏とともに、ヨーロッパ選手権でスウェーデンの躍進に貢献したスティーブン・ラベイ、リッカード・ライマー、ダグ・スカイルズの各コーチも全員が留任。スウェーデンの選手たちの急成長に一役買った面々は、来年までスウェーデン球界の大きな期待を背負いながら、チームをさらなる高みへと引き上げてくれそうです。

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