将棋界の気になるつぶやき






2017年07月01日

「藤井システム」不発。。第88期棋聖戦5番勝負/第3局「斎藤七段、待望のシリーズ初勝利」

テーマ:ブログ

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10連覇を目指す羽生善治棋聖に

関西の若大将・斎藤慎太郎七段が挑戦する

第88期棋聖戦5番勝負。

 

ここまで2局を消化し、羽生棋聖が2連勝。

タイトル防衛に早くも王手をかけて迎えた大一番

第3局が本日、静岡県沼津市「沼津倶楽部」にて開幕。。

 

 

 

 

棋聖戦/第3局・柔らかいプレビュー

 

 

 第3局の先手は斎藤七段。

カド番に立たされもう後のなくなった

本局の初手は角道を開く▲7六歩から。。

 

 

 

3手目▲2六歩。

 

上図での持ち駒

 

▲斎藤七段: なし

△羽生棋聖: なし

 

対します、羽生棋聖も2手目に同じく

角道を開く△3四歩と返し、対局はスタート。。

 

続く3手目に

斎藤七段は飛車先を突き居飛車を明示。。

羽生棋聖も4手目△8四歩と追随すれば

「横歩取り」を目指す出だしとなりますが。。

 

 

 

4手目△4四歩。

 

上図での持ち駒

 

▲斎藤七段: なし

△羽生棋聖: なし

 

羽生棋聖は4手目△4四歩と角道を止め

意表の振り飛車投入を示唆しました。。

 

この手をみて、斎藤七段は

1分の少考で飛車先を決め(5手目▲2五歩)

羽生棋聖に△3三角(6手目)の受けを強要。。

振り飛車を堂々と受けて立ちます。。

 

 

 

8手目△4ニ飛。

 

上図での持ち駒

 

▲斎藤七段: なし

△羽生棋聖: なし

 

ならば、と羽生棋聖は上図で飛車を振り

タイトルの懸かった大一番で振り飛車の王道

「ノーマル四間飛車」を投入しました。。

 

 

 

16手目△9五歩。

 

上図での持ち駒

 

▲斎藤七段: なし

△羽生棋聖: なし

 

双方、飛車のポジションが決まったところで

斎藤七段は定跡通りに玉の囲いを目指しますが

羽生棋聖は居玉のままで駒組みを進行。。

 

上図で9筋の端歩を突き越し

藤井猛九段が開発した現代将棋の金字塔

「藤井システム」を発動させます。。

 

 

 

20手目△6ニ玉。

 

上図での持ち駒

 

▲斎藤七段: なし

△羽生棋聖: なし

 

しかし、先手が飛車のコビンを開き

急戦投入を見せると(19手目▲3六歩)

羽生棋聖は即座に居玉を解除。。

 

この辺りは

「藤井システム」おなじみの呼吸となります。。

 

 

 

33手目▲9八香。

 

上図での持ち駒

 

▲斎藤七段: なし

△羽生棋聖: なし

 

「藤井システム」と言えば

振り飛車の天敵「穴熊」攻略のスペシャル戦法ですが

斎藤七段は対策と研究に自信ありと言わんばかりに

9筋の香車を上げて「穴熊」を明示。。

 

 

 

40手目△8四歩。

 

上図での持ち駒

 

▲斎藤七段: なし

△羽生棋聖: なし

 

「穴熊」に囲う場合

玉をカドに納めた瞬間が一番危険なわけですが

羽生棋聖は敢えて仕掛けを開始せずに間合いを計り

先手に「穴熊」の完成を許しました。。

 

斎藤七段が

「穴熊」のハッチを閉めたのをみて(39手目▲8八銀)

羽生棋聖がスッと8筋の歩を突いた、上図の局面で

午前の対局は終了となり、お昼休憩に突入。。

 

【 お昼のメニュー 】

 

斎藤七段: カツカレー

羽生棋聖: 海鮮丼、赤だし

 

 

 

41手目▲3五歩。

 

上図での持ち駒

 

▲斎藤七段: なし

△羽生棋聖: なし

 

午後の対局開始の一手で

斎藤七段は3筋の歩を突き合わせ、仕掛けを開始。

攻撃的な「藤井システム」を相手に、先手の居飛車が

積極果敢に攻勢に出ました。。

 

羽生棋聖は△同歩(42手目)と応じて、以下

▲2四歩~△同歩~▲6五歩~△同桂をみて

下図47手目▲3三角成と進行。。

 

 

 

47手目▲3三角成。

 

上図での持ち駒

 

▲斎藤七段: 角

△羽生棋聖: 歩3

 

斎藤七段はとんとん拍子で

歩を突き捨ててから、角交換を敢行しました。。

 

 

 

54手目△4八角。

 

上図での持ち駒

 

▲斎藤七段: 角、桂、歩2

△羽生棋聖: 銀、歩3

 

角交換成立後

先に手にした角を再投入したのは、羽生棋聖。

桂馬を成り捨ててから、敵陣の金に引っ掛けて

反撃の形を整えます。。

 

 

 

62手目△2六飛。

 

上図での持ち駒

 

▲斎藤七段: 角、桂、歩2

△羽生棋聖: 銀、歩5

 

一方の斎藤七段は飛車先突破に成功。

羽生棋聖は上図の局面で桂馬の両取りを仕掛け

飛車交換を求めますが、斎藤七段は申し出を拒み

龍を4一の地点に移動し、逆に角取りを仕掛けます。。

 

 

 

70手目△6八銀。

 

上図での持ち駒

 

▲斎藤七段: 桂2、歩2

△羽生棋聖: 歩5

 

直後に斎藤七段も角を投入。。

双方敵陣に龍と馬の大駒を侵攻させて

いよいよ決戦の機運が高まると、上図の局面で

羽生棋聖が先に踏み込み、いざ勝負を告げました。。

 

 

 

74手目△7九金。

 

上図での持ち駒

 

▲斎藤七段: 銀、桂2、歩2

△羽生棋聖: 歩5

 

斎藤七段はジッと馬を引き(71手目▲3四馬)

落ち着いて攻守に利かせますが、羽生棋聖はしかし

構うことなく強く踏み込み、一気の寄せを目指します。。

 

 

 

79手目▲7三金。

 

上図での持ち駒

 

▲斎藤七段: 桂2、歩2

△羽生棋聖: 金、歩5

 

強引にもみえる羽生棋聖の寄せに対し

上図で斎藤七段は鋭く切り返し、反撃開始。。

盤上は形成不明のまま終盤戦へと突入します。。

 

 

 

99手目▲6一金。

 

上図での持ち駒

 

▲斎藤七段: 飛、角、金、銀、桂2、歩2

△羽生棋聖: 飛、桂、歩5

 

攻め手が遂に途切れた羽生棋聖が

角を引いて受けに回ると(98手目△4一角)

持ち駒も豊富に力を溜めた斎藤七段が遂に

後手玉目掛けて寄せに入りました。。

 

すると、斎藤七段の寄せは迫力に満ち溢れ

形勢はグイグイと後手へと傾いて行きます。。

 

 

棋聖戦/第3局の棋譜中継はこちら

 

 

【 投了図・109手目▲7五同桂 】

 

 

投了図での持ち駒

 

▲斎藤七段: 角、金2、桂、歩3

△羽生棋聖: 飛、金、銀、桂2、歩5

 

そのままキッチリと後手玉を撃ち取り

上図の局面をみて羽生棋聖、無念の投了。。

 

この瞬間

斎藤七段が今シリーズ待望の初白星を飾り

まずはカド番を一つ、凌ぎました。。

 

 

 

□□□

 

大一番は静岡決戦

 

棋聖戦/第3局開幕前夜

 

羽生棋聖今期成績一覧

 

 

□□□

 

藤井四段、幻の棋譜が期間限定で。。

 

 異例の公開中

 

 

 

藤井四段今期成績一覧

 

藤井四段前期成績一覧

 

藤井四段激戦譜(炎の七番勝負など)

 

 

 

□□□

 

 

三浦九段、将棋連盟と電撃和解成立

 

 

 

 

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