2012年01月16日

電王戦「米長永世棋聖-ボンクラーズ」を振り返ろう。。

テーマ:ブログ

【 投了図・113手目▲7五銀打 】



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投了図での持ち駒


▲ボンクラーズ: 金、銀、桂、歩

△米長永世棋聖: 飛、角、金3、歩3



先週の土曜日(14日)に行われましたプロ棋士vsコンピューター(将棋ソフト)

電王戦「米長邦雄永世棋聖-ボンクラーズ」の世紀の一戦は

113手までで先手・ボンクラーズが勝利をおさめました。




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この模様はニコニコ生放送でライブ中継され

37万人以上の来場者数を記録。注目度の高さをうかがわせます。





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宣伝PVは

全盛期のPRIDEを彷彿とさせる大げさというか大掛かりなもの。。。

否が応にも気持ちが高ぶります。



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将棋界が誇る好色一代男・米長永世棋聖もまた

全盛期を彷彿とさせる色気に渋さをブレンドし格好良い!




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Twitter将棋ファミリーを代表して

門倉啓太四段、伊藤真吾四段が米長永世棋聖にエール。。





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さらにはモバイル編集長・遠山雄亮五段も登場。

竜王と王将の駒とともににっこり。。




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残念ながらTwitterをやっていないということで

羽生善治二冠はお一人で登場。


さらにPVには谷川浩司九段

人間の方が強い派の北浜健介七段のコメントも紹介されました。





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そして大盤解説には

渡辺明二冠、矢内理絵子女流四段という豪華な顔合わせ。


対局開始予定時刻は10時でしたが

ボンクラーズの準備に手間取り、20分ほど遅れてスタート。。




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ボンクラーズの指し手を担当したのは

米長門下である中村太地五段。師匠と盤をはさむ心中やいかに。。






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2手目△6二玉。


先手・ボンクラーズの初手は▲7六歩。

それをみて米長永世棋聖は12月に行われたプレマッチと同じ6二玉。

連続採用ということは当然、その後の研究に自信があるということ。


しかし、奇策には変わりなく

聞き手の矢内女流四段は興奮。そしてコメント欄にはどよめきが。。


ただ、渡辺二冠は冷静に「押さえ込みから『入玉」狙い」と

米長会長の狙いを解説。



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13手目▲6五歩。


上図での持ち駒: 両者ともになし。



米長永世棋聖の6二玉をみてボンクラーズは「四間飛車」に振ってから

玉をそそくさと盤面右側に寄せていき「美濃囲い」の形を作り

米長玉と飛車が向かい合う6筋の歩をピュアに突きあわせました。



「▲2六歩とは突いてこない」

「穴熊にはしない」


などなど

渡辺二冠の解説は正確かつ事前研究、情報収集の深さを感じさせるもの。

さすが渡辺二冠、ソフトの研究にも抜かりはないようです。





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15手目▲5八金左。


上図での持ち駒


▲ボンクラーズ: なし

△米長永世棋聖: 歩



その渡辺二冠が首をひねり苦笑いしたのが上図の局面。

ボンクラーズは飛車先のタダの歩を取らずに左の金を上げました。

歩の交換よりも評価値が高いという、人間らしくない手で面白いですね。



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37手目▲7九飛。


上図での持ち駒


▲ボンクラーズ: 歩2

△米長永世棋聖: なし



自陣に厚みを築いて押さえ込みを計る米長永世棋聖。

プレマッチでの大敗 もあり、慎重に慎重を重ね出方をみる展開。


渡辺二冠は

「受けきり」を目指していると表現。






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自宅にもボンクラーズを設置し

研究に励んだという米長永世棋聖。真剣勝負の緊張感が漂います。


将棋電王戦両者の思いとは




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43手目▲2八玉。


上図での持ち駒


▲ボンクラーズ: 歩2

△米長永世棋聖: なし



しかし

洗練された最先端の将棋ソフト・ボンクラーズも無理には攻めて来ず。

端歩を突き様子をみながら、上図43手目に「片美濃囲い」に玉をおさめ

自陣を整備しました。



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68手目△7五歩。


上図での持ち駒


▲ボンクラーズ: 歩2

△米長永世棋聖: なし


盤上もに詰まってきました。

米長永世棋聖はボンクラーズの飛車の活用を許さず「千日手」模様にも。。

しかしボンクラーズはそれを良しとせず手をかえます。





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89手目▲7五歩。


上図での持ち駒


▲ボンクラーズ: 歩

△米長永世棋聖: 歩


二枚の金・銀に飛車と桂馬を取り込み玉を手厚く囲った米長永世棋聖。

その逆側でじっと出番を待つ角の先方が開けた瞬間

ボンクラーズも自らの角がラインでとらえる7五の地点に歩をあわせ

いよいよ戦い開始か。。


いや、米長永世棋聖の次の手は8四金。

まだじっと我慢し、ギリギリまで間合いを詰めます。。






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96手目△5六歩。


上図での持ち駒


▲ボンクラーズ: なし

△米長永世棋聖: 歩2



ここで米長永世棋聖は剣を抜きいざ勝負!


銀を差し出し金取りに。。

ここまでくると一瞬の勝負、どちらの速度が勝るかですが。。




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105手目▲7四金。


上図での持ち駒


▲ボンクラーズ: 銀2、歩

△米長永世棋聖: 角、金2、歩2


先を争うように駒を剥がしあう両者ですが

ボンクラーズが先に王手をかけました。。



矢内女流四段もご自宅のPCに入れているという

「激指」先生の見解ではすでに先手勝勢。。



ちなみに激指6段の読み筋は以下の通り




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【 投了図・113手目▲7五銀打 】



柔らかい手~個人的将棋ブログ-113



投了図での持ち駒


▲ボンクラーズ: 金、銀、桂、歩

△米長永世棋聖: 飛、角、金3、歩3



中盤までは辛抱を重ね

ボンクラーズを丹念に押さえ込んでいた米長永世棋聖。

構想通りの進行にも思えましたが。。


残念ながら

上図113手目をみて無念の投了となりました。





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ボンクラーズ、強かった!





対局後の記者会見。

手前には矢内女流六段似の山崎バニラ師匠の姿も。。




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戦い済んで「さわやか流」。

将棋連盟会長としての発言も織り交ぜながら

舌好調米長節で見事、大勝負を締めくくりました。



「毎日の将棋学」




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