月9ドラマ「流れ星」の脚本家臼田素子さんの記事 | 湘南オヤジのブログ

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昨日の読売新聞夕刊「舞台裏」に興味深い記事を見つけましたのでご紹介します。

以下読売新聞2010年11月16日11面より引用。


臼田素子(うすだ もとこ)さん36歳


 昨年のフジテレビヤングシナリオ大賞で「クラゲマリッジ」が佳作を受賞。

これが「流れ星」の原案となっている。

つまり、デビュー作が"月9”になった。

 「すごく光栄ですが、プレッシャーがないといえばウソになる。でも、一人ではなく、

みんなで作品を作っているので、思ったほどは重圧を感じません」

 重病の家族に臓器移植するため契約結婚した男女の間に芽生える愛、という主題は

受賞作そのまま。だが、プロデューサーや監督と話し合いを重ねて、人物設定や展開は根本から

作り直した。脚本は秋山竜平さんと共同執筆し、ベテランの伴一彦さんが監修している。

 「これまで一人で書いてきたので、最初は戸惑いました。でも、直されてなるほどと思うことも多い。

演じる方たちも含めて、皆さんの思いが結集するのが決定稿なんだと思います」

 子供の頃からドラマが好きだった。「北の国から」や「男女7人夏物語」、「東京ラブストーリー」

などを夢中で見た。

大学を出て、航空会社の客室乗務員や派遣社員を経験したが、「本当に好きなことじゃないと

一生懸命になれないと気づいて」、10年ほど前、雑誌で見つけたシナリオ学校で勉強を始めた。

 臓器移植というテーマは、仕事先の病院で見た患者たちの姿から浮かんできた。

 「透析を受ける患者さんの姿は壮絶でした。契約結婚してでも臓器移植を望む人がいても

おかしくないし、逆に借金返済のためなら『いいや、あげちゃえば』と思う人がいても不思議は

ないかな、と。正解のない問題だと思います」

 次は”消えた高齢者”やホームレスをテーマにした作品を考えている。

「純粋なラブストーリーを書こうかとも思うんですが、つい社会的なことに結びついてしまうんです」。

自身も派遣切りを経験した。そんな幅広い職歴も、脚本家としての持ち味に生きることになりそうだ。


ということで実体験に基づいて思いついたシナリオだったのです叫び

後半の展開がとても楽しみですねグッド!


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