一度は行きたかったラーメン店。土曜のお昼 初訪問です。
らーめん森や。
よく使う大船から戸塚への抜け道。県道203号線 長沼交差点そば。
店の存在も知ってたが時間が合わず ずっと寄れずじまい。
本日は午後からの仕事に向かう途中。
午前11時15分。開店前なので 店裏の駐車場も余裕で大丈夫。並んでるのは3人家族のみ。
待つ間 外のベンチにおいてあったメニューをゆっくり見る。
驚いたのは 中太麺。はるゆたか100％！
国産小麦の はるゆたかはパン屋では ブランド小麦。
年々生産量が減り こだわりの店でも最近はなかなか手に入らない。
ラーメンの麺に はるゆたか使用ですか。すごい。これは楽しみ。
ふと 気付くと後ろに数名の列が出来ている。
11時半開店。一組ずつ席に案内される。注文もちゃんと順番どおり。丁寧な対応です。
店内もこざっぱりしている。抑え目のＢＧＭはＲＣサクセション。 清志郎 のなつかしい歌声。
注文は はるゆたか ちゃーしゅー・わんたんめん（1320円）
ちゃーしゅー・わんたんのハーフ（1120円）もあったので 量はどうですか？とご主人に確認すると
男性で残した人は見たことないから大丈夫だと思いますとの返答。了解しました。
ご主人を中心に3名体制。やさしげだが きっちりした調理や接客態度が好感。
カウンター壁のあちこちに貼られた案内から 材料へのこだわりと 生産者との繋がりがうかがえる。
和歌山の堀河野村の醤油 吉田手作り農園 大船 石井さんちのトマト等々。
10分ほど待ち。まず細麵注文のラーメンが出され 続いて中太麺のはるゆたかラーメンの登場です。
まずスープから。まろやかな醤油味。無化学調味料・無砂糖なので パンチは強くない。
常連らしい周囲の客が最初から卓上の四椒粉を振ってるわけに納得。
続いて興味津々だった はるゆたか。
卵未使用なのに濃い黄色の麺。ちぢれと出てたけど ストレートに近い。
特色であるグルテンの強さが そのまま表現。もちもち 甘みのある麺に仕上がっている。
なるほど おもしろい。スープも抑え目なので 小麦の味まで伝わります。
ちゃーしゅーは脂強くありません。高級中華料理の前菜に出されるチャーシューのよう。
厚みはないが プチッとしたしっかりした食感。これなら6枚でも重くない。
ワンタンは具がたっぷり。皮は黄色く厚め。切り刻んだ生姜が混じり アクセントになる。
メンマもしっかりしていて旨い。どんこかと思ったのはブラウンマッシュルーム。取り合わせが面白い。
食べ進むにつれて スープの味に慣れ 麺や具の味がしっかり伝わってくる。
材料にこだわり 素材の味を楽しむオーガニックなやさしいラーメン。
化学調味料でスパイシーになってしまたラーメンの対極。
スープを飲み干しても 毎日食べても 安心かも。
他にも山塩小僧や 混ぜそばなど興味わくメニューがゴロゴロ。
ちょくちょく通わなければいけませんね。