報道1の通り中部電力が、政府による停止要請で運転停止中の浜岡原発４号機（静岡県御前崎市、出力１１３万７０００キロワット）の再稼働に向け、１４日にも原子力規制委員会に安全審査を申請する方針であることが明らかになった。
資料3によるまでもなく、浜岡原発の危険性については、世界的に最も危ないとされている。周知のように、必ず起こる東海地震の震源域の中央付近に原発が立地しているのである。激烈な地震発生から、津波に襲われる時間が5分～10分と言われている。ひとたび、事故が起こると直接の被災者で200万人を超える地域なのである。
浜岡原発が如何に危険か、地盤の視点での解説の一部を資料2から引用します。
「第一の「岩盤が軟弱」という点では、浜岡原発の建設地は、150年前に発生した安政の大地震など200年周期でM8クラスの地震が起きており、岩盤が断層、亀裂だらけで、地震に非常に弱い地盤です。しかも、今後起こるといわれる東海大地震の震源域は駿河湾といわれており、その駿河湾の震源地が、ちょうど浜岡原発の真下に位置しているのです」
こんな地域で、原発を稼働させたいと申請する、浜松原発の関係者の頭脳構造は、どうなっているのだろう。ここに稼働許可を出すのであれば、巨大な犯罪行為のように映る。
1、浜岡原発、14日にも審査申請へ＝４号機、安全審査で中部電力
http://jp.wsj.com/article/JJ10118246112116283455617605010593493473313.html
2、浜岡原発2号は東海地震に耐えられない 設計者が語る
http://www.mynewsjapan.com/reports/249
3、浜岡原発の危険性を考える ---
http://www.zc.ztv.ne.jp/kiikankyo/newpage30%20Risk1-NuclearPowerHamaoka.html
4、世界で一番危ない原発！浜岡原発の真実（ダイジェスト）
http://www.youtube.com/watch?v=MxIEkHILGKo 10分17秒