マラソンにニューヒーローの誕生  | NPO法人生涯青春の会

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2005年1月30日                                       1月30日に大阪国際女子マラソンが行われ、小崎まりという常識では考えられない新人が登場した。終盤に猛追した小崎まり(29=ノーリツ)が2時間23分59秒の好記録で日本人最高の2位に食い込み、世界選手権(8月、ヘルシンキ)代表に内定した。「小崎は長距離選手としては練習量が極端に少なく、天性のバネとスタミナで走るニュータイプで、08年北京五輪の有力候補に浮上した」という。    通常、マラソン選手は3カ月前からマラソンの練習を始める。40キロ走は10回前後は行うという。だが、小崎は本格的なマラソン練習をしたことがなく、40キロも2回走っただけ。上岡忠明監督が「月間の走行距離も測ったことがないし、練習量は私の常識とはちょっとかけ離れているくらい少ない」というから驚きだ。小崎には生まれつき「距離に対する適応力」(同監督)があり、天性のバネとスタミナで42・195キロを走ってしまったという。ち密なトレーニングと健康管理が常識の今の女子マラソン界では考えられないような練習方法と意外性のある選手が出てきたのだ。小崎は「世界選手権のことは全然考えていなかったからこれから考えます」と言っているのだ。まさに型破りな新星が、真夏のヘルシンキに走りることになった。    ・常識を  アッと言わせる 練習で 新星駆けるか  夏のヘルシンキ