第2回うどんの会 | NPO法人生涯青春の会

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20041129日記述 

 

今日のうどんの会は急遽3名出席出来なくなって、前回と同じく22名参加のうどんの会となった。ミニコンサート(1130分~12時)曲名は第一回と同じく1、里の秋 2、赤とんぼ 3、初恋 4、ペチカ 5、私の大好きなお父さん(オペラ アリアから) 6、涙そうそう 7、母の7曲であった。

 

最初に全員で里の秋を歌う。このスタートで参加者の心が一体となって結ばれたようだ。それから続く木村かおるさんの歌声は、参加者の心を動かし最後の母の曲では感動して、目頭を押さえる人や涙をこらえる人も少なくないのだ。スピーカーを使わない生の声は、言い知れない感動を覚える。まさに音楽は、心を結ぶ世界の言葉である。

 私の作る一二三うどん(妻の実家が昔、一二三亭という料亭であったのでこの名前にしたもの)が好評であった。以前は1度に22人分のうどんを用意するのは大変であったが、今回あたりから慣れてきたようだ。食事が終わると妻が参加者の紹介をし、それぞれにスピーチをしていただいた。今回はアナウンサーの小野沢裕子さんの感動的なスピーチがあった。

 小野沢さんは113日に山古志村祭りのイベントに参加することになっていた。ところが、今回の地震で一番打撃を受けたのがこの山古志村であった。皆さんのことが気掛かりで113日は山古志の皆さんと一緒に過ごそうと避難所を7箇所回り激励して歩いた。その時の人々の様子を話されたが、時々こらえきれずに涙する場面がとても感動的であった。妻は、心根の優しい素敵な女性の小野沢裕子さんを囲む会を作りたいと言っていた。
 
 食文化 うどんが織り成す 人の輪に 感動流れる 今日のひと時