2009年11月20日 日経
平野博文官房長官は20日午後の記者会見で、内閣官房機密費(報償費)について、2004年4月から今年10月までの月額支出額を公表した。通常の支出額は月1億円で、年間の支出総額は12億円前後。自民党惨敗で政権交代が確定した先の衆院選投開票日の2日後の9月1日に、麻生前政権下で2億5000万円が国庫から引き出されたことも明らかになった。
資料によると、毎年4月に2億円ずつ、5月から翌年2月までは毎月ほぼ1億円を支出している。機密費の予算は毎年度14億円以上を計上しているが、年間の支出総額は12億円前後だった。平野長官は「内閣情報調査室に(費用として)出ている部分が2億数千万円ある」と説明した。
麻生政権で官房長官を務めた河村建夫氏は20日、国会内で記者団に、9月1日に2億5000万円を引き出した事実について「公開されていることだから」と認めたうえで「使途は非開示ということになっている」と述べるにとどめた。 (19:31)
補足
合法的なドロボーの印象だ。
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