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2012年01月08日 17時24分57秒

番外編 Lush Life

テーマ:番外編
2012年01月06日 23時37分20秒

番外編 ベンジャミン・バトン

テーマ:番外編
公開されたときから、気になっていた映画、「ベンジャミン・バトン」。今夜、地上波で放送されたから、楽しみにしていたのだが……。

フィッツジェラルドの原作であることを知ったのは、映画の公開後であった。いそいで、角川文庫の「ベンジャミン・バトン」を購入し、読んだ。彼がこんな夢みたいな作品を残していたことにひどく驚くと同時に、彼には「リッツホテルくらいのダイヤモンド」という奇想天外な作品があることをふと思い出した。

映画「ベンジャミン・バトン」よりは、原作のほうがずっと面白い。作品は安易な映画化の典型となっており、たいへん残念に感じた。配役や演出などよくできた作品だけに。いっそのこと、「ベンジャミン・バトン」から離れたものとして割り切って鑑賞すれば、なかなか楽しい作品である。

なんだか、急に原作が読みたくなってしまった。

iPhoneからの投稿
2011年12月25日 10時15分44秒

番外編 藤子・F・不二雄ミュージアム

テーマ:番外編
今年の9月に川崎市にオープンした、藤子・F・不二雄ミュージアムに行った。

藤子・F・不二雄ミュージアム
http://fujiko-museum.com/pc.php

小田急線の向ケ丘遊園駅から徒歩15分ほどの府中街道に面した場所にある。入館するには、あらかじめチケットを購入しておかなければならず、当日券の発売はない。自分たちは午後2時から入館できるチケットを購入していたので、入館20分ほど前に施設の前に到着したのであるが、すでに100人ほどのお客さんが列をなしていた。
施設の入り口の前には、茶色いタイルが貼られた壁に沿っていくつもの小窓があり、そこには20~30センチほどのドラえもんやパーマンなどのフィギュアが展示されていて、気の早い人たちはカメラや携帯電話で写真を撮っていた。僕の横では妻が懸命にシャッターをきっていた。エスパー魔美が彼女のお気に入りだそうである。

photo:01



photo:02



入館時間が迫るにつれ、列に並ぶ人の数が増え始めると、施設職員がお客さんを30人ずつ順に施設に導き入れ、施設の説明を始める。やっと入館できた施設の入り口では、「おはなし電話」という、手のひらに乗る程度の大きさをした機器を渡される。なんでも、展示物の前でこの機器のボタンを押すと、展示物の説明をしてくれるそうである。なるほど、展示室を見ると、この「おはなし電話」を耳に押当てている大人や子供がだんごのように群がっている。

展示室はセル画や、マンガの原稿が展示されており、なかなか面白い。中でも、ドラえもんとのび太君、ドラミちゃんの三人が立体画像となって、マンガが出来るまでの手順を説明するコーナーは内容があり、また、見ていて楽しかった。

展示の中心はあくまで、吹き出しに印画紙を貼った段階の原稿であり、藤子・F・不二雄さんのマンガの好きな方には、十分楽しめる展示だと思う(「ジャングル黒べえ」が彼らの作品であることを初めて知った!)。著作権の関係から、展示されていないキャラクターがいるが、これは大人の事情といったところだろう。
30年以上前に読んだ、ドラえもんの第一話や、パーマンの第一話が展示されていたのを目にすると、懐かしい思いがしたのと同時に、自分が子供の頃のマンガにある表現がストレートであることに笑いを禁じ得なかった。たとえば、ドラえもん第一話では、ドラえもんが唐突にのび太の部屋に登場し、30分後にはのび太が「首つり」をすると予言する。怪訝に思うのび太であったが、事実、その時間になると、彼の家の前で羽子板をしていたしずかちゃんが屋根に上げてしまった羽を取ろうとして転落し、木の枝にトレーナーの首をかけてしまう。「首つりね」とあざ笑うジャイ子。
当時の子供(自分を含む)は、十分笑えたはずである。
ドラえもん第一話を見ながら声を出して笑っている大人がおり、その姿がマンガの「ミュージアム」にはふさわしいと思ったのだった。「ふむ、ふむ」なんて感心しながらおとなしくして黙って見なければならないマンガなんて面白くなかろう。

ドラえもんやパーマン、その他のキャラクターが登場する10分ほどのミニシアターを見物したが、声優さんの声が自分に馴染みのないものばかりで、今ひとつしっくりこない。だが、今時の子供が見る分には十分楽しめる内容である。

施設の2階から3階に向かう途中に、庭があり、そこにはパーマンが昼寝をしていた。他にもドラえもんに登場する「積んである土管がある原っぱ」や「どこでもドア」、恐竜とドラえもんとのび太くんがあり、多くの人がそれらの前で写真を撮っていた。もう少しこういった展示物が多ければ、よいなあと思う。たとえば、のび太君の部屋やドラえもんのタイムマシーンを再現するとか、原寸大のキャラクターのフィギュアをもっと展示していれば、もっと楽しい施設になっていると思う。

photo:03



photo:04



楽しみにしていたミュージアムカフェには驚くほど、人がつめかけており、待ち時間180分とある。空いた席もあるが、並んで順番を待つお客さんの数が多く、並んで食べようという気持ちが一気に失せてしまった。仕方ないから、とりあえずメニューを貼っているフライヤーだけ写真に撮る。

ミュージアムカフェ
http://cafe.fujiko-museum.com/

photo:05



ミュージアムショップでは、キャラクターグッズが販売されており、自分は、人の良さそうな表情をしたオバケのQちゃんのぬいぐるみ(約2千円程)を妻に買ってくれと言ったのであるが、彼女は4千円を超えるコロ助のぬいぐるみがよいという。しばし対立したのであるが、ぬいぐるみはやめて、1枚260円のクリアファイルを購入することで妥協し、結局、ドラえもん、エスパー魔美、ドラえもん、パーマンをそれぞれ1枚ずつ購入し、ミュージアムを後にした。

ミュージアムショップ
http://shop.fujiko-museum.com/

向ケ丘遊園駅まで向かう途中にある交差点では、寒風の吹きすさぶ中、鯛焼きの冠りものを頭に付けた、妙な青年がたこ焼きの入った皿を手に持ち、路行く人たちにたこ焼きの試食を進めている。どうやら、たこ焼きの宣伝をしているようであるが、たこ焼きの路上試食とはなかなか斬新な発想である。
やっぱり、人の良さそうな表情をしたQちゃんのぬいぐるみを買って帰ればよかったなあと後悔しながら、僕は、青年の頭の上に乗った鯛焼きの冠りものをぼんやりと眺めていた。
2011年12月22日 21時33分04秒

番外編 文学ときどきジャズ

テーマ:番外編
このアメバブログには、アクセス解析の機能がついており、どういった検索ワードからブログにアクセスされたかがわかる。こういった機能は、紙に印刷した活字の本にはまねできないことであり、現にこういった解析を商売としている人たちが世の中には存在するぐらいであるから、一定のマーケットを形成しているのであろう。

拙ブログへの検索ワードのアクセスを見ると、もっとも多いキーワードは、村上さんの短編のタイトルである「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」である。この作品はかなり人気があるようで、そのことは、村上さん自身があるエッセイの中で語っていたのを読んだことがある。

四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて 村上春樹

http://ameblo.jp/syo-hyo/entry-10452183073.html

次に多いのは、なんと「子ども子育て新システム」なのである。これは今年の7月6日に書いた下の記事によるらしい。
番外編 子ども・子育て新システム 政府中間報告
http://ameblo.jp/syo-hyo/entry-10945628572.html

自分は保育関連の仕事をしている。保育士を志す人の手助けをする仕事である。詳細についてここで書くことは出来ないが、児童家庭福祉関連の法令や制度、保育士試験についてはかなり詳しいはずだ。保育関連の記事を数回このブログに載せたことはあるが、あくまで余興である。だから、上にある記事にアクセスする人がいてもおかしくはないのであるが、自分としては軽く書き流したといった記事であり、このブログの本線はあくまで「文学ときどきジャズ」である。

無論、自分が書いたものを読んでくれる、拙ブログにアクセスしてくれることはたいへんありがたいことであると思う反面、いたって複雑な気分である。

民主党は、平成24年6月に、「子ども子育て新システム」の法案を提出するとしているが、先日、公開された基本制度ワーキングチームの議事次第を見て、驚かれた方も多かろう。
すでにニュースで取り上げられているのでご存知の方も多いと思うが、目玉政策であった幼保一体化が骨抜きになるどころか、「三元化」されかねない有様である。幼保一体化について厚生労働省と文部科学省とにより決着がつけられないから、「『総合施設法』は、学校教育法体系における学校及び児童福祉法体系における児童福祉施設としての性格を併せ持つ『一体化施設』であることに鑑み、国民にとって分かりやすい体制となるように、所管について整理することが必要」と宣言している。たしかに「少子化社会対策基本法」を所管しているのは内閣府であるが、子どものための施設も内閣府が所管するのは、「子どもの最善の利益」からの判断であるとは考え難い。民主党が唱える「子ども子育て新システム」全般にいえることは、この「システム」とやらは、ちっとも「子どもの最善の利益」が考慮されていないということである。

このことについて書き始めたら、止まりそうにないので、「子ども・ 子育て支援法(仮称)」等が提出されてから、この件について書いてみたいと思う。

が、あくまでこのブログは「文学ときどきジャズ」なのだ。

内閣府:子ども・子育て新システム検討会議作業グループ 基本制度ワーキングチーム 第17回会合
http://www8.cao.go.jp/shoushi/10motto/08kosodate/wg/kihon/k_17/index.html
2011年12月12日 23時06分10秒

番外編 坂の上の雲ミュージアム

テーマ:番外編
photo:01



秋山好古・真之兄弟と正岡子規とを生んだ町である松山には、「坂の上の雲ミュージアム」がある。

坂の上の雲ミュージアム
http://www.sakanouenokumomuseum.jp/

建物は、今やわが国を代表する建築家である安藤忠雄氏によるものであり、三角形をした不思議な外観を持つ。

坂の上の雲ミュージアム:建築概要
http://www.sakanouenokumomuseum.jp/about/construction/

坂の上の雲ミュージアム:フロアマップ
http://www.sakanouenokumomuseum.jp/inside/

photo:02



今年の夏に帰省したおり、やんちゃな甥っ子二人と妹夫婦とで出かけた。ゆるやかなスロープによりフロアーとフロアーとが結ばれており、あまり考えずに、歩いていると、今自分がいるフロアーがどこであるかが分からなくなってしまう。事実、僕と義理の弟とは、館内を巡りながら、二回ほど同じフロアをぐるぐると回ってしまったぐらいであった。なんでもミュージアムのHPには、「来館者はゆっくりと歩き、考えることができる空間となっています。」とある。考えながら歩かねばならぬ。

僕の興味を惹いたのは、バルチック艦隊の司令官であったロジェストヴェンスキー少将が、家族に宛てて送った手紙であった。
連合艦隊との決戦を前にして、弱気な心情を吐露する彼の文書を読んでいると(僕はロシア語を解さないので無論翻訳である)、明治維新から三十数年ほどしか経っていない新興国のわが国が、すでに制度疲労を起していた古い帝国ロシアに勝利したのは、当然と言えば当然のことであったと思えてくる(国力の差から、わが国が甚大な損害を出したことは事実であったにしても)。

坂の上の雲ミュージアム:イベント案内
http://www.sakanouenokumomuseum.jp/event/event/?id=10

残暑厳しい九月。今年5歳になるちびの甥っ子は、ミュージアムのそばにあった自動販売機の前に座り込んで、
「のどがかわいた、のどがかわいた。ジュース、飲みたいわー」と駄々をこねる。
妹夫婦は、またいつもの駄々が始まったという顔をして、僕とちびとを置いて、さっさとミュージアムへ向かう。僕はポケットから、小銭を出して、ジュースを一本買ってやる。まんまといっぱいやられたわけである。

12月18日放送予定の「坂の上の雲」は、日本海海戦前夜である。3年にも渡って放送されているこのスペシャルドラマもとうとうあと2回の放送で終わってしまうと思うと、寂しい限りである。

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