竹原巡礼、なので　その２

（その１から続き）

　さて、茶坊ゆかりさんの向かいの道をズンズン進むと、何やら見覚えのある場所が。

　オォここは、５話でももねこ様が鎮座されていたところではないか。しかし何で、あの祠には大根のアヤカシみたいなぬいぐるみが納められてとるんだ？と思いきや、よく見るとただの犬小屋だった。
　紛らわしいわ（笑）。

　それはともかく、さらに上へ進むと、

　お抱え地蔵を発見。

　お地蔵様をお願い事を心で念じながら抱え上げ、軽いと感じたら願いが叶うと言われているそうなので、早速「８月に『夏待ち』巡礼で長野に行く資金が貯まりますように」という、微妙に現実的なお願いをしつつ抱えてみた。

　…重いといえば重いけど、軽いといえば軽い。要するにどっちとも取れる絶妙な重さ？まあつまり、コツコツ貯めろって事ね。orz

　ちなみに午後になってもう一度見に行くと、結構な列が出来ていた。抱えたい人は、午前中に行っとくといいかも。

　お抱え地蔵を後にして、さらに移動。と、道のど真ん中に胡子神社が。随分すごいところにあるけども、道や街が後からできたって事かしら？そしてその右手には…、

　最終回に登場した照蓮寺。去年一昨年と初詣は防府天満宮だったので、今年はここと磯宮八幡宮にしようか。

　…なんて事を考えているうちに、時刻は１０時４０分。今日の昼飯は「ほぼろ」のモデルとなった「ほり川」さんでほぼろ焼きを食らうと決めていたので、１１時の開店前から店先で待つ事にする。

　「ほり川」さん到着。さすがにまだ並んでる人もいないので、写真をバシャバシャ撮る。ちゃんと「たまゆら」関連のメニューもあったり。

　と、ここでアクシデント発生。小生のスマホの電池残量が、残り１０％を切ってしまった。しかも、予備バッテリーは車に置きっぱなしという体たらく。
　急いで駐車場まで戻り、再び店の前まで戻った時には…、

　ご覧の有様…（涙）。ここから約４０分、不必要なほど日差しが照りつける中、延々と席が空くのを待つ事に。こんなに並んで飯を食ったのって、いったい何年ぶりだろうか。

　いや、ほり川さんが悪いんじゃない。バッテリーを忘れた小生が悪いんだ。くそう、くそう…！

　で、１２時前にしてようやく店内へ。お店のレイアウトは「ほぼろ」とは随分違い、奥座敷なんかもあってかなり広め。で、その奥座敷に通される。

　開口一番、ほぼろ焼きを注文。お店の人に許可を取って、店内を撮影させてもらう事に。中にも当然、「たまゆら」のポスターが。　

　ほぼろ焼き完成。かいわれ大根とそぼろが意外とマッチしてて美味い美味い。お好み焼き研究家の小生を唸らせるとは…、やるな！！

　さて飯も食ったし、そろそろ違う場所でも回ろうかのぉと外に出ると、何やら仮装行列のようなモノが。ちょうどこの日は「竹まつり」という地元のイベントがあったらしく、その後もかぐや姫伝説をモチーフにした衣装を身にまとった方々が、街中を練り歩く姿が多々見受けられた。
　つーか、かぐや姫って竹原が発祥なのか。全然知らんかった…。

　さておき、上の写真の右手奥。一見して一般家屋の駐車場にすら見えるこの場所を進むと、