新・狂人ブログ~暁は燃えているか!~

 映画レビューだったり、ヲタ話しだったリをゆるく更新。
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 週刊少年キング少年画報社・1988年休刊)誌にて1969年から約10年に渡って長期連載され、後の多くの作品に影響を与えたと言われる望月三起也原作のバイオレンスアクションコミックを、「海猿」シリーズの羽住英一郎監督で映画化。
 激化する凶悪犯罪に対抗すべく結成された超法規的警察組織「ワイルド7」の活躍を描く。


(注:ここから下は、いつも以上に結構ボロクソ書いています。本作をちょっとでも面白いと思った方は、読まない方が無難かもしれませんので、その辺あしからず。
 万が一不愉快な思いをされても、当局は一切関知しませんので、どうかご了承を)


 結論から書く。これは酷い。原作者と出版社がブチギレていいレベル。この21世紀の世に、どうやったらここまで酷い映画が出来るのか、逆に後学のために伺っておきたい。
 まさか今年最後の最後で、ここまでドエライ映画に遭遇するとは思わなんだ。観ようかどうしようかなどと悩んでいるそこの諸兄姉。悪い事は言わないから、今すぐお止めなさい。このつまらなさとグダグダさは、おそらくおなた方の想定範囲を大きく下回る。

 まあとにかく、ストーリー構成、キャラクターポジショニング、演出、台本と、枚挙するのも馬鹿らしくなるぐらいに、全てが「ヘタ」「拙い」とか「薄っぺらい」とか「荒い」ではなく、読んで字のごとく全てにおいて「ヘタ」
 素人レベルと評しても、何ら差し支えない。
 ただただやりたい事を、前後の繋がりや布石なんざお構いなしにブチ込んだだけの、お粗末極まりないユルユル展開。加えて、必然性ゼロの中途半端なサイドストーリー。この人達は、本当にこれで今まで飯を食ってきたのか?実は痛い中学生数人が勝手に名乗ってるだけじゃないのか?と疑いたくなる、おおよそプロの仕事とは思えない仕上がり。

 行動メンバーが7人もいて、なおかつそれぞれの得意分野があるような言い方をしておきながら、やる事は全員バイクで移動→ひたすらチャカ撃ってドンパチ。個性もヘッタクレもあったもんじゃない。
 且つ、実質まともに動いていたのは主人公を含めて3、4人で、残りは基本にぎやかし要員。あれでは、残りをジャニーズメンバーの誰か数人に挿げ替え、歌でも歌わせていた方がまだマシ。
 秘密組織の割に、白昼堂々と強盗団を射殺はまあヨシとしても、犯人の車はおろか奪われた現金までそのまま放置する体たらく。それでマスコミも一般人も誰一人、連中の存在が気がつかないなんて、いくら隠蔽工作しても無理がありすぎる。
 まして、日本中から選りすぐった戦闘プロ集団であるSAT一部隊が、たかが武装したチンピラ風情7人に劣るとは、どう考えてもちゃんちゃらおかしく、やはりたかが一介のウェイトレスが当たり前に銃火器を所有し、あまつさえ人知れず標的を暗殺できるだけのスキルを有するのも、不自然極まりない。
 フィクションだから、その辺は考えないのがお約束と言われればそれまでだが、フィクションだからこそ、観ている側が何ら違和感を持たずに鑑賞できる説得力が必要ではないのか。ナンセンス。

 そんな連中が繰り広げる物語なので、当然、内容も失笑と唖然のオンパレード。特に中盤、殺人ウィルスを搭載した飛空船の爆破スイッチを捜す件では、人ごみの中を黒いライダースーツ着た集団が群れを成して動き回るという、アナログ&頭悪すぎる捜索法を展開。
 しかも、無線で堂々と「どこにいるんだよ爆破犯!!」などと大声で叫ぶオチャメっぷり。犯人も犯人で、いかにもな怪しいSP風の男数人を引き連れ「日本ガ地獄に変ワルノヲ、空カラ見物ダ」と、やはり大声でのたまうオシャレッぷり。
 何故かレスリー・ニールセン「裸の銃(ガン)を持つ男」シリーズを思い出してしまい、笑いを堪え切れなかった。その後、事件の黒幕に会うためにパーティー会場に全員で潜入する場面でも、凝った演出の割にまるで効果的でなく、大体なぜ全員で乗り込む必要があったのか、結局何がしたかったのかも謎。
 既にここまで行くと、シリアスがしたいコントがしたいのか、さっぱり訳が分からない。

 そもそも、主演の瑛太私生活以外さっぱりワイルドじゃないのは、百歩譲ってしょうがないにせい(彼も、自分の子供のミルク代ぐらい稼がんといかんだろうしな)、ただでさえ浮きまくった登場人物達が、いかにも「セリフを読んでます!!」といわんばかりの浮きまくったセリフを発し、これまたいかにもな状況説明を口頭で片付けるという荒唐無稽具合は如何なものか。
 アクションだから、中身は少々スカスカでも大丈夫だとでも思ったのか?こう言っては悪いが、内容は言わずもがな、その肝心のアクションでさえ「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ」の方がはるかに見応えがある。
 それなりの資金使って、それなりの俳優とスタッフ使って、満足に子供番組にも勝てないってどうなのよ。そこそこ実績のある監督と脚本家だそうだが、正直「君達、この仕事向いてないんじゃない?」と老婆心を呈したくなってしまう。
 
 本当なら、まだまだ言いたい事が上記の5、6倍はあるのだが、さすがに疲れてきたし、他の映画レビューも書かないといかんので、涙を飲んで割愛する。
 さて、ここまで読む限り、「じゃあ、何一ついいところないじゃん」「もはや『ワイルド7』ですらなくね?」と思われる諸兄姉もいることだろう。
 実はまったくその通り。本作にいいところは何一つないし、これが「ワイルド7」である必要性も何一つない。ナッシング。

 「どこが?」と言われるかもしれないが、小生は一応どんな駄作であっても、作品とそこに関わったスタッフの方々に対し、敬意を持って接するように心がけている。いくらブログでキャンキャン喚いたところで、小生自身が何かしらの作品を作れるわけではなく、あくまで一消費者にすぎないと自覚しているからだ。
 しかし、ここまで酷いモノを観せられると、さすがに敬意もヘチマも忘れ、思わずこう言いたくなってしまう。
「お前ら、バカじゃねぇの?」
 続編を作る気満々のラストだったが、正直、もうこんな「金のかかった学芸会」以下の映画はノーサンキュー。
 

 みんな、お金と時間は大切に!!


 そんなわけで、小生の、この映画に対する評価は…、

 ☆☆★★★--

 ついでに言うと、エンドロールのダンスとかいらないから。サービスのつもりか知らんけど、余計にサムくなるって気づけよ。星2つマイナスマイナス!!



 あとさ、「警察によって組織され、警察に捨てられた云々」てな、普通はテレビシリーズの劇場版か、第二弾、三弾でやるもんだよ。いろいろ先走りすぎ。


 

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