聖教新聞の勧誘に応じず、創価学会の人とのお茶やLINEにも応じなかったところ、すぐに顎下腺(がっかせん――がっかいせん、ではありません)に腫瘍ができました。地域のクリニックを受診すると大学病院を紹介され、入院して、顎下腺腫瘍摘出手術を受けました。

手術した日の夜も、病室の隣のベッドの人の咳や痰吐きの声がうるさくて、3時間程度しか眠れませんでした。聖教新聞を取らない仏敵にはまったく容赦なしといった感じです。入院で4人部屋などというこの千載一遇のチャンスに、やつらが何も悪事をはたらかないわけがありませんからね。

一方で、麻酔後の嘔吐感はなくなり、食事が取れるようになりました。看護師さんに見守られつつ、術後最初の食事、トイレもできました。2回目の抗生物質投与が終わると、点滴は外されました。もう「点滴スタンド」という点滴をぶら下げたキャスター付きのポールをがらがらと押し歩かなくてもよくなり、一つ身軽になりました。

ちなみにこの点滴では、一度チューブのジョイント部が外れるというハプニングがあり、自分の腕から血液が逆流して流れ出し、焦りました。ナースコールを押すと看護師さんがやって来て、処置をし、血で汚れた床やベッドのレールなどをきれいに掃除してくれました。点滴を付けたまま動き回るとこんなことも起こるようです。看護師さんは手慣れた感じで、床に血がしたたった様子を「事件現場みたい」とか冗談を言いながら掃除してくれました。