どちらも,このおいしさは日本では食べられない。この2つを食べることが,今回の目的(の一つ)でもありました。
メストレのショッピングモールNave de VeroにあるDon-PepeのマルガリータD.O.C.
生地もチーズもトマトソースも,抜群のおいしさでした。
リアルト橋Cantina Do Spadeの海老のスパゲッティ。
ビーゴリ(Bigoli,ヴェネト州の太麺パスタ)を思わせる麺ですが,スパゲッティでした。海老とトマトソースのおいしさがたまらない。
リド島Ristorante Faboritaの海の幸のリゾット
運ばれてきた途端,テーブル中にふわっと海の香り。アルデンテの具合も絶妙で,またこれだけを食べに来たいぐらいおいしかった。イタリア滞在の最終日にふさわしい夕食となりました。20時に予約をしていきましたが,そのあとも続々と家族連れやカップルが来店して,食べ終わって帰る頃にはほぼ満席。観光客と地元の人が半々ぐらいかな。ヴェネツィア本島の喧噪とはちょっと違う雰囲気の,高級リゾートリド島のリストランテでした。
ヴェローナRistorante Greppiaのアマレナワインとカボチャのリゾット
ヴェローナRistorante Greppiaの乾燥馬肉のサラダ
スーパーで買った扁平桃(左)とブッラータチーズのカプレーゼ
この扁平桃も,あまり日本では見かけません。中国,台湾ではよく食べるようですが。完熟したものを,千切ったブッラータチーズ(モッツァレラの中に,クリーム状のチーズが入っている)とあわせて,オリーブオイルと黒胡椒で。ブッラータチーズは,賞味期限が2,3日と短いので,日本に輸入されていないようです。日本国内で作っているお店のネットショップを見つけたら,1つ1000円以上! こんなふうに日常的にふんだんには食べられません。
オレキエッテ(orecchiette)のジェノベーゼ
オレキエッテは「小さな耳」という意味で,耳のような形をしたパスタです。イタリア語の先生(シチリア出身)の手料理でごちそうになりました。ブロッコリーのソースが定番ですが,今回は市販のジェノベーゼソースで,新鮮ホタテのローストを入れました。日本でも手に入るようですが,パソコンで打つと,「オレ帰依って」「おれき選って」などを変換されますので,辞書に登録されるほどメジャーな語にはなっていないようです。
リアルト市場で買った鯛,あさり,トマトで作ったアクアパッツァ
なんてことはない料理なんですけどね,これだけ新鮮な材料を日本で手に入れたら,たぶんン千円。それが10€(約1200円)で揃う充実。