別冊 ママ達の掲示板 -16ページ目
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小学生の頃に・・・

小学生の頃に目の位置を変える手術を受けて、現在はちょっと見ただけでは斜視であることは判らないようになりました。

ただし弱視はそのまま残り、視力は0.04~0.06です。
(左目は眼鏡をかけて1.0程度なので普通の生活には問題ありません)

ここでやり取りされている方のほとんどはご本人ではなく、お子様又は知り合いの方が斜視であり、またその多くが小さい子供のため意思の疎通が上手くできないようですので、少しでも治療の役に立てばと思い私の経験を書き込みました。

と言っても専門的な知識についてはすでに視能訓練士の方が書き込みをされているのでそちらの方に譲るとして、私は「治療される側」の経験をお話したいと思います。とりあえず今回は1点だけ。

(あくまでも私の経験談なので、個々のケースで異なると思います。念のため)

私が治療中に辛いと感じたのは、弱視の方の目を使うように左目にシールや眼帯をして保育園に行っているときにかなりいじめられたことです。

20年以上も前のことなので「いじめ」という言葉はありませんでしたが、一緒に通っている園児から「片目のジャック」とかいろいろ言われました。

(この歳の子供は意識しないで言うのでえげつない事も平気で言います)

健康な目をふさいで周囲がよく見えなかったからか、それともいじめのせいか判りませんが段々と自閉症気味になってしまい、そのため両親は私に眼帯をさせるのを諦めてしまったそうです(これは最近になって両親から聞いた話です)。

現在は自宅で治療をされている方も、お子さんが成長して幼稚園や保育園に通うようになるとこのような経験をされるかもしれません。

一緒に通う友達やその親御さん、また幼稚園の先生方に前もって説明したり、又はこのような事に理解のある幼稚園を今から探しておくことも必要かと思います。

(せっかく治る可能性があるのに、こんなことで治療をやめてしまうのは勿体ないですから)

Q.病院によって、診断結果が違うもの?

Q.現在3歳半の娘は2歳の頃から外斜視と診断され、手術を前提に検査を続けて来ました。

ところが、引越した先の病院で「手術は必要ない」と言われた上に治療もしないのに、月1で検査に来るようにとのこと。

娘は両目共、視力が1.0で30プリズムのズレと前の病院で聞いたのですが、今度の病院では視力が右0.6左0.4、11プリズムに19プリズムと検査結果も違います。

今まで手術で治るという期待を持っていたのが、手術は必要ない。治療もない。でも、検査はする。挙句、目はそのまま・・・。

病院によって、診断結果がこんなにも違うものなのでしょうか?



A.うちの子は、内斜視で初め近くの市立の病院に行った所左右の視力が違くopeが出来ないとの事でした、アイパッチが必要と言われました。

しばらくアイパッチをしたけどなかなかopeの話しがなく他にいきました。

2つ目はアイパッチなんて必要ない様子を見ましょうといわれました。
しばらく通いましたがやっぱり何の治療もないままでした。

そこで都内で有名な大学病院に紹介をしていただき2回ほどopeをしました。

かなりの内斜視でしたがよくなりました。

やっぱり医師が斜視専門でなかったりすると様子見るだけみたいです。

斜視のopeは、かなり難しいらしく大学病院の斜視専門の先生に見ていただくのがお勧めです。

Q.手術の時期って・・・

A.うちの子も先天性内斜視で生後6ヶ月から通院し、すぐアイパッチをはじめました。

両目の視力が同じくらい出るまでアイパッチは続けました。

おかげさまで都合の良いほうの目で左右使い分けてバランスよく見ているようです。

アイパッチは弱視をふせぐため、続けてよかったと思っています。

 途中1歳1ヶ月の時に手術をしました。

左右同視力にまでなっていたのか不明ですが(何しろ、1歳児なので視力検査にも限界があるようで、しかし親の目で観察している分には左右のバランスがよくなってきているかなぁという感じでした)見た目にも目の寄りがひどく、ときには黒目が内側に半分ぐらい入ってしまいほぼ白目状態のこともあったのです。

 当時斜視関係の本を読み漁り(ここの掲示板はしりませんでした)新しい本ほど手術の年齢が下がっていて一番早くて1歳でした。

他の大学病院にも見てもらいましたが、今行っている 病院名を告げるとそのまま従ったほうがいいとはっきり言われたので手術を受けました。

 術後の検診で1度の手術ではだめです。いずれまた手術します。

といわれました。その時は、学校いくころかなぁと先のことと思っていたのですがつい先日2度目の手術をしました。(5歳)

 今頃気づいたのですが一度目の手術の後すぐに次の手術のことを言った時点で、手術の結果が思ったより出なかったということなんですよね。

確かに白目にはならなくなった。しかし、ホントはもっとよくなっている予定だったんだと思います。

 あと、術後の目の傷がなかなか消えなかった。(1年くらい白目の切ったところが赤かった)今でも、つかれたり、目をこすったりすると、すぐその部分が赤くなります。

 私が思うに、手術はその子によっては必要かも知れません。しかし、1歳位だと思うような結果を得るのは非常に難しいのではないと。

他の病院にも相談することをおすすめします。

最後は親の判断です。お互いに子供のためにがんばりましょう!

遠視用コンタクトと眼鏡の差

純粋な調節性内斜視でしたら、完全矯正時は内斜視はみられなくなります。

矯正(眼鏡やコンタクト)をはずして、裸眼で見ている時は内斜視が出ますが。

遠視の人の目を完全矯正する時、眼鏡とコンタクトでは完全矯正に必要な度数が違うそうです。

たとえば、眼鏡だと+5.00度で完全矯正できる場合、コンタクトでは+5.25度で完全矯正出来るようになるそうです。

眼鏡よりコンタクトのほうが+0.25度多く(強く)必要になります。

この差は、瞳からレンズまでの距離の差によるものだそうです。

虫眼鏡を使って物を見るとき、目の近くに虫眼鏡をもってきて見るのと、目から離して見るのとでは、拡大のされ方が違いますよね。

それと同じ原理で、瞳にピッタリくっついているコンタクトと、瞳から2㎝位離れている眼鏡とでは同じ度数でも矯正状態に違いが出ます。

もし眼鏡と同じ度数でコンタクトを作って装着してしまうと、目にとっては矯正が足りなく、その分を自力で調節してしまい内斜があらわれます。

こんにちは。26歳の会社員です・・・

こんにちは。26歳の会社員です。
男なのでママではないんですけど許してくださいね。

皆さんの参考になるかは分かりませんが、少しだけお話をさせて下さい。僕は先天的に動眼神経に異常があり、斜視なだけでなくまぶたの筋肉も動かない眼瞼下垂(がんけんかすい)もあわせもっています。生まれた時から眼が開かないと斜視でない方の視力さえ失われてしまうので、おでこの筋肉でまぶたを持ち上げるようにする手術を物心つく前に受けました。この手術でまぶたの上にはっきりと跡が残っています。

まぶたの傷、半開きの目、視線の合わない目。体の中でもっとも目立つところにあるみにくさに、「なんで自分だけ・・・」という思いが頭から離れず、誰よりも心を痛めていた両親をも傷つけてきました。でもテレビっ子、ゲームっ子ではなかったのが良かったのでしょう。

視力は小さい頃は両目とも0.3くらいでしたが、今は幸い1.0にもなりました。

でも逆に斜視の左目も良く見えるので複視がひどくなってしまったんですけれど、これは感謝しなくては罰があたりますね。美しいもの、好きな人をはっきりと見ることができるのですから。

社会人となり仕事に追われるようになったのと、辛さを抑えることができるようになった今では、ひどく落ち込むようなことはなくなりました。でもコンピュータが鉛筆やノートの代わりの文房具となっている仕事柄、目が疲れやすいうえ、気持ちや体の疲れが真っ先に目に出てしまうのです。で仕事から帰ってくると時々ちょっとばかり落ち込むんです。それでなんとなく「斜視」を探してみたのです。

実は春に生まれたばかりの甥っ子も斜視の気配がありとても心配しています。
何だか暗い話でママたちの心配を一層大きくしてしまったらごめんなさい。
でも応援しています。ここではこれ以上書けませんので、このくらいにしておきます。

6歳のときに斜視の手術経験のある者です・・・

6歳のときに斜視の手術経験のある者です。

昨年、網膜剥離になり、やっと自分の眼について勉強をする必要性に目覚めました。

幼い頃から目が悪い事があまりにも普通のことだったので、定期的に病院に通っていれば十分だと思い込み、あまりにもお医者さんまかせで、無知でした。どこの書店にでも置いてあるような、眼に関する本に一度目を通しておけば、予防も、疑問ももてたのにと反省しました。

私は5歳から眼鏡を、それから当時の技術では限界の度数になってしまって小5からコンタクトレンズが必需品です。皆さんの投稿を拝見して、私の両親の苦労を思い改めてありがたく思いました。

ただ、やはり小さな子にとって眼鏡や目が悪いということは、本人にしかわからない苦痛もありますよね。子供って異質なものにはとても残酷なので、理不尽にいじめられたり。眼を酷使することからくる頭痛や疲れも、周囲からは怠けているとしかみられなかったり・・・。

これはもちろん、他の病気すべてにいえることでしょうけれども。

こんなこと、私が言わなくても十分ご承知と思いますが、わかってあげてくださいね。

Q.アイパッチとは?

A.主に片眼弱視の子に使うのですが、斜視の子で、斜視眼の固視がわるい場合に使うことがありまた、先天性内斜視の場合などに、外転が見かけ上悪くなることがあり、その時にアイパッチを使い外転をよくする訓練を行います。

Q.まだ小さくって眼鏡をかけるのをすごく嫌がります。

A.眼鏡をかける前にアトロピンで屈折検査をしたと思いますが、私たちは、お母さんたちに、薬の効果が切れる前にはやく眼鏡を作ってかけてもらうようにしています。

だいたい薬の効果は1~2週間ほどありますので、
その間にかけてもらった方が、抵抗なくかけれるようです。

そのあとどうしてもかけれない場合は、効果の弱いお薬をつけて、調節をとって、眼鏡をかけてみたりします。

眼鏡バンドもありますが、よけい嫌がる子が多いです。

まず根気良くかけてもらうようにします。

その上でどうしようもなく、かけれないときに最後の手段として薬を使うこともあります。

後は、レンズの端にかわいいシール(小さいもの)を貼ると、割合喜んでかけれるようになることがあります。

斜視とは?

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++ 斜視とは? ++
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ふつう、ものを見るときには、右目も左目も両方の目が、見ようとするものの方向に向いています。ところが、片方の目が見ようとするものを見ているにも関わらず、もう片方の目が目標と違う方向を向く場合があります。これを斜視といいます。斜視はこどもの2%くらいにみられる病気です。
 
斜視は目の位置によって、内斜視、外斜視、上斜視、下斜視にわけられます。


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++ どうして斜視になるの? ++
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斜視の原因として、次のようなものがあります。
 
★ 目を動かす筋肉や神経にわずかの異常があると、目の位置がずれ、両目が一緒に正しくものを見ることができず、斜視になります。

★ 遺伝や脳の一部のわずかな異常が原因で、両眼視がうまくできない場合、それぞれの目がばらばらな方向を見るようになり、斜視になります。

★ 目はものを見るときにそのものにピントあわせを行います。近くを見るときに、目は内側によります。遠視では、強くピントあわせを行わないと、はっきりと見えないため、目はかなり内側によってしまい、斜視になる場合があります(内斜視)。

★ 病気やけがで、片方の目の視力が悪くなると、両眼視ができず、視力の悪い目が斜視になる場合があります。大抵の場合、その目は外側を向きます(外斜視)。



※ 両眼視とは、2つの目で見たものを脳で1つにまとめる働きのことです。両眼視ができないと、ものが二重に見えたりするばかりでなく、立体感を感じることもできません。両眼視は生後1年くらいでできるようになり、6歳くらいには完成します。


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++ どうして斜視はどうやって調べるの? ++
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斜視は両目の向きが異なるため、少し気をつけると、家族の方が見ても分かります。斜視は早期に治療しないと、弱視やものが二重に見える複視の原因になりますので、斜視に気がついたら、はやく眼科を受診しましょう。


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++ 斜視はどうやってなおすの? ++
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斜視の原因が遠視の場合には、通常、凸レンズのめがねをかけて、遠視を矯正します。時には調節を改善する目薬を用いることもあります。また、原因が遠視以外の場合には目の筋肉を調節する手術を行うことがあります。
 
手術は通常、点眼麻酔で短時間で終わりますが、乳幼児の場合には、全身麻酔で行います。ただし、手術で目の向きをなおしても、両眼視ができない場合がたまにあり、この場合には両眼視のための訓練を行う必要があります。
 
また、斜視から弱視になっている場合には手術の前や後に弱視の視力増強訓練を行う必要があります。



★あかちゃんは、鼻が低くて、その根元が十分に発達していないために、両方の目の間が広くなっており、白目の内側が見えない場合があります。外見上は内斜視のように見えますが、本当は斜視ではありません。これを偽斜視といいます。偽斜視は鼻の根元が成長するに従って、内斜視のように見えていたものが、正常に見えるようになります。

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++ おまけ ++
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<< 斜 視 >>
 視線は常にずれていて、両眼視はできません。
 特別な場合(調節性内斜視等)を除いて、メガネでは矯正できず、手術による矯正になります。物が二重に見えることもありますし、二重に見えないこともあります。調節性内斜視は遠視の幼児に見られることが多く、メガネで矯正できます。


<< 斜 位 >>
 視線は通常ずれていなくて、両眼視はできますが、 目を休めた状態の時に視線がずれます。(両眼をつぶってから開いた瞬間は視線が目標に集中しない)視線のずれの度合いが強いと、目が疲れやすく、物が二重に見えることもあります。通常はプリズム付きのメガネで矯正できます。「斜位」が「斜視」に移行してしまうこともあります。


 両眼視機能は視力の発達に伴って発育し、3歳でほぼ形ができあがり、6歳でその機能が強固になるといわれています。
 
 すなわち、3歳の時点では異常な機能が育っていても、以後、矯正が可能であるといわれています。
 
 しかし、6歳以降では、以後壊れることもないかわりに、異常な機能を矯正することもできなくなります。
 
 私たちは日常生活において、常に両眼を使って同時に物を見ています。
 
 つまり、片眼で物を見ているときはその眼の調節力や屈折度のみが影響しますが、両眼で物を見ているときは、それぞれの眼のもつ両眼調節力・両眼屈折力に加えて、両眼の共同作用である眼位・輻湊・開散・融像・立体視・深径覚といった高度の感覚機能が微妙に影響してきます。
   
 したがって、メガネを調整する際、両眼視機能検査は非常に重要なことになります
 
 メガネですべての症状が治るわけではありませんが、左右の視力のバランス、視線のバランスが大切です。
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