ブランド論考 エルメネジルド・ゼニア編 | 洒落道

ブランド論考 エルメネジルド・ゼニア編

さてさて・・・ブランドを語る・・・

 

初めての試みですが、やってみましょう!

 

 

 

 

 

(・∀・)b まずは、「エルメネジルド・ゼニア」です。

 

 

 

 

  

エルメネジルド・ゼニア・・・

ブランド国はイタリア。

創業は1910年です。

2002年の売上は6億6000万ユーロ・・・かなりのメーカーですね。


ゼニア ←エルメネジルド・ゼニアのスーツ

 


私は青山の直営店に三度ほどお邪魔したことがありますので、その時の経験を元にお話します。

 

 

まず、アパレルメーカーには、いろいろな出身がありますが、このエルメネジルド・ゼニアは、元々テキスタイルメーカーです。

つまり、テキスタイルメーカーが最初ですから、当然生地の良さは折り紙つきです。

エルメネジルド・ゼニアの生地を使ったスーツは、服の他に、ゼニアの生地のタグが付くくらいです。

 

値段帯は、ラインによって様々ですが、大体スーツで、10万~50万くらいでしょうか?

 


さてと・・・ここまでは、客観的な評価・・・つ~か、事実ですね。

 

 

さて、私の個人的な意見に参りましょうかw


エルメネジルド・ゼニアの特徴は、まず生地の良さにあります。

やはりテキスタイル・メーカー出身だけあって、そのウリに間違いはありません。

 

昔、コナカにスーツを見に行った時の事です。

一着「いいなあ・・・」と思ったスーツがあって、それがエルメネジルド・ゼニアの生地を使ったスーツでした。

まさにオソルベシといったところです。

 


そして・・・

実は私がイタリアブランドのスーツで、最も押すブランドは、このエルメネジルド・ゼニアです。


理由は・・・

 

1:イタリアブランドにしては、「色気」が少ない・・・流行があまりないスーツ。

2:値段が高すぎず、安すぎず、絶妙な値段帯。

3:良い意味で「ソコソコ」である。

4:地味すぎず、派手すぎない。オーソドックスなスーツである。

 

今、新宿伊勢丹で、最も売れているスーツブランドは、このエルメネジルド・ゼニアですが、理由はよ~くわかりますねえ。

 

私は元来、服。。。。とくにスーツを考えた場合、どこに力を入れるべきかと問われた場合、「生地」だと思うんですよ。

洋服代には、実にさまざまな要素があって、近年では「デザイン料」が不当に高いブランドがあるんです。

ゼニアは、生地に力を入れていて、そのあたりが日本人受けしたんでしょうね。

 

 

値段帯も、ちょっとムリすれば買える範囲・・・まさに絶妙です。

 

 

また、ちょっと前までは、映画 「戦場のピアニスト」でアカデミー賞主演男優賞を受賞した、エイドリアン・ブロディが、このブランドのモデルを務めてましたよね?

また、彼が良かったですよねえ・・・

エルメネジルド・ゼニアのイメージと、ピッタリだったんです。

 

 

 

 

 

(・∀・)b 私がイタリアンスーツで、一番オススメなのは、ずばりココです!

 

 

 

 

 

スーツで、このブランドは間違いないよ?度  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆★

値段通りといえば値段どおりだよね度      ☆☆☆☆☆☆☆☆☆★

オーソドックスだね度                ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


エルメネジルド・ゼニア 公式ホームページ http://www.zegna.com/