現美新幹線~車内販売編 | 車内販売でございます。

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車内販売を13年半で10000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 各地の観光列車に乗り鉄しています。

 新潟~越後湯沢を走る「現美新幹線」に乗ってきた。
 現美新幹線とは、秋田新幹線「こまち」の車両を大改造して、各車両を現代美術のアーティストの作品で飾った新幹線である。

 

【1】乗りに行くことに 
   現美新幹線は、大部分の切符は、旅行商品として売られていた。7月から基本は自由席、11号車だけ指定席となった。
 乗りに行く7月3日は、自由席になって初の日曜日、それも「大人の休日倶楽部パス」期間だから、どのくらい混雑するか予想できなかった。そこで、指定席の確保を目指したが、1か月前の11:40には満席となっていた。やむを得ず、一番遅い時間帯で、空いていそうな新潟19:26発「現美新幹線とき458号」に、乗ることにした。
 
 「現美新幹線」の唯一の指定席・11号車を確保。でも実際は作品の前のソファーの多くが空いていたから、ほとんど指定席には行かなかった。

【2】車内販売カウンター
 「現美新幹線」は、11号車から16号車の6両編成だ。その中ほどの13号車に、車内販売をするカフェスペースが設けられている。
 
 4人掛けのソファーで相席は全くと言ってよいほどない空いている状態だった。それでも発車直後は、コーヒー類を求める客が、カウンターには行列を作っていた。遅い時間帯で客が多くないからか、販売員は一人だけだったが、笑顔で応対していた。
 
 カウンターの前には、小さなテーブルがある。4人しか座れないため、大半の人は、他の車両に持って行って飲み物を飲むことになる。

【3】メニュー
カウンターに置かれていたメニューは、こちら。
 
  ホットコーヒー、アイスコーヒーは、共に400円。カフェオレは500円だが、コーヒー類には牛乳を自由に入れることができる。

  
 メニューには、スイーツもある
 
 ミルクや砂糖はセルフサービスとなっている。種類が多く、自由に使えてありがたい。

【4】1回目の利用
私は車内販売マニアだから、車内販売を利用するのが、主な目的だ。行列は好きではないが、カウンターに並んで購入したのがこれ。

 
カフェオレ500円だ。専用の紙コップが、格好良い。砂糖はグラニュー糖の一種らしい。高いだけあって、実に美味い!
 
 同時に、スイーツも買う。お米を原料にした米粉バニラケーキ260円だ。コーヒーと一緒に食べると、特に美味しく感じる。

【5】2回目の利用
 車内の作品を、一通り見て、カメラに収めた。そうして13号車販売カウンターに戻ると、カウンターの行列は無くなっていた。カウンター前の四人用テーブルも、がら空きだった。
 これは良い! もう一回、利用できるぞ。

 
 そんなわけで、購入したのは、飲み物が「三条鍛冶エール」というジンジャエール350円だ。炭酸が心地よい飲み物と言える。
 
 もう一品が、佐渡レモンケーキ280円。見た目も綺麗だが、味はすごく美味い、おススメの一品だ。
 
 2回利用したレシートは、こちら。交通系ICカードを利用した。

【6】グッズの販売も

  新潟県燕市周辺は、スプーンなどの金属洋食器の生産で有名な地域だ。現美新幹線のロゴ入りスプーンフォークセットが2500円、ロゴ入りタンブラーが3500円で販売している。
 ただ、この列車では、鉄道マニア風の乗客は少なく、グッズを買っている光景は見かけなかった。
 もう少し安いクリアファイル、キーホルダー、ボールペンでもあれば、買ったのになあ。

 現美新幹線の車両の外観と車内の作品展示の様子は、次の機会とさせていただきます。