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2009-06-10 23:28:31

『失楽園』 ミルトン著 その8

テーマ:ブログ
本日の進度:下巻 216ページ読破

はい、サボりすぎです。
すみません。
前回どこまで書いたっけ・・・汗

ええっと、
とうとうアダムとイブは禁じられていた木の実を食べてしまいました。

その結果、いままで調和が保たれていた自然は荒れ、
人間は死すべき存在となりました。

・・・興味本位で読んでみたのはいいのですが、
この話、スケールがでかすぎて説明がしづらい汗

そもそも、キリスト教のことを何も知らない人が読んでも
確実にわからないだろうなと思われます。


というわけでそもそもな話をすると、
キリスト教的にはアダム(とイブ)が罪を犯したせいで、
人類はみな罪びととなった、という解釈をしています。
いわゆる「原罪」ですね。
これによって、人には「死」が訪れるようになりました。

アダム一人がやっちまっただけで、
なんで人類もろとも有罪なの!?
という批判はもっともだと思います。
が、そういうもんだ、というのが宗教です。

子々孫々まで受け継がれる罪、
仏教的にいえば「業」というやつなのでしょうか。


ちょっとだけ深入りすると、
実はアダムとイエスは切っても切れない
関係にあります。
というのも、イエスが十字架で死んだのは
人類の「原罪」をチャラにするため
だから(と考えられているから)です。

アダム一人の罪によって「死」が人間に訪れ、
イエス一人の犠牲によって「死」から解放される。
という相対関係があるわけですね。

これ以上深入りすると、
自分よりもっと聖書に詳しい人が出てきそうなので
やめておきます。

とにかく堕落してしまった我らがご先祖様。
この先どうなるのかなぁ
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2009-05-31 11:28:46

『失楽園』  ミルトン著 その7

テーマ:ブログ
本日の進度: 下巻 81ページ読破

最近全然更新してなかったです…さぼってました、すみません汗

さてさて、天上の戦いの様子を語り終えたラファエル。
アダムはさらに天地創造の様子をラファエルに訪ねます。

この天地創造の様子はもちろん、
聖書にのっている内容が下じきになっています。
聖書の記述にけっこう忠実なのか、
ミルトン節?があまり目立たないため、ちょっとつまらないです笑


題材はもちろん聖書の創世記ですが、ミルトンはそこに
ギリシャ古典のエッセンスをふんだんに盛り込んでいます。

どちらかというと固く真面目な感じの聖書の世界に、
恋があり、戦いがありの躍動感あふれるギリシャ古典の世界が混ざり、
物語としての美しさがぐっと引き出されています。


天上の戦い、そして天地創造の物語を語ったラファエルは、天へと帰っていきます。
自分たちの住まいへ戻るアダムとイブ。
そこに忍びよるサタンの影が…
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2009-05-26 08:25:17

『失楽園』 ミルトン著 その6

テーマ:ブログ
本日の進度:上巻読破☆

復讐を誓い、虎視眈々と機会をねらうサタン、
アダムとイブを見守る天使たち。

天使ラファエルは、二人に警告を発しに、
天から使わされます。

そして語られる天上の戦い。
サタン率いる叛逆の天使たち VS ミカエル率いる神の天使たち
壮絶な戦いのすえ、サタンは地獄へと堕とされるのでした・・・


ここにきて、なぜサタンが地獄へと追いやられたのかが
説明されます。

一言で言えば、サタンは「神になろうとした」天使だったわけです。

神に作られた存在にもかかわらず、
自らを神と同等のものと考え、
服従をよしとせず叛逆を起こした天使。

神からすれば「身の程知らずめ!」ということなのでしょうが、
だったらそもそも叛逆しないように作れよ!とも思います。
(同じことがアダムとイブにも言えますね)


この点について、ミルトンは
「自由な意志に基づかない奉仕は意味が無い。
 自由な意志があるからこそ(反抗することができるからこそ)
 奉仕や服従に意味があるのだ」
と説明しています。

なるほどねぇ。

「人間は自由という刑に処せられている」
というのはフランスの哲学者、サルトルの言葉です。
自由な意志があるからこそ、迷い、苦しみ、悩み、
そういったものから逃れられない。
しかし一方で、自分の人生を生きるという
最大の喜びも得ることができる。

禍福は糾える縄のごとし。
人間、一筋縄ではいかないのですね。
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