2005年11月20日 20時36分26秒

結局、イラク戦争はなんだったのかと考えてみる その5

テーマ:イラク戦争はなんだったのか?

最終話「結局みんなグルだった」


どうもこんばんわ。今回、イラク特集は最終回であります。


私はアメリカのイラク侵攻を「祖国を防衛するための」戦争と主張しました。

それだけでは原因ではありえないので、ほかの原因も並べ、それが「複合」したものが戦争の原因と言いました。


結果論ですが、湾岸戦争では50万の兵力で侵攻し、バクダットを陥落できませんでしたが、イラク戦争では13万の兵力でバクダットを陥落させることに成功しました。


なぜ、前回と比べて、小兵力でなぜ今回の侵略が成功したのでしょうか?

それは「RMA」という新発想の軍事技術のおかげなのです。


「RMA」は湾岸戦争のころから、活用され、お茶の間でミサイルでのピンポイント爆撃の映像が流れたのは「RMA」のおかげなのです。


「RMA」とは「軍事における情報革命」という意味だそうです。


わかりやすい言葉でいうと「インターネット通信を最大限に軍事に活用」することを「RMA」と言うのです。


例えば、味方の偵察機が敵の「軍事施設」を写真に撮ったとき、その写真データが即座に本部に送信され、

前線の部隊にその情報が「共有」されます。

もっとミクロな視点でいくと、歩兵が敵を発見したときに、その「視覚と位置情報」が即座に本部に送信され、

前線の部隊に情報を共有することができるのです。

たった一人の兵士の情報が「軍全体の目になり耳になり触覚」となるのです。

RMAを活用すれば歩兵戦車単位から衛星システムまで徹底的に敵国の情報を収集し続けることができるのです。


湾岸戦争開始時、イラクの情報に関する施設。

つまりレーダー基地や通信施設を徹底的に破壊しました。


つまり、「RMA」とは情報を最大限に活用し、敵に情報を与えず、効率よく戦闘を進める技術なのです。

湾岸戦争時、実用化された「RMA」は敵味方の位置だけではなく、味方の弾薬もしくは破損状況、兵士の健康状態、弾薬、燃料の情報まで共有できるのです。


イラク戦争は非常に楽な戦争でした。

湾岸戦争時、イラクの情報は白紙に近い状態でしたが、イラク戦争では査察などでいくらでも軍備の配置が手に取るようにわかるのです。

もちろん戦争開始時に通信施設を徹底的に叩きました。

情報を共有できる軍隊と全く共有できない軍隊では勝負が目に見えています。

現代戦争は国土全体で行われる戦争です。

一部の戦場を把握できても、全体が把握できなければまったく話になりません。

(おれたちは勝ってるのか負けてるのかどうなんだ!!)

より

(君たちは勝利に近づきつつある)といわれたほうが、兵士の士気が違います。

なので、イラク戦争ではイラク兵は降伏したり、逃げたりして、全く勝負になりませんでした。


ほとんど無傷に近い状態でバクダットを占領しました。

しかし、フセイン政権のみなさんもみんな逃げちゃったのです

乾いた反応で非常に困ったのは米政府です。

交渉する相手がいないのです。


そして、市内で油断した米兵士がパタパタと倒れます。

フセイン政府の兵士がゲリラ化し、市街で無差別に抵抗を始めたのです。

どうやら、フセインは湾岸戦争時に計画していたようですが、あえてまともに戦わず、ゲリラとテロでアメリカに反撃しました。(そのために武器弾薬を別に用意していたようです)


セコイ戦略です。(多分勝つ気もないでしょうが)


米政府の誤算はここです。

侵攻までは気分のよいピクニックでした。

しかし、占領するにあたっての対策がお粗末だった所為で、バクダットは「気分の悪い修学旅行」となりました。(おまけに2泊3日と決まっておりません。毎日がbadイベントです。)


まさか、交渉する相手がいないとは!!。

あんぐりしたでしょうね。


交渉相手というか、「子分組織」を作るため、フセイン政権に反発した亡命イラク人達を呼び寄せました。

イヤード・アッラーウィー首相はロンドンに亡命してました)


まさに「棚からボタ餅」です。

これが「イラク統治評議会」です。

イラク統治評議会の上はCPAという組織がありました。

いわゆる占領当局です。

そのボスはポール・ブレマー 保険屋さんです。

保険屋さんが占領当局の局長!。変ですよね。


基本的にCPAは「イラク民主化の教育係」として統治評議会を指導します。

CPAは「法律や憲法」をアメリカの企業に丸投げします。

日本も同じようなことをやっていたそうです。

ここから、利権が発生します。

アメリカ人は不思議な国民だと思えるのは「片方で反戦」を唱えながら「片方で金儲け」を主張するのです。

イラクの警察の指導 建設 公共事業が主にアメリカ企業が受注しているのです。

(アメリカの献金企業リスト順に受注額が決まっています)


しかし、この公共事業のために資金は必須です。

イラク復興資金という資金が73カ国20の国際機関から出資されました。


アメリカ 200億ドル

日本   50億ドル 15億ドルは無償

IMF    42億ドル 

世界銀行 50億ドル

サウジ   10億ドル

クウェート イギリス 5億ドル

スペイン カナダ イラン 3億ドル

EU 2億ユーロ

韓国 2億ドル

中国 2200万ドル


合計 約330億ドルです。

日本がなんで世界銀行と同じ金額なんだ!

中国もっとだせよ コラ!

と思っちゃいますね。


イラク占領後、911テロで結成された「有志連合」が35カ国以上派兵しました。

日本もその一つです。

(ロシア フランス 中国は反対しており、派兵はしておりません)


ここで疑問が起こります。

今回のイラク戦争は曲がりなりにも「勝手」にアメリカが起こした戦争です。

なんでそんなのに世界各国が付きあうんでしょうね?。


私はこう考えます。


1 安全保障

2 イラク利権

3 アメリカに敵意がないことの証明


アメリカは「テロや大量破壊兵器」を保有するテロリストと戦うことを宣言しました。

そして、そのテロリストを支援する国家、組織とも戦うと宣言しました。

世界中を民主化すれば世界が平和になるとも言いました。


単純な理屈だとこれは大変なことです。

「テロリストがいる」=「民主化してない」ことが米国に先制攻撃を行える理由になりうるのです。

どの国が「悪の枢軸」と名指しされるかわかったもんじゃありません。


アメリカを批判するより、自国の安全保障、そして潔白を証明しないといけないのです。

そうするとイラク復興資金が日本が高額なのはよくわかりますよね?

「人道支援」で派兵しても怒られない理由はわかりますよね?


復興支援金はヤクザの「みかじめ料金」なんですよ。

(イランも金だしてますしね。悪の枢軸なのに)


そして、派兵はアメリカに敵意がないという証明なのです。

証明さえしてしまえば、途中で撤退してもかまいません。


そして、どの国もイラクの利権をおこぼれにあずかろうとしているのです。


真実はわかりません。


現実はみんな「グル」になってイラクから富を搾取しようとしているのが見え見えなんです。

「アメリカの企業が受注してるじゃん!」といわれますが、アメリカの企業だけで全部の仕事が回せるわけがないのです。つまり、下請けになればいいのです。


イラク支援資金がポーカーでいう場代です。

その場代をみんな取り合っているのです。

「苦労は他人に果実は自分に」

みんな考えてることは同じなんですよ。


さて、イラク戦争は続いているのでしょうか?

それは難しい問題です。

私は「終結宣言」で終ったと見ています。

現実はイラク政府が樹立され、その政府が運営しているのですから当然です。


イラク戦争は終ってなかったと主張されるとしたら、それは「米軍を追い出した」時ではないでしょうか?。

テロリストはイラクから「米軍」を追い出すことをほんとに目指してるのでしょうか?。

真実はわかりません。


私は「イラク戦争はこうであった」と語ることはできます。

ですが、「イラク戦争」が正しいかどうかはまだまだ時間がかかるでしょう。

100年以内に結論がでたらいいですね。



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コメント

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4 ■無題

「イラク戦争」については、利権だか根拠がないとかいわれているが、個人的にはもっと反米イデオロギーに染まらずに冷静に考えたほうがいいと思っています。あまり物事を単純化させてみるのは危険です。特に国際政治の場合には。見誤った際の結果が甚大な被害につながる可能性があるからです。

個人的に憂慮しているのは、イラクの側の問題がアメリカバッシングで見えなくなっていることです。湾岸戦争休戦協定違反、国連決議違反、査察妨害を繰り返し、独裁政権で人権無視、クルド人の大量殺戮、クウェートの侵略等々数限りない問題を抱えた国を国際社会が放置しておくことは、余計にこのような”ならず者”国家の出現を助長することになりませんか?

また、イラクに利権を持ったフランス、ロシアがこの問題に真剣に取り組もうとせず、さらには拒否権を盾に国連を決裂させこの戦争に導いたという側面を忘れてはいけない。

3 ■無題

湾岸戦争の対応によっては現在の状況は
多少変わってたのかもしれないと疑問に思いました

2 ■わかんね

わからないですな・・・
イラク戦争時、重機のコマツって会社の株価が上昇したらしいけど・・・・

まずその前に自衛隊撤退しないと民間企業行けないと思うよ。

1 ■無題

じゃ。。じゃ。。
日本企業も孫受けかなんかしてるの?

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