まさかの訃報が届く。
和希政幸(吉田信一)先生が咽頭がんで御逝去。
御病気のことはまったく知らなかったし、一報をくださったお弟子さんも知らなかったと言う・・。
先生との出会いは僕のYouTubeチャンネルを通じてだった。動画を観たと言う先生から「是非お会いしたい」とのメッセージをいただき、後日都内某所の居酒屋で初めてお会いした。※それぞれの経緯は文中の過去記事への各リンクに譲る。
その同じ年の夏に、先生がアクション監修を務める映画に、先生からの御推挙で参加させていただき・・
「銃術」と呼ぶに相応しいガンアクションを御指導いただいた。
現時点で未公開及び公開未定
更に秋口には馬術訓練へもお誘いいただき、そこで俳優としてはもちろん、武道家としても敬愛する大先輩と御一緒させていただく幸運もくださった。
その後もちょくちょく話が出ては消えてを繰り返す内に、僕の私生活が破綻寸前な状況に陥り、日々の生活を維持するだけで手一杯となり、先生御自身も新たな道を模索し歩み始められたりと、そんなこんなでまったくの音信不通となっていたこの一年。
「きっと見限られたんだな」と、何の根拠もなく勝手に思っていたその一年で・・。
簡単な近況報告だけでもよかっただろ?
なんでしなかった!?俺の馬鹿野郎!!
・・って、
今更悔やんでも遅すぎるんだよ。バカ。
「“これは”と思う人が居たら渡してください」と、
敬愛する大先輩から先生に贈られた一枚の色紙。
僕と出会う半年前だ・・
これが先生の形見となる日がまさか来ようとは・・・。
我が武藝最後の師匠和希先生。
僕も近々そちらへ参るでしょう。
浮世ならではの柵やすれ違い等々で、
現世では実現出来なかった企みの数々、
来世では是非是非実現させましょう!
そんな願いと寂莫に胸しめらせて、
残り少なかろう余生をそれなりに謳歌、
それなりに生き切り馳せ参じますので、
暫しの今生より御冥福をお祈りしております。
僕を見付けてくれて
ありがとうございましたm(_ _)m
「昭和59(1984)年のJACオーディションで会ってたかも!?」
そんな時を越えた『縁』にふたり大喜びしたっけ・・・グス
またお会いしましょう
押忍!