社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は1日の衆院予算委員会で、自衛隊の憲法上の位置づけについて「(党として合憲か違憲か)結論を出していない」と述べた。質問した自民党の額賀福志郎元財務相は「連立政権で基本的な自衛隊の位置づけがなっていない」と激しく非難した。

 額賀氏は、16年前の自社さ連立政権について、「当時の社会党は自衛隊違憲だったが、村山富市首相(社会党委員長)は合憲だと宗旨変えをして国会運営をスタートさせた」と指摘。

 これに対し、当時さきがけの政調会長だった菅直人副総理・財務相は「村山氏の首相指名の段階では3党合意はなかった。あったというなら示してほしい」と反論。このやりとりにあきれたのか、鳩山由紀夫首相は「自社さ政権の話を今ぶり返しても詮方(せんかた)ない話だ」と語った。

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