御嶽山

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大自然の現象としては、ごく些細な出来事かもしれないが、人間にとっては、大悲劇となってしまった。
自然をコントロールできていると考えてはいけないと、何度も思うのだけれど、私たちはすぐ忘れてしまう。
たくさんの、失われた命と、その方々と親しく暮らしていた人々に、心からのお悔やみを。
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テニス 全米オープン

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錦織選手の活躍にはワクワクさせられた。
テレビなどで、たくさんの懐かしい名前と顔に出会えたのも楽しかった。
最近はテニスのニュースから遠ざかっていたのだが、テレビで、マイケル・チャンとか神和住とか、福井烈とか、沢松奈生子とかの顔を見たことも、久しぶりだった。沢松奈生子は、はじめ沢松和子と勘違いして、その若さにびっくりした。伊達クルム公子が彼女より年上で、今なお現役でいることのすごさを、改めて感じた。
いつものことだけど、メディアの司会者の大騒ぎと、錦織選手が勝つことが間違いないかのような解説には、違和感が付きまとった。
断片的な報道の映像で見ただけだけれど錦織選手のプレイは本当に堂々としていたと思う。だから、彼の健闘は心からたたえたい。そして、それにもまして、決勝の後のコートでのスピーチには感心してしまった。
まず、マリン・チリッチが自分らしいプレーをしたのに、彼自身は自分らしさを出せなかった、とゲームの流れを分析。続いて、チリッチ選手とそのチームを称え、コングラチュレーションという言葉で祝福した。続いて、自分を支えてくれたコーチやチームに感謝をし、その努力に報えなかったことを何度かアイムソーリーという言葉で詫びた。
更に、最後に勝てなかったことはとても残念で悔しいが、とても楽しい2週間だったし最後の試合ができたことは良かったと述べ、大会にかかわった主催者や観客などすべてに感謝の言葉を述べ、来年もこの場所に戻ってきたいと、決意を述べた。
24歳の青年が、全精力を傾けた試合の直後に、しかも敗者として述べる挨拶として、あまりにと行き届いていて、本当に驚いた。

日本人の誇りとして彼を称えるのは結構だが、彼の強さや冷静さはむしろそうした狭い枠組みを自ら打ち破って世界に飛び出していったことから生まれているような気がした。
彼が示した自負と他者への敬意との見事な調和を国民全体のものとできた時に、初めて日本もまた世界に誇れる国になるのではないかと思った。


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