爺婆の勤め

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息子の嫁が一週間以上の出張で、家を空けている。
息子はなんてことはないといったが、少しは手助けになるかと、夫婦で一泊の予定で出かけた。
最初の日は夕方、息子と保育園で待ち合わせ、孫の受け取りの手順を教わった。
私たちが息子や娘を保育園に預けていたころとはずいぶん違って、責任の所在を明らかにし安全を確保するためのシステムが、整備されていた。
翌日の朝、私たち夫婦が孫を保育園に預けた。息子は少しゆったりと出勤できた。
私たちも少し時間ができた。私は、たまたまその近くに住んでいる、大学時代の友人のところを訪問した。妻は、息子の部屋で横になっていた。
まだ孫を迎えに行かない時間に息子から、体調が悪いので早引けをして帰ると電話が入った。
間もなく帰宅した息子は、布団をかぶって横になった。
私たちは、孫を迎えに行った。
予定ではその日の夜に帰るはずだったが、もう一泊することにした。
夕飯を食べさせ風呂に入れ、息子を静かに寝させるため居間に敷いた布団に三人で寝た。
翌朝、少し元気の出た息子の出勤を見送り、孫を保育園に届けて、私たちも帰宅した。
夕方息子から、私と妻の携帯に別々に電話が入った。
だいぶ良くなった。本当に助かった、と繰り返し言っていた。
来週もう一度息子のところに行く。
また出張が重なって、今度は息子も嫁さんも家にいない。一泊二日、孫を見ることになる。
図らずも今週その練習をしたことになった。
この三月に、私は勤めも終わらせ、地域団体の長も降りた。
それでよかったのだと、あらためて思った。




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生活のリズム

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四月から生活のリズムが変わった。

地域団体の世話役も下り、週二回の仕事も完全に退職したので、リズムが変わったというよりは、リズムが作れないまま、ひと月半が過ぎてしまった。

それでも四月の大半は、それまでの仕事の後始末と、新しい環境の整備で、結構心があわただしく、時間を持て余すという感じは全くなかった。
五月に入って、義父の世話と孫の世話で、少し疲れることがあった。
その時は、このためにいろんな仕事から手を引いたのだ、とも改めて思った。

最近になって、暇というよりは、生活の軸がないことに気付いた。
今まではずっと、環境が作り出した規範に自分をすり合わせて、自分の生活のリズムを刻んでいた。
今や、不規則に飛び込んでくる用事が予測される一方で、しなければならない日々の仕事はなくなってしまった。

そうした生活のあり方に慣れながら、自分らしい生活のリズムをどう作り出すのがいいのか、少し迷っている。

今日、図書館まで自転車で行って、帰りに二人の顔見知りと連続して立ち話をした。
二人とも、私が本当に暇になったのですねという顔をした。

さて。

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