テレビドラマを面白がり始めて数年。

今春は、はまるというか、そういう楽しみ方をし始めたドラマにいくつかあたった。

一つは『最高の離婚』。
夫婦関係の今風なこじれもそれなりにうまく書けているが、役者がみんな面白い。
尾野真千子はやっぱりいい。そして、真木よう子は尾野真千子のそばに置くとその持ち味が引き立つ感じ。
瑛太と綾野剛も面白い。

もう一つは『まほろ駅前番外地』。
こちらは原作と映画を楽しんだ後だったが、相変わらず話が面白い。脚本も面白い。
特に主演の男二人、瑛太と松田龍平の人を食ったせりふと動作が何ともいえない。
こうしてみると瑛太って、ほんとに魅力的な役者だなと思う。

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訃報

いつもやり取りしている年賀状が来ないなと思っていたら、奥さんから古い友人の訃報が届いた。

昨年の十一月に亡くなっていた。
はがきに電話番号も印刷してあったので、受け取ったばかりの今夜電話をした。
身内だけで小さく弔いましたので、お知らせもせずにと謝られた。
亡くなったときの様子を聞いた。
あちこちの臓器の働きが悪くなり、最後は、いくら輸血をしても体のどこかで血漏れて流れて、助からなかったという。
まだ50になったばかりだった。

昨年の年賀状には、久しぶりに会って話したいと書いてあった。
彼が高校時代に作った映画は、文化祭で近隣の女子高の生徒が押しかけて泣いたという伝説が残った。
30代に入ったころからずっと透析をしていて、だんだん弱ってきているのかもしれないとは思っていたが、まだまだ先までつき合えると信じていた。

初めて、彼の奥さんと電話で話をした。
彼女は、彼からよく私の話は聞いていたといってくれた。
彼が何十年も前にくれた、あなたの訳した小説を、昨秋に読み始めたばかりです、と私が言った。

お互いにありがとうございますとお礼を言い、私は彼の冥福を祈る言葉を述べて電話を切った。
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謹賀新年

テーマ:
新しい歳を迎えて、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
時代の閉塞感が頂点に達したような去年でしたが、今年は、少しは先が見えてほしいと思っています。

我が家は、嵐のような年末年始でした。
婿殿と娘と孫が29日から来ました。娘のおなかが大きいので、私が車で迎えに行きました。
息子と嫁さんと孫が元旦に一泊で、レンタカーを運転してやってきました。
二家族とも、昨日帰って行きました。

外では嵐のような西風が吹き荒れていましたが、昨夜の我が家は、平和で静謐に満ちていました。
大晦日まで続いていた私の地域の仕事は、明日から、二つある年度初めの行事の準備に走り出します。

同い年、一歳の孫二人をみていて思いました。
息子や娘のその伴侶たちの、気の遠くなるような子育ての大変さは、当分続くのですね。
私たちにもう一度やってみろといわれたら、丁重に辞退したいものです。
でも、二人の笑顔も泣き声も、限りなく懐かしくて、しかも未来に向かって大きく開けている気がしました。

妻は暮れからずっと働きづめで、いい加減疲れています。
それでも一仕事やり遂げたような満足感を持っているようです。

私もなんだか体の芯がだるいのですが、今日一日休んだら明日から元気を出して動き出します。

今年が皆様にとって良い年でありますように。




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