なおす

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ある方の文章を読んでいたら、『ハテサテそういえばあれはどこに直し込んでしまったか。』という一節に出会った。


一瞬、あれっ誤植かなと思い 、続いて心のずっと奥のほうから、すごく懐かしい気持ちが湧いてきた。


子どものころ、祖母や母が『出したら使こたあとはちゃんと直しとかなあかんやんか』とよく、ほったらかしやの私を叱ったものだ。

小学校四年で関西を離れてから、この用語法とは縁が切れていた。


今でも西日本の人々は「仕舞う」ことを「直す」と言っているのだと知って、なんだか血が騒いだ。


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町の図書館

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町の図書館に行って『ナラタージュ』島本理生を借りてきました。

まだ読み始めたばかりですが、なかなか読みやすくて、さわやかです。

もう一冊『魂萌え!』も借りようとしたら、これは貸し出し中でした。

この町の図書館の蔵書と目当ての本の利用状況はインターネットで調べられるので便利です。

『魂萌え!』は先日調べたら貸し出し中になっていて、昨朝調べたら利用可能になっていたので出かけました。

朝のうちに貸し出されたそうでした。

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暗闇

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用足しに出て帰宅し、車中のラジオで落語家が真っ暗な闇のある田舎にいった話しをしているのを聞いていたので、車を降りながら不意に「暗闇」を思い出した。

この間の旅行で、大きな仏様のあるお寺に行ったとき、その台座の下に『地獄極楽めぐり』という通路が作ってあって、ほんの数分で通り抜けられる短いトンネルなのだが、文字通り鼻を抓まれても分からないような闇が少しの間続くのだ。
入り口にあった注意にしたがって、手すりを放さずにそっと進めばじきに明るいところに出られるのだけれど、あれほどの完全な闇を経験したのは久しぶりで、なんだか鳥肌がたった。

すぐに出られると信じて歩いたのだけれど、あの闇が切れ間なく続くとしたら私はどのくらいの時間なら堪えられるのだろうと思った。

人生にもそんな時間があったら、私はどうするのだろうか。

多分そんな闇の中を歩いている人もいるに違いない。
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喫茶店でママと妻と私とが会話をしていた時に、私が妻を謗(そしっ)たと言うことだった。その翌日一人で行ってママにたしなめられ、どこにそんな場面があったかなと納得いかないまま妻に話した。

妻は、私が年中そうするので、どの話か分からないと言った。

翌日改めてママにどの場面かを話されて、なるほどそうかと私も納得し反省した。

そのことを改めて妻に話したら、妻がママのことを気に入って、一人でその喫茶店に行ってママと話したりした。


その後二日ほどして私が一人で喫茶店に行ったら、彼女の友人のダンナさんの不倫話が出た。

男は本当にしょうがないという話になり、既婚男女の付き合いのどこからが浮気かという話になった。


ママの見たテレビ番組によると、女性の意見では、旦那や彼氏が相手の女性とキスをしたら浮気、男性の意見では男性が相手の女性と性的関係を持ったら浮気とするのが最大多数だったそうだ。

あるいは、自分の彼氏や旦那が性を商品としている風俗の女性などと金銭を払って性的関係を結ぶことと、そうではない女性と性的関係を結ばず親密な精神的交流をすることとどちらを容認するかという話にもなった。

ママは、彼氏や旦那がどのような相手であれ性的関係を結ぶのはいやだと思うといったが、テレビでは女性の意見が割れ、一方男性は、性風俗を職業としている女性との関係に対しては、容認的であったそうだ。


私は、ペルーのガルシア大統領(57)が23日、自身に隠し子がいることを認める異例のテレビ演説に臨んだというニュースを紹介した。

本心がどうかは別にして、大統領夫人はそのテレビ演説の席に立会い、大統領は、妻は私を許してくれた、と言った。


私はこれが逆だったらどうだろうかとママにたずねた。

大統領が、一時期夫婦別居している期間に別の女性と親しくなり子どもをもうけたように、夫人がその期間に別の男性と親しくなり子どもをもうけていたら、こんな風に関係の修復という演出は可能だったのだろうか。


ママが見たテレビ番組でも、問題は一貫して男性の浮気の話だったそうで、女性の浮気という場合はどこで線を引くのかとか女性が男性の性に対して金銭を払う話は出なかったと言う。


テレビ番組の話を聞いてあれこれのアンケートのデータより私が強く興味を感じたのは、そのことだった。

Mr.&Mrs. スミス

『Mr.&Mrs. スミス』をレンタルDVDで観た。肩のこらない娯楽映画を観たくて借りたのだ。


後半は激しい殺し合いの場面が見せ場で、予想どおりという感じだったが、お互いに相手の正体を知らない殺し屋が結婚生活を送るという前半部分はちょっと面白かった。

自分の一番重大な部分は相手に隠しておきながら、自分は相手を愛しているからそれで関係は成立していると考え、相手の愛を感じることが出来ているからには、相手は自分には何も隠していないと信じる。

案外そちこちの夫婦生活で見られるような、お互いの錯誤と、自分に都合のいい思い込みで成立している夫婦関係が戯画化されて描かれているような気がした。


それにしても、後半のすさまじい殺戮場面の連続はどうだ、とも思った。残虐に見えずゲームのように感じさせる場面構成になっているのだが、どう描いても問答無用の殺し合いは、PTA的発言をするつもりはないがやはり空恐ろしい。


そう思っていたら、宅配購読しているローカル新聞に今朝、雑誌か何かの引用記事が出ていた。

記事の真偽はまだ確認していないが、それによればアメリカでは、最近正当防衛の範囲を拡大する州法が各州で制定されているという。

相手の武器の所持や攻撃の意志を確認することなく、自分が怖いと感じたら、例えば敷地内などに入ってきたものを撃ち殺しても無罪になるのだそうだ。その背景にはアメリカライフル協会の圧力があると記事は結んであった。

アメリカ国内のことはアメリカ人に任せておけばいい話だが、そのような論理を国際社会に持ち出されてきたら、他人事ではなくなる。


夫婦生活についての感想を書くつもりが変なほうに話が行ってしまった。



お玉ばあさん

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水曜日に子猫 を動物病院に連れて行った。受付で名前を聞かれたので「シロ」と答えた。

この動物病院では、いま飼っている三毛の雌猫を連れて行ったときも名前を訊ねられた。その時は何の準備もなかったので

思わず「タマ」と答えてしまった。それ以来予防注射の時期などには「壬生タマ様」で案内状が来る。

妻は「タマなんていやだ」というし、私も思いつきで言っただけなのでしっくりこず、誰も彼女をタマなどと呼ばない。

私は彼女を指して言う時は「ネコ」といい、呼ぶときはおいでおいでと呼ぶ。妻は「ニャンピー」とか適当に呼んでいる。

子猫もウチで面倒を見ようということになって、去勢手術をするための予診をしてもらいにいったのだが、二匹の飼い猫となると、どうしても名前が必要になる。

それで全身真っ白の子猫は「シロ」となった。

雌ネコは「タマ」という名前があるので「タマ」と呼べばいいのだが、相変わらずしっくりこない。そこでもう年寄りだということで(本当は3歳か4歳)「お玉ばあさん」と呼ぶことにした。

口にしてみるとなんだか雌ネコのおっとりした動きにうまく合っている。

ネコ自身には全く関係ないことだが、彼女は「お玉ばあさん」になった。


家族

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今、妻はテレビドラマ「家族」を観ています。

昨年の今頃、妻と二人で「熟年離婚」を毎回観たのを思い出します。

「家族」はなんだかあまり見たくなくて、初回である前回は後半の半分くらい見たのですが、今日は居間から出て書斎にこもりました。

妻は「一緒に見ようよ」と呼びましたが、私は、「最後のほうだけ見るよ」と答えました。

子どもがドラマの中心に座るとちょっと切なくて見ていられなくなるのです。


明日の「魂萌え!」は、妻と一緒に見るつもりです。



むこうからこちらを見る

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ブラウザの『おきにいり』から、すっかりご無沙汰していたブログにお邪魔した。

少し記事を拝見してから、そのページのリンクを辿って、見覚えのある別のブログに渡ってみた。ここもしばらくお尋ねしていなかったせいで、また少し様子が変わっていた。

そのブログのリンク一覧に、私のブログのタイトルが載っていた。

私は、いつもと違う道から帰るようにして、私のブログに帰ってきた。

なんだか、今朝見たばかりの自分のページが、他人のものの様に見えた。

思いついて…一人旅のこと

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一人旅の最終日に、突然思いついて「廃市」に描かれた水の町に行きました。時間がなくて、駅からタクシーでこの町出身の詩人の記念館を訊ねその隣の、カレの出身小学校あたりを少し歩きました。写真はその脇を流れていた水路です。子どもたちがダンスの練習をしているらしく、詩人の作詞による童謡『まちぼうけ』の歌がテープで繰り返し流れていました。

掘割

時間が止まったようなひと時を過ごしてから、名物のうなぎを食べてまたタクシーを呼んでもらって駅に帰りました。

あわただしかったけど行ってよかったと思いました。

うなぎ

仕事から帰って玄関に入ると上がりかまちに個人情報を隠すシールをはがしたはがきが置いてあった。

通知書

居間にいた妻に「親展」の郵便物を見るのはたとえ夫婦でもルール違反だ、といったら「ああ、私宛と間違えちゃって。だけど貴方あれは大変よ、しっかり注意してね。だけど何で**県のセンターから通知が来るの?」と訊ねてきた。

こないだの旅行でちょっと町を見学するのにカブを借りたんだけど一時停止違反で切符を切られちゃって…と答えた。

しっかりしてね、で話は終わった。

私は何で点数がなくなったのか考えた。

10ヶ月くらい前にシートベルト不着用で切符を切られて、半年前に進入禁止の場所から入って切符を切られて、今回は旅の1日目に最初の目的地のターミナル駅前のロータリーで、一時停止違反で白バイに捕まったのだった。カブではなくてマジェスティーだったけど、これは妻を心配させないため。バイクを借りるなんて一言も言っていなかったのでばれてしまいましたが、そのことには思ったほど関心を見せなかった。

白バイのポリスは私が場所を訊いたラーメン屋ではなくて、小倉が本店のお勧めのラーメン屋を教えるといって、切符を切り終わると私を先導してくれた。

パトカーの先導で10分ほど走った。6000円の罰金は痛かったけど、旅の思いでは出来た。通行人やすれ違う車のドライバーの視線がちょっと快感だった。


ラーメンは美味しかった。

でも、あんたに感謝する気にはなれないよ、お巡りさん。


久留米ラーメン