SWL leather&silver's BLOG

ウォレット(財布)、マネークリップ、キーケース、名刺入れ、ベルト、メディスンバッグなど、つくり手の魂を宿すレザーアイテム(革製品)を妥協なきハンドメイドでつくり届けるレザーブランドSWL、クラフトマン田島隆治とスタッフYOMEがお届けするブログです。

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こんばんは。

SWL(エスダブルエル)leather & silver

クラフトマンの田島隆治(たしまりゅうじ)です。


先日、改良型を発表したトートバッグについて、

その誕生秘話を改めて語らせていただければと思います。


まずお伝えしておきたい、このトートバッグの最重要ポイントは、

長年に渡る試行錯誤により辿り着いた、2種類の革の組み合わせ です。

なぜそういったつくりに辿り着いたのには、

話せばちょっと長くなる、こんな経緯があるんです。



私がレザーによるものづくりを本格的に始めてから約12年、

これまで様々なバッグをつくってきて、自分でも使ってきました。

今回、SWLの定番となるバッグをつくる上ですごく考えたのが、

バッグの形や容量の好みって、人によって異なるということ。

例えば財布などに比べて、形や容量に対する好みの振り幅がものすごく広いんですよね。

だったらもう「自分が使いたい、持ちたいと思うバッグをつくろう」

と思うようになりました。


そして、これまでいろんなタイプのバッグを使ってきた中で、使い勝手も見た目に関しても、

やっぱりこれが一番好きだなと思えるのが、トートバッグだったのです。

こちらは10年以上前につくり、使い続けてきたトートバッグ。
(持ち手と底は改良してます。)



革は、通常使っているSベンズレザーのように、比較的「固めの革」ではなく、

体に当たる感触を優先して、比較的「柔らかめの革」を使ってつくりました。

そんな「柔らかめの革」のみでつくったバッグを長年使うと、

底の革がダルンと垂れてきてフォルムが崩れてきたんですよね、、


その点を改良したくて、

厚みと強度のある Sベンズレザーで底をつくる 試行錯誤を重ねてきました。

またそれに合わせて、持ち手もSベンズレザーに変え、全体的に強度が増しながら

フォルムが崩れないようにするための2種類の革の組み合わせ が誕生したんです。



こちらが今回のトートバッグに使った Sベンズレザーの底と持ち手 です。



こうして、「Sベンズレザー」で底と持ち手をつくることは決まっていたのですが、

ボディ(本体)にどんな革を使うか、ずいぶん探してきました。

持った時に体にあたる部分なので柔らかさがほしい、

かつ「Sベンズレザー」の高級感にふさわしい風格を持った革がいい。

そんな中で出会ったのが「エルバマット」という革でした。

柔らかい革でありながら、十分な厚みとコシもあり、手触りがすごくいい。

そして何より、オイルをたっぷりと含んだ表情がとても気に入って、

SWLBAGにふさわしい革はこれだ!と思いました。



さらに革屋さんで「エルバマット」の使用後のサンプルを見せてもらい、

これは使っていったら絶対カッコよくなるな!という確信もあって、

バッグに使うことを決めたんですよね。

そこからは、バッグのフォルムやつくりの最終調整。



バッグには様々なつくりや、ディティールがありますが、

私はできるだけシンプルなつくりのものを持ちたかった。


例えばバッグの口にジッパーを付けると、便利ではあるのですが、必ず縫い目が出る。

私としては、バッグの口の部分はどうしてもスパンと切りっぱなしにしたかったんですよね。

その方が使い込んだ時の表情が、俄然かっこよくなるんですよね。^^

そして持ち手や底のSベンズレザーも一枚革を使い、マチもできるだけシンプルなつくりに。

目指したのは、

今までありそうでなかった、SWLならではの「シンプルで無骨なレザーバッグ」



そして強度と見た目の雰囲気を重視して、全てを「手縫い」で仕立てています。

底も、ハンドルの根元も、マチの上部も、縫い目の見えない本体も、全て手縫いです。

かなり特殊な縫い方をしているところもあるため(肩や腰がツリそうになります^^;)、

とても時間がかかりますが、そこは徹底したかったんです。





すごくシンプルなつくりのバッグですが、随所に私のこだわりを詰め込みました。

構想12年と言えば大げさですが、今の自分だからこそ辿り着けたと思えるSWLBAG。

ぜひ手にとって、触って、肩からかけてみていただきたいです。



詳細はこちらからご覧いただければと思います。

▶︎▶︎▶︎ SWLBAG

10月のSWL個展でも展示いたします。

この機会にぜひ手にとってみてくださいね★



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

::::::::::: ▼お知らせ▼ :::::::::::


ホームページでもお知らせしている通り、

只今、オーダーメイドのアイテムのご注文が混み合っており、

すでに11月までの製作予定が埋まっています。

現在ご注文いただいたアイテムについては、納期が12月以降となります。

クリスマスプレゼントや、年初めから使い始めたいアイテム、成人祝いなどで

オーダーメイドのご注文をお考えの方は、

できるだけ早めにご相談いただいた方が良い状況です。

徹底した丁寧な手仕事にこだわるSWLでは、一点一点の製作に時間と手間をかけています。

お待たせするのは心苦しくもありますが、その分良い仕事をお届けしたいと思いますので、

どうぞよろしくお願いいたします。




クラフトマン田島隆治の妥協なき手仕事による 
魂を宿すレザーワークス SWL leather&silver

■ official website ▶︎▶︎▶︎ http://www.swl-web.com

■ 些細なご質問だけでもお気軽にどうぞ お問合せはこちら

■ フォローお待ちしています!
   



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こんばんは。

SWL(エスダブルエル)leather & silver

スタッフのYOMEです。


昨日、製作風景をご紹介したオーダーバッグ。



オーダーしてくださったのは、三重県のD様。

SWLBAGの発表会を兼ねて7月に開催した「OPEN工房」の時に、

ご夫婦で工房を訪ねてくださいました。


そこでD様から、

「形と大きさが、とても気に入ってるナイロン製のバッグがありまして、

同じような革のバッグが欲しくて探しているのですが、なかなか無くて、、」


というお話を聞き、

「ではそのバッグを、SWLなりに革でおつくりましょう!」と、

新たなオーダーバッグの打ち合わせが始まりました。


それから図面を起こし、メールでやり取りを重ねながら、

先日ようやくそのバッグが完成したので、ご紹介させていただきます。


写真の左が、D様のお気に入りのナイロン製のバッグ。

そして右が、今回おつくりしたオーダーバッグです。




「このくらいの容量がちょうどいい」とか、「バッグはこうやって持ちたい」とか、

好みは人それぞれありますよね。

今回おつくりしたバッグは、このようなサイズ感です。



確かに、このくらいのバッグを一つ持ってると良さそうですね♪


バッグのつくりは、SWLBAGと同じです。

本体の革がエルバマット、持ち手と底の革は手染めのSベンズレザーを使っています。

強度が増しながら、フォルムが崩れないようにするためにたどり着いた

2種類の革の組み合わせ です。



革がダルンと垂れてきてフォルムが崩れてくる事がないよう、

強度を持ったSベンズレザーの底。



Sベンズレザーの持ち手。



D様のご要望で、口はパチンとジャンパーホックで留める仕様。

シルバーコンチョをあしらって、黒いシンプルなボディのアクセントに。




コンパクトなバッグですが、

最高のレザーを使用し、時間と手間を惜しまないつくり込みにより、

高級感と重厚感のあるバッグに仕上がりました。

受け取ってくださったD様からは、こんなご感想をいただきました。

「ビジネスバッグにも合う落ち着いたデザインで、

これから毎日愛用させていただこうと思っています。

経年変化も楽しみなバッグですね。」




D様ありがとうございました!

このご感想と一緒に、また新たなフルオーダーアイテムのご相談もいただき、

またどのようなアイテムを生み出すことができるのか、私自身も楽しみにしています♪


このようにSWLでは、定番以外のアイテムもおつくりしていますので、

「こんなアイテムはできる?」「いくらぐらいになる?」など、

気軽にご相談いただければと思います。



▶︎▶︎▶︎ このオーダーの元となった SWLBAGについて、詳しくはこちら

トートバッグもショルダーバッグも、東京個展で展示いたします!

ぜひこの機会に手にとって、背負って、試してみてくださいね♪



最後までお読みいただき、ありがとうございました。


SWL exhibition in TOKYO

2016.10.14Fri - 10.16Sun

10:00-19:00

@ギャラリー イロ
(吉祥寺駅から徒歩7分)

▼▼▼ 詳細はバナーをクリック ▼▼▼


SWL leather&silver
Ryuji Tashima leather works


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こんばんは。

SWL(エスダブルエル)leather & silver

スタッフのYOMEです。



先日、進化した改良型を発表したSWLBAG。

そのSWLBAG、トートバッグもショルダーバッグも 総手縫い で仕立てています。

でも例えばこのロングウォレットなど他の定番アイテムとは違って、



あまり縫い目が見えていませんよね?

トートバッグは、持ち手の付け根と、

口の両サイドについている留め革だけしか、縫い目は見えていません。



ショルダーバッグは折り返したところだけしか、縫い目は見えていません。

(どちらも写真では分かりませんが、底の部分は縫い目が見えています。)



このバッグ、袋になっている本体部分は、

裏返しの状態で手縫いで縫合した後に、ぐるっとひっくり返しているんです。



縫って▲ ひっくり返す▼



お分かりいただけますでしょうか?

こうする事で、表には縫い目が出ない仕上がりになります。


表には縫い目が出ませんが、手縫いにこだわるのは、

長年使っても簡単には糸がほつれない丈夫さ、そして、

たとえ縫い糸が切れても縫い直しができるから。

また、今までいろんなタイプのバッグをつくってきたクラフトマンですが、

ビジュアル的にも最も気に入っているのが、この「つくり」だそうです。

シンプルで、革の質感も活きる「つくり」ですよね。^^


ちなみに、このひっくり返す作業、

薄手の布などなら簡単なんですが、ある程度厚みもコシもある革ですので、

かなり力とコツを要する作業だそうです。

クラフトマンは、んんん〜と顔を赤くしながらいつもひっくり返しています。笑


こちらも、バッグを塗っているところです。



あれっ!なんか小さい!!??

って思われました?

そうです、こちらはSWLトートバッグと同じつくりではありますが、

特注サイズでおつくりした、オーダーメイドのバッグなんです。

どんなバッグに仕上がったかは、明日のブログでご紹介しますね。

お楽しみに!!


▶︎▶︎▶︎ 本日ご紹介したSWLBAGについて、詳しくはこちら

トートバッグもショルダーバッグも、東京個展で展示いたします!

ぜひこの機会に手にとって、背負って、試してみてくださいね♪



最後までお読みいただき、ありがとうございました。


SWL exhibition in TOKYO

2016.10.14Fri - 10.16Sun

10:00-19:00

@ギャラリー イロ
(吉祥寺駅から徒歩7分)

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